ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

男おいどん

2009年01月23日 | ひとりごと
松本零士作のこの「男おいどん」

ハーロックとかより、もっと古いですよねぇ。
講談社(多分マガジン)でやっていたこの4畳半フォークがピッタリの
時代の漫画。舞台はS.45(70年)の東京都文京区。
風呂に行けず、流しで体を洗う、
ラーメンライス命、サルマタを履いて、インキンが酷いので
「サルマタケ」なるきのこが下宿に出来上がり、それを食糧にする。
喧嘩を吹っかけ、ボコボコにされる。
バイトの面接をよく寝過ごす。

何やっても不器用、惨め、寝坊助、典型的ダメ男のこのおいどん、

でも、芯に「九州男児魂」を持っている。
情に深い男。大山昇太。

作者、松本零士の回想録とも言われますね。

父がリアルタイムで1巻を買っていて、
小学生の頃にハマりました。
しかし、その頃の古本屋を探しても、何処にもこの
「男おいどん」は無い・・・。

9年位前に渋谷の「まんだらけ」で後半の巻を見つけたと思います。
最後の2巻位。

で、買って読んでみると・・・・
相変わらず・・・・1巻からのダメ男、おいどん節を続けていたのですね。

しかし、昭和の味です。
人間くささ、そして、情の深さがとても懐かしいこの時代のお話ですね。
小学生の時、何度も心に染みました・・・・。
(しかし・・・ヒトゴトに思えない今

下宿館のバーさん、ラーメン屋のオヤジ、トリさん・・・。
もう、15年、早く産まれていたらなぁ・・
なんて思ったりしていました。

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6 コメント

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懐かしい! (JAKE(じゃけ))
2009-01-23 00:32:55
リアルタイムで読んでいたので
妙に懐かしいです!

好物はラーメンライスでしたね。
私、いまだにラーメンライス好きです!

さすがにインキンにはなったことはありませんが・・。
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JAKEさん (太郎)
2009-01-23 01:50:38
この漫画、「あしたのジョー」と一緒に
連載されてたのですかな?

当時、立ち読みで「ジョー」だけ読んでいた父は
記憶が無いそうです。

そうですよね、ラーメンライスです!
子供の食欲をそそりました。

そして、微妙に「サルマタケ」の培養方法が
知りたかったです(笑)
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懐かしいですね (blues boy)
2009-01-23 10:58:58
買って読んだことないですが
喫茶店でよく読みました。
サルマタケ・・・・
当時、巷では健康に良いと「紅茶キノコ」が
話題だったような気がします。
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blues boyさん (太郎)
2009-01-23 22:16:44
喫茶店ですか。
おいどんが、喫茶店よりラーメンライス選んでいましたね。
当時、流行の最先端の喫茶店、おいどんが
余裕ある時のラーメン屋→喫茶店が
デートのフルコースで振られていましたね。

子供の頃「紅茶キノコ」と「梅毒」の区別が付いていませんでした(大汗)
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私も (GRECOおやじ)
2009-01-25 20:43:58
リアルタイムで読んでたはずです。

その頃はラーメンライスという食べ方をしたことがなかったので、なんとも素晴らしい響きに聞こえました。この漫画でラーメンライスという言葉が定着したのだと思います。
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GRECOおやじさん (太郎)
2009-01-25 22:44:23
やはり隊長殿もリアルタイムですよねぇ。

この漫画でラーメンライスが定着したのですか。

大人になって、残りのスープにご飯を入れるモノと
初めてしったのですよ。
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