ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アッテネーター

2020年03月14日 | 楽器
デジタルアンプシミュレーターの発達が関係しているのか?
真空管アンプの上にアテネーターを乗せている人をあまり見なくなりました。
ギターアンプのハイゲイン化も有り、昔とは違うのでしょうが
やはりアッテネーターでパンパンに歪ませた音が好きという方も多い筈。

アッテネーターというと、まず写真のクルーズマニアックサウンドのモノが
思い浮かびます。
後、一度だけアテネーターを通して試奏させて貰ったのが
2005年頃、マーシャルから1959のハンドワイヤードが出た頃ですね。
三段積み推奨で、アレ鳴らした時、あまりの音圧で私、吹き飛んだ事有ります。
その光景にたまたま来店していた欧米人が爆笑していましたが。

アッテネーターで70年代、ブライトなディストーションを鳴らした人は
やはりまずエディーヴァンヘイレンが頭に浮かびます。

Van halen - Ain't Talkin' 'Bout Love


初期フランケンはES335のハムバッカーをリワイヤリング、ポッティングし
ストラトに載せたというシロモノで同じ2005年頃、復刻再現したモノが
当時の楽器フェア等で話題となっていましたが。

エディーのブライトなディストーションサウンドは
当時、皆が実現したかった、自由度が有るストラトにハムバッカーを載せ
派手にアーミングし、私の世代でも「ライトハンド奏法」と呼ばれたプレイに
フェイザーをかけ、ジミヘンドリックス以来の革命を起こしましたね。
あのブライトなディストーションサウンドとサスティーンは機材だけでは無く
やはりエディーの腕前によって生まれたモノと想像しますが
あの当時、電気負担の強いアテネーターを使いアンプ寿命を短くして
ワールドツアーし、どれだけマーシャルアンプを用意していたのかな?と思います。
レコーディングにはやはり自分のお気に入りを取って有ったとは思いますが。

90年代、サンズアンプ旋風が吹き荒れた時、私も購入し
「最強」気分になりましたが、エディーヴァンヘイレン設定というのが
英文の説明書に出ていました。(サンズアンプ、クラッシックの方で
あの小さいスイッチが8個付いていた方です。)
私はAC/DCシュミレートを設定する事が多かったですが
どちらもマーシャル、ハイゲイン、ロングサスティーンな音でした。

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2 コメント

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ES335TDさん (太郎)
2020-03-14 22:39:17
そういえば335さんはクルーズのアッテネーターだったな、と後で思い出してました。
(因みに誤字を全部打ち直しました(・・;)
初期のエディーの音造りの試行錯誤と80年代のラック系エフェクターの大躍進では
出て来るサウンドが違うでしょうね。
デジタル通すとやはりデジタルの音なってしまいますもんね。
今、私自身がココで試行錯誤していまして。
ハコによってとんでもないアンプに遭遇する事が増えました。気持ち悪いですね。
私の知り合いセッションギタリスト大体現場には
歪みエフェクターを元に音作りしている人が多いです。
やはり交通機関使っての移動だと中々真空管アンプ持ち運びが怖いので
335さんが持ち込んでいた時最初は驚きました。
と、20年以上前はヘッドだけは持ち込んでる人も多かったかも。
自分の好きな機材が一番安心ですね。アテネーターを使う70年代ギタリストの様で嬉しく感じました。
因みにKomaki-bandの相方君はハコの真空管アンプが信用出来ず、JCが一番良いと先日言ってました。
私は出来ればアンプ本体のプリ、パワー管使い毎回そのアンプの特性を楽しみたかったりします。
まあ、JAZZ箱別にして大体置いてあるのは何処へ行ってもマーシャルなのですが。
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Unknown (ES335TDC)
2020-03-14 00:37:57
太郎 さん


こんばんは、335です。おやビックリ。私のアッテネータはこれですよ。ドンズバです ^^ 。

初期ヴァン・ヘイレンの音色はエディ本人ですら超えられない…なんて雑誌とかで書かれていたりしますもんね。'80年代後期に割とデジタル系のエフェクトを通した音色に変化したせいで余計に際立ったのもあるでしょうね。

私も今の機材に辿り着くまでは色々と試したので、歪み系含めエフェクターが嫌いな訳ではありません。ただ、スタジオ・ステージと場所が変わる度に結局セッティングを変えないと満足出来ないのが煩わしくて。

今はアッテネータかましてアンプを全開にするだけなので、とにかく楽! です ^^ 。パワー管の歪みはやっぱり気持ちイイですし。
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