ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ローステッドメイプル反らない説の反論を聞く

2022年09月14日 | 楽器
写真はアイバニーズのAZシリーズ。
良いギターですよね。サウンドバリエーションも豊富
コレ一本有れば出来ない音楽は無い、と言い切った
購入した職業ミュージシャンのギタリスト君も居たな。
(ソリッドギターがフォロー出来る範囲ですが)
AZシリーズに悪意は全く有りません。

私は最初ローステッドメイプルって拒絶反応が有ったのですよ。
何でか?はギブソンSGが採用したから。
その理由もも2年前位に書きましたね。
もう一度書くと…
マダガスカル製エボニーがFBIに抑えられエボニーもローズウッドも
貴重木材になり、見た目誤魔化し策か、、、と単純に思った事。
ボディもメイプルだったかしら?
ファクトチェックはしていませんが、あのギターを仕入れていたお店は
どれだけ有ったろうかな?

でローステッドメイプルがモロ、私のツボにハマったのが
Shurの70万円のコンポーネントギターを弾いた時。
すんごい良い音だったのですよね。
ローステッドメイプルは侮れない!
そしてネックが反らないがウリで。
日本のメーカーさんではsagoが工場に燻製加工機を持ってあると
ギターマガジンで紹介しているのを見ましたな。
ローステッドメイプルネックのウリって、既にネックが鳴り切った音が出せる
そしてネックが反らないでした。
サウンドに関してはピンキリだと思いますが。
使っている木材の質、加工方等。

ただ、反らない!というのは違っていましたね。
某楽器屋で完全に反り切った?かの様な個体
または展示しているのに異常に弦高が高い等に出会いました。

ローステッドメイプルネックが反らない説は違う!
と、力説されている動画にHITしました。

ローステッドメイプルのウソ。サーモウッドを神扱いしてませんか?絶対に反らない最高の木材!とか思っていたら痛い目見る、見ている人が多い件。 ギタークラフトマン&ギターリペアマンの話 Vol.467



私も広まっていた情報、プラシーボ現象の頭になっていました。
素直にローステッドメイプルが反らないなんて事は無いですよ、
と、展示してあるローステッドメイプルネックのギターを指して
断言していた店員さんもいましたし。

と、動画を見る前に「ローステッドメイプルネックは反らない説」は
私の頭の中からは除外されておりました。
高価なギターでも起きる。
そしてペグを緩めろ!
この方はそこを強く強調されておりますね。

音の響きに関しては、好きな音が出た個体は
半分位でしたかな。あくまでも私の試奏した本数を
独自の感覚での話です。

そして、未だローステッドメイプルネックのギターは
理由は無いのですが一本も持っておりません。
フェンダーがネックのバラ売り始めたのを記事にした事有りましたな。
ローステッドメイプルネックモノは結構な値段しましたな。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オールローズウッドストラト... | トップ | 追悼 鶴見五郎 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ES335TDC)
2022-09-15 12:52:05
太郎 さん


確かにローステッドメイプルって一時話題になりましたね。その後はスタンダードになったのか? それほどの材でもなかったのか? ちょっと疎くて状況がわかりません ^^;)。

基本的に世に出て10年も経ってない物に対して「反りません」なんて本来言える訳がないですよね。根拠と実績が無いのですから (ワクチンと同じで)。

絶対に反らないネックが良いなら、それこそ音を犠牲にしてでも金属ネックにするしかないと思いますが、経験的には3ピースのメイプルネックにエボニー指板が一番頑丈に感じました。でも、3ピースネックを喜ぶ人って基本いません。

あれはあれでしっかりと手間をかけた手法 (実際、'50年代は寧ろ高級機種に3ピースネックが使われていたり) だと思うのですが、ローステッドメイプルのように話題になったり賞賛される事はありません。

結局、こう言うところでもメディアに踊らされてるんだよなぁ…なんて感じてしまいました。アレ? ローステッドメイプルの話から離れてしまいましたね ^^)。
返信する
ES335TDCさん (太郎)
2022-09-16 22:29:50
今でも使われておりますよ。バッカスの海外工場製のモノなんかは結構安く出されてますね。
木材選びの達人ならどうなのか?ですが素人には判りませんね。
反らないと誇張する人も居たアクアティンバーメイプルネックでもチト反りましたし。
グレコのGZシリーズ、ボディはホンマホ、指板はエボニーでしたが
(本家との差別化の為ホンマホとは表記されていない)エボニーが割れて展示されている個体に合ったんですよね。乾燥かな?とも。
でも私の部屋にエボニー木刀有りますが、コレで的確に殴ったら死にますな。
アイバニーズがメイプルとウィルナットかウェンジ材をラミネートとてネックの
強度を強めたプレステージシリーズを00年代に出していましたね。
アレは5ピース以上有ったかもしれません。
ワールドツアー多いミュージシャンは現地に着くとネックの調節が先と言ってました。
ブラジル高級メーカーギターがK楽器で一本アウトレットで売っておりましたが
ロッドギリギリでした。湿度が相当違うのでしょうね。
メイプルネックはやはりワンピースが一番喜ばれますよね。
返信する
Unknown (まる)
2022-10-09 17:21:33
木材やから反るで。と馴染みの工房主がおっしゃってましたね。
どうしようもない木をローストしてそういう風に切り出してるだけってのも聞いたことがあります。
太郎さんのおっしゃるように良い物は良いと思います!全部そうですが。

25thのレスポールは3ピースだったと思います!両サイドはトラ目のメイプルだったように記憶してますが、触った時は真っ直ぐネックでしたね。3ピース強いと思います。
5ピースとかもありますし剛性気にしたらそっちの方が良いように思ったり。
返信する
Unknown (太郎)
2022-10-10 20:59:16
まるさん

確かにどうしようもない木材をロースト加工し
少し強化し付加価値を付け販売という方法も有りますね。
燻製加工で音が激変する、という方に興味ありました。
tmpが以前時間をかけて加工しビンテージを更に
ビンテージ化してた人が演奏友達で居たもので。
1940年代のL-7を数本燻製加工したりと。話がズレましたが
やはり「木材だから反るで」は正論に思います。
あんなに弾きづらいセッティングのモノに出会うとは…で。
25年前後のモノだとメイプルネックのモノって結構有りますよね。
バンド仲間の人の、その頃のレスポール使ってますが
基本3Pですよね。メイプルならではの硬く抜ける良い音でした。
5PのモノはアイバニーズのプレステージRGやベースでした。
特にベースの方はアイバニーズに多いシンネックなので
少し安心感ありました。もう手元には無いのですが。
返信する

コメントを投稿

楽器」カテゴリの最新記事