ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

スレーヤー 「ヘルアウェイツ」

2019年03月20日 | 音楽
3/21はダウンロードフィェス・ジャパンです。
もう二度と観られない可能性が高いオジーオズボーンバンドと
2018年からのツアーで引退宣言しているスレーヤー見納めと
チケット高額だし、ずっと体調不良だしと頑張って購入したチケットでしたが
オジーオズボーンの肺炎キャンセルの為、
二度と観られない可能性の高いオジーとスレーヤーのカップリングが
不可能となりどーしょうかなぁ?と思っていた所、
オジーの穴埋めが11月末に観たジューダスプリーストという
絶好なベテランアクト代役起用となりました。
(プリーストに関してはKK&グレンが居ないので私個人聞こえてくる音は
「プリーストトリビュートバンド」的な感覚です。やはりリズムギターの迫力が・・)

目的はスレーヤー、アンスラックス、ジューダスプリースト・・・という感じです。
ラウドパークでアイバニーズのスタッフと話たり、マッサージに入ってしまったので
殆ど見れなかったアリッサ(vo)ジェフルーミス(ギター)が加入後の
アークエネミーもです。特に、素晴らしいギタリストであるアモット兄弟を
圧倒的な迫力でねじ伏せるかのようなプレイを聞かせた元ネヴァモアの
ジェフルーミス。

所属しているバンドの中で親子共に大好きだ!という着ぐるみの
マンウィズアミッションや女性に人気のアマランス、ヘイルストームは
体調的に間に合わないかな?皆が楽しみというゴーストやパンクサイドの
SUM41は休憩している事でしょう。

と、本題まで長い文でしたが・・・・・
私自身、今年度に入り、不幸や体調不良で音楽、特にヘビーロックは
ほぼ聴けていません・・・。
年明けにAORのネッドドヒニー位迄かな?ラジオの大人なお喋りが
リミットかしら。
後、今やっているバンドの音源位で・・(練習用)

そこで、極めて殺傷能力の高いスレーヤーの楽曲に
当日堪えられるだろうか???予習に試してみました。
とりあえず、一番過激で「最高傑作」と言われる「レインインブラッド」から(爆)
力尽きました・・・。改めて中古で買い直したこの作品、
内容は相変わらず凄いし完成度は極めて高い。
が、今の私には刺さる!
何度も書きましたが高校時代(4thの「サウスオブヘブン」時)に
同級生から「凄いアルバムがあるんだぜ!」と聴かされたこの作品
当時、眩暈と吐き気がしました。

で、その同級生に「レインインブラッド」「ヘルアウェイツ」「ショウノーマーシー」を
テープにダビングしてもらったのですが、この3作の中では
他の2作と比べ、比較的聴かなかった「ヘルアウェイツ」のテープを取り出して
聴いてみました。

Slayer - Hell Awaits


爆死?状態です・・・・。今の体調には破裂です。

と、当時あまり聴かなかった理由として、
「コード進行が定番化してる」「デイブロンバートのドラムの音が痛い」
「リズムギターが凄いけどリードギターがスケールアウトし過ぎじゃね?」
でした。

が、後にスレーヤーが好きに成り(特に「シーズンインザアヴィス」)
色々分析?するとやはり凄い演奏力とモチベーションのバンドと
気付きます。特にケリーキングのスピードに豪腕が引き裂く強烈なリズムギター、
リードギターは正確なオルタネイトピッキングでは無く
わざとスケールアウトする事で狂気を出しているかもですし。
(オルタネイトピッキングやチョーキングの上がり具合はもう二人の個性ですかな)
「スレーヤーは雑音!」「ラウドパークはスレーヤー呼べば済むと思っている」等々
批判もありますが、やはり2015年、ラウドパークで観た
スレーヤーは凄かった!
この時は「ローリングストーン誌が選ぶ100人のドラマーで12位」の
デイブロンバートはバンドがマネージメントに不明瞭で
理不尽な契約をされている事に反発した事が理由で解雇。
毒蜘蛛に噛まれ、片腕が壊死し、
そして肝硬変で亡くなったジェフハンネマンは居らず、スレーヤーな人は
ケリーキング(Gu)とトムアラヤ(Vo、Ba)
しかし、過去在籍していた名職人ドラマー、ポールボスタフに
エクソダスのリーダーでギタリストのゲーリーホルトが居ると成れば
何の文句も無いのであります。この二人は凄いミュージシャンですしね。

と、この「ヘルアウェイツ」当時、メタリカを始め、スピーディーなあまり
わざとか?仕方なくか?ドラムが裏では無く表で叩いているのは
当時の社会現象でしょうか?
4thか5thが出た事の2枚組みスレーヤーのライブアルバムは
確か「ヘルアウェイツ」からスタートしていた記憶があります。
当時の燃えろ!誌には「誰が頼んだのか?2曲のボーナストラックが収録され・・」と
皮肉が書かれていたのを思い出します。

「レインインブラッド」で狂気の頂点を極め、次作「サウスオブヘブン」で
大幅なスピードダウンしたスレーヤー。
強烈な三作目「レインインブラッド」へ流れる二作目の「ヘルアウェイツ」
意外と、この作品の方が好きだという方もいらっしゃると思います。
ある意味、純粋にスピードメタル感を味わえるというか???

さて、私は「ダウンロードジャパン2019」
幕張メッセから無事帰還出来るだろうかしら???

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2 コメント

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Unknown (kanaorkin)
2019-03-22 12:40:02
実はリアルタイム(中2)で聴いてました。
日本盤リリース当時(85年6月頃?)から三ヶ月間登校前と帰宅後に必ずターンテーブルに乗っておりました。
「地獄への誘い」という邦題が付いてましたね。
日本盤リリース当時、燃えろ!誌でセーソク氏が「馬鹿馬鹿しい程の迫力!」と絶賛してましたが、他の音楽誌では「ハードコアパンク?」とかあまりいい評価を受けてなかったように記憶してます。
1stではコアでスラッシーでありながら、曲展開がメイデンっぽかったり、ギターソロに若干メロディが感じられたりしましたが、2ndではノイジーでギュルギュルと斬り込んでくるソロが殆どになりましたな。
曲も長くなりコアでイーヴル(邪悪)でありつつ曲を聴かせようという姿勢が強いアルバムだと思います。実は未だにCDで買い直ししてなかったりします。
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kanaorkinさん (太郎)
2019-03-23 00:56:38
gooblog、改悪感しかしません・・・・。
とKANAさんは確か私なんかより早くチェックされていたと思いました。
「地獄への誘い」ですか。80年代のHR/HMは「地獄」という邦題多かったですが
「HELL AWAITS」という題名に合った邦題ですね。
セーソク氏が高評価していたのですか。コレが燃えろ誌の
初代、二代目編集長だと毛嫌いしそうです。
1stが一番聴き易かったので私はやはり1stを当時聴いていました。
確かゲーリーホルトかな?以前、「俺はメロディックなモノが好きだ。スレーヤーはメロディックだ」と
語っていた記事がありましたが、特にこのアルバムやレインインザブラッドに
メロディック???と思ったモノです。90年代はほぼMETAL系と縁が減ってしまいましたが
当時、ノイズみたいなサウンドも沢山出ていた事を思えばスレーヤーも十分メロディアスと思います。
ソロは、もう凄いなのか?ヘタなのか?と高校当時は思ってしまいました。
あら、KANAさんがCDを買いなおされていないのは意外でした。
かなり好きなアルバムだと思っていたので。でも良いターンテーブルが有ったらLPで聴いてみたいです。
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