07年に1夜限りの再結成をされたレッドツェッペリンのライブ。
1千万円位のチケット値が付いたこのライブ・・・
18000席に2000万人の応募者という凄い倍率。
私の以前の主治医の患者さんがヨロヨロの鬱病患者でも資産はあるようで
このライブチケット争奪戦に勝利し、遺書を書いてまで渡英したという
それだけのレアなプレミアチケット。
(しかも抽選で、ペアで1800万円とも)
それのフィルムコンサートがたった1日、たった1回
10/17、18の夜だけ全国で同時上映されるというこれまた
映画館の席も争奪戦。
丁度、海外に行っていたのと、その翌週にはまた兵庫但馬に向かわないといけない
そんな事情でチケットを取れなかったのですが
兵庫行きが1週延びたので、慌てて席とりました。
殆ど前の席しか空いていなくて、首が痛いので
1席だけ空いていた一番後ろの席を取りました。
以前観たのはライブエイドではなくて、
アトランティックレコードの記念祭ライブ。
初めて映像で観たZEPは酷かった。
(本人達も認めていた)
ドラムのジョンボーナムの息子、ジェイソンボーナムだけ
輝いていましたな
そして上映された「セレブレーションデイ」と題された
フィルムコンサートは1stの1曲目「グッドタイムバッドタイム」からスタート。
keyはロバートプラントの声が現役時代からもうハイノートが出なくなっていたので
1音は下げてのチューニングですね。
その分、ロバートプラントには無理は無く、
無理なフェイクは気にならなくなりました。
ジミーペイジは多分、自分のシグネーチャーモデル
(レスポールスタンダートやカスタム)
そしてフルアコ(バードランド?)とギブソンギターをメインに使い
マーシャル、オレンジ、後もう一つ判らないアンプ
(PARKのロゴにちと似てた。勿論PARKでは無いですが)
それらがセットされ、速弾きではあの鬼のフルピッキング。
トーンはトレブリーだけど膨らみがあるというか、クリーミーなトーンで
所々、コードの分離が悪く「天国への階段」「ソングリメインズセイム」なんかは
WネックSGのサウンドが勿体ないなぁ・・と思いました。
(「フィジカルグラフティー」時のサウンドを進化させたような感じというか)
そして、昔の音源では目立っていたミストーンが目立たなくなりました。
ジョンポールジョーンズ(ジョンシー)はこれまた良いプレイでしたねぇ。
クリアなサウンドにムダの無いプレイから段々グルービーなベースになっていき
そして、キーボードを弾いてました。
私、無知故、キーボードを弾く際のベースの音はどうしているのか?と
長年の疑問でしたが、エレクトーンのフットペダルのように
足でベース音を刻んでいたのですねぇ。
ジョンボーナム(ボンゾ)の息子、ジェイソンボーナムは
これまた良いドラミングをしていました。
親子の年齢差がありながら、貫禄が付いてメンバーと一緒になっても
全く違和感が無い。
アトランティックレコードのイベントの時は若い頃のボンゾのような
若く激しいドラミングでしたが、
今はボンゾが年を取り円熟味を出していたいたかのようなドラムでした。
最後の2作以外の曲は知っているので予習は必要の無いフィルム?コンサート。
往年の名曲がズラリと披露されて行きます。
ただ、25年以上位の再結集なんで、バンドとしてのグルーブは
中間、「ミスティーマウンテンホップ」辺りからどんどん出てきた気がしました。
そして、私が目を見張ったのが、バンドでは一番目立たなかった
ジョンポールジョーンズ・・ジョンシーのプレイですね。
映画館という事もあり、ベースの音がとてもクリアに聞こえましたし
全員、大物ミュージシャンでも、ジョンシーがバンドのサウンドと
グルーブの鍵を握っているように感じてしまいました。
それだけ、ジョンシーの仕事が素晴らしいというか、
元々、ZEPはリズム隊は強力でしたが、とにかくジョンシーが一番影が薄い。
他の3人が個性の固まりなだけあって控えめに見えましたが
今回、ジョンシーのプレイが一番素晴らしく感じました。
そこが、ボンゾの生き写しというようなドラミングを披露した
ジェイソンのドラミングと上手く絡み合い、バンドのビートを
牽引しているように感じて、私はこの二人に釘付けでした。
ジミーペイジはやはり衰えは感じますし、昔以上にワウを多用していた感も。
ロバートプラントは、私も歌い手なのでよく分かりますが、ハイノートが
でなくなった分、声を張り上げた感じから物凄い感情を感じていたのですが
今回は年齢もあり大人しいように感じて、
私目線ではフロントマンなのに一番目立たなく感じたという印象でした。。
ステージは「カシミール」で本編を終え
アンコールに定番の曲、「胸いっぱいの愛を」
そして再アンコールで更に定番中の定番「ロックンロール」で幕を閉じました。
この約2時間のコンサートに1000千万円!
