私にとってジューダスプリーストは全ての音楽でのミュージックスターです。
アルバム「ペインキラー」後のロブハルホードの脱退から色んなスキャンダルが報じられてきましたが
ロブハルホード脱退時は「前任ボーカリストへの質問へは応じない」という姿勢を貫いたプリースト。
グレンティプトン、KKダウニング、イアンヒル。
が、晩節という時期になってこのドロドロな批判劇、フェヴァリットバンドなんで本当に悲しくなります。
ロブハルホードは全てのボーカリストにおいて私の神であり、
グレンティプトンとKKダウニングのツインギター(ツインリード)は最強ロックギターコンビでした。
バンドへの不満を表明し2011年にはバンド脱退、実業家に転じ破産宣告。
グレンのパーキンソン病で事実上レコーディング、ツアーから撤退し、バンドをフォローしたいと思った
KKダウニングの発言(プリースト復帰)からゴテゴテに捩れ、プリースト批判、グレン批判
そしてプリーストの秘部を書いた本を出版までして(日本語訳本は未発売)
もうお互いが攻撃しあう様な亀裂が生じてしまった現在。
私を含め、KKの後任として微妙な感覚を持ちつつも最新作で最大限の力を発揮した
KKダウニングからリッチーフォクナーに対する批判めいた発言、
コレはリッチーをフォローせざるを得ないです。
トリビュートバンド時代からKKダウニング役でギターを弾き、KKの後任として
8年、親子の年齢差で加入して特に今回の「ファイヤーパワー」で実績を残し
ライブでもパフォーマンス、ギタープレイ面でもロブと一緒にバンドを引っ張っている姿には胸を打たれました。
尊敬し続けた憧れのミュージシャンKKからバンドの状況を把握していないのに
適当な事言われ、ショックを受け、そして失望、または怒りを覚えるでしょう。(もう爆発しているか・・)
KKは何て面倒な男になってしまったのでしょう……(泣)
自分とバンドで築いてきた栄光を自ら破壊してしまっています。
ネットでは「老害」とのコメントも飛んでます(はぁ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000029-bark-musi
グレンのアルコール問題、グレンにバンドの主導権を持たせた事を散々批判(ローリングストーン誌のネット)
二人共、素晴らしいギタリストでコンポーザーでも有るけど、もしもKKとグレンどちらを選ぶか?となると
ギタリストとしてもコンポーザー、プロデューサーとしても幅の広いグレンを選ぶでしょうしね。
と脱退してからバンドにコンタクト取る事も無く、事業の失敗で破産宣告を受け
バンドをフォローしたいと思った行動と要求が、この年齢(70歳前後)になって後戻り出来ないような
大亀裂を生む事となるのはもう悲しいしかありませんね。