ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

クリムゾングローリー 「クリムゾングローリー」

2017年01月12日 | 音楽
ギリシャ神話を題材とした仮面バンドクリムゾングローリーの
デビューアルバムです。
私はもうテープ聴きすぎて、音質が極端に悪くなっていたので
コレも池袋のディスクユニオンにて700円位で見つけてしまい悩みましたが
日本版廃盤という事だし、購入してしまいました。
(この日、幾らお金飛んだだろ?4000円近く・・)
(年越しのお金が2000円という情けない現実・・・)
このCDはロードランナーからのリリースでした。(大元は違うけど)

伝統的なハードロック/ヘビーメタルバンドなのに
中には、この仮面を「イロモノ」と捉えたり
何でもフォロワーにしてしまった当時のボーカルスタイル
ミッドナイトのテクニシャンで更に高域な歌声が
ジェフテイトと被るとか(リジーボーデンまでジェフテイトフォロワー扱い)
そして似たようなプログレッシブ展開を持ったジェフテイトが在籍していた
クイーンズライチが居たり(バンド自体もフォロワー扱い?)
何か、そんなネガティブな扱いを受けていた感じがしないでもない。。。。

が、実際は全然違う。
物凄く個性的なコブシを回す歌い方だったり
超音波ハイトーンだったり、凄く綺麗なツインリードギターだったり
練りに練りこまれた、とにかくブルーかつ美しい世界観のアルバムです。

Crimson Glory - Mayday (Studio Version)


2ndアルバムの「トランスセンデンス」は本当に素晴らしい
「名作」と呼んでも良い作品だと思います。
がっ!!!
とにかく売れなかったそうです・・・(大泣)

この後、またメンバーチェンジが起こり、
しかも時代の流れでレーベルから強要されたのでしょうかな?
素顔になりZEPをより近代的ワイルドにしたような・・・
何ともフックが無いような、何ともつまらない作品になってしまいました。

一番良い時期にHIT出来ず、しかも近い音楽性を持っている
クイーンズライチが大成功し、彼等が居た事も関係あるでしょうか?
何となくB・C級扱いのバンドとなってしまった感が有ります。
ホント、勿体無い。素晴らしいバンドだったのに。

後再結成したのか、色んな中域&ハイトーン系ボーカルが出入りしていましたが
オリジナルメンバーのボーカリスト、ミッドナイトが若くして亡くなってしまい
残念でした。
そして当時ボーカルを務めていたトッドは皮肉にも
クイーンズライチに引き抜かれてしまうのでした・・・・。
(ラウドパークで見たクイーンズライチで歌うトッドはジェフテイトを
遥かに凌駕するような素晴らしいパフォーマンスでした。)

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