しかし、この4人で演奏するのに意義がある。
ドラマーがフィルコリンズだったらやはり違和感があったでしょう。
実際、良いコンサートでした。
映画館は正直、そんなに広くなく上映している映画館も多くないので
終演後、偶然にもkomaki-bandのリーダー、komaki氏と会いました。
ご夫婦でこられていたようで、
「ジェイソンボーナムはZEPフリークなんだろうねぇ」と話していたり。
ジェイソンのドラミングは素晴らしかったし、
私は特にジョンシーのベースプレイがとても良く感じました。
映画のチケットもプレミアム価格だし、観に行けなかった方も
かなり多いと思います。
観れて、良かったです。
Led Zeppelin 2007 O2 Part 1
1千万円位のチケット値が付いたこのライブ・・・
18000席に2000万人の応募者という凄い倍率。
私の以前の主治医の患者さんがヨロヨロの鬱病患者でも資産はあるようで
このライブチケット争奪戦に勝利し、遺書を書いてまで渡英したという
それだけのレアなプレミアチケット。
(しかも抽選で、ペアで1800万円とも)
それのフィルムコンサートがたった1日、たった1回
10/17、18の夜だけ全国で同時上映されるというこれまた
映画館の席も争奪戦。
丁度、海外に行っていたのと、その翌週にはまた兵庫但馬に向かわないといけない
そんな事情でチケットを取れなかったのですが
兵庫行きが1週延びたので、慌てて席とりました。
殆ど前の席しか空いていなくて、首が痛いので
1席だけ空いていた一番後ろの席を取りました。
以前観たのはライブエイドではなくて、
アトランティックレコードの記念祭ライブ。
初めて映像で観たZEPは酷かった。
(本人達も認めていた)
ドラムのジョンボーナムの息子、ジェイソンボーナムだけ
輝いていましたな
そして上映された「セレブレーションデイ」と題された
フィルムコンサートは1stの1曲目「グッドタイムバッドタイム」からスタート。
keyはロバートプラントの声が現役時代からもうハイノートが出なくなっていたので
1音は下げてのチューニングですね。
その分、ロバートプラントには無理は無く、
無理なフェイクは気にならなくなりました。
ジミーペイジは多分、自分のシグネーチャーモデル
(レスポールスタンダートやカスタム)
そしてフルアコ(バードランド?)とギブソンギターをメインに使い
マーシャル、オレンジ、後もう一つ判らないアンプ
(PARKのロゴにちと似てた。勿論PARKでは無いですが)
それらがセットされ、速弾きではあの鬼のフルピッキング。
トーンはトレブリーだけど膨らみがあるというか、クリーミーなトーンで
所々、コードの分離が悪く「天国への階段」「ソングリメインズセイム」なんかは
WネックSGのサウンドが勿体ないなぁ・・と思いました。
(「フィジカルグラフティー」時のサウンドを進化させたような感じというか)
そして、昔の音源では目立っていたミストーンが目立たなくなりました。
ジョンポールジョーンズ(ジョンシー)はこれまた良いプレイでしたねぇ。
クリアなサウンドにムダの無いプレイから段々グルービーなベースになっていき
そして、キーボードを弾いてました。
私、無知故、キーボードを弾く際のベースの音はどうしているのか?と
長年の疑問でしたが、エレクトーンのフットペダルのように
足でベース音を刻んでいたのですねぇ。
ジョンボーナム(ボンゾ)の息子、ジェイソンボーナムは
これまた良いドラミングをしていました。
親子の年齢差がありながら、貫禄が付いてメンバーと一緒になっても
全く違和感が無い。
アトランティックレコードのイベントの時は若い頃のボンゾのような
若く激しいドラミングでしたが、
今はボンゾが年を取り円熟味を出していたいたかのようなドラムでした。
最後の2作以外の曲は知っているので予習は必要の無いフィルム?コンサート。
往年の名曲がズラリと披露されて行きます。
ただ、25年以上位の再結集なんで、バンドとしてのグルーブは
中間、「ミスティーマウンテンホップ」辺りからどんどん出てきた気がしました。
そして、私が目を見張ったのが、バンドでは一番目立たなかった
ジョンポールジョーンズ・・ジョンシーのプレイですね。
映画館という事もあり、ベースの音がとてもクリアに聞こえましたし
全員、大物ミュージシャンでも、ジョンシーがバンドのサウンドと
グルーブの鍵を握っているように感じてしまいました。
それだけ、ジョンシーの仕事が素晴らしいというか、
元々、ZEPはリズム隊は強力でしたが、とにかくジョンシーが一番影が薄い。
他の3人が個性の固まりなだけあって控えめに見えましたが
今回、ジョンシーのプレイが一番素晴らしく感じました。
そこが、ボンゾの生き写しというようなドラミングを披露した
ジェイソンのドラミングと上手く絡み合い、バンドのビートを
牽引しているように感じて、私はこの二人に釘付けでした。
ジミーペイジはやはり衰えは感じますし、昔以上にワウを多用していた感も。
ロバートプラントは、私も歌い手なのでよく分かりますが、ハイノートが
でなくなった分、声を張り上げた感じから物凄い感情を感じていたのですが
今回は年齢もあり大人しいように感じて、
私目線ではフロントマンなのに一番目立たなく感じたという印象でした。。
ステージは「カシミール」で本編を終え
アンコールに定番の曲、「胸いっぱいの愛を」
そして再アンコールで更に定番中の定番「ロックンロール」で幕を閉じました。
この約2時間のコンサートに1000千万円!
しかし、この4人で演奏するのに意義がある。
ドラマーがフィルコリンズだったらやはり違和感があったでしょう。
実際、良いコンサートでした。
映画館は正直、そんなに広くなく上映している映画館も多くないので
終演後、偶然にもkomaki-bandのリーダー、komaki氏と会いました。
ご夫婦でこられていたようで、
「ジェイソンボーナムはZEPフリークなんだろうねぇ」と話していたり。
ジェイソンのドラミングは素晴らしかったし、
私は特にジョンシーのベースプレイがとても良く感じました。
映画のチケットもプレミアム価格だし、観に行けなかった方も
かなり多いと思います。
観れて、良かったです。
Led Zeppelin 2007 O2 Part 1
オォッ !! 太郎さん、レッドツェッペリンのフィルムコンサートを観に行けれたんですね。
太郎さんが仰る通りに、レッドツェッペリンのサウンドの要は、
ニャロメもジョン・ポール・ジョーンズ御大だと認識しています。
ライブなどをやると常に感じる事なのですが、
バンドのメロディーの方向性を握っているのは、
やっぱりベーシストなんだな~ってつくづく感じます。
ベーシストがこう行ったら、そっちの方向へ行くしかないですしネ。
ジェイソン・ボーナム名人も、立派なドラマーに成長しましたよね~。
ボンゾ御大は、かなりのスパルタ方式で、
息子にドラムを教えていたそうですよ。
フィル・コリンズ御大も超絶技巧のドラマーですが、
レッドツェッペリンの音楽には合わないかもですね。
余談ですが彼の娘さんは女優ですが、
目がクリクリってしていて、とっても可愛らしいですニャン。
もう一人の二世ドラマーで、リンゴ・スター御大の息子さんの、
ザック・スターキー名人も素晴らしいドラマーですよね。
生前リンゴ・スター御大を慕っていた、
THE WHOの天才ドラマーのキース・ムーン御大に幼き日より師事して、
今は亡きキース・ムーン御大の後任として、
立派にTHE WHOのドラマーとして頑張っていますね。
そのパワフルなドラミングはキース・ムーン御大譲りですニャン。
人格だけはキース・ムーン御大に似なくて良かったですニャン。(爆)
やはりベーシストに釘付けになります。
そしてZEPはミドルテンポの曲が主流でしからね、
そこが、ジェイソンのドラムと上手く絡み合っていたと思います。
私の今回の目線ではロバートプラント、ジミーペイジが
リズム隊の次に見る視点になりました。
やはりバンドの基礎はリズム隊だなぁと聞いていました。
あのWHOで凄いドラムを叩いていたのは
リンゴスターの息子でしたか。
WHOの演奏もドラムの力が相当だなぁと思いました。
(04年の横浜のフェスの映像ですが)
そのリンゴの息子はアイアンメイデンを脱退したばかりの
(20年以上前)エイドリアンスミスのバンド、
ASAPでも叩いていましたな。
仙台はあったでしょうねぇ。そう、平日で観れない人が
相当多かったと思います。やはり劇場の臨場感は良かったです。
因みに、DVD&CDは勿論、
何とアナログレコードも発売されるそうですよ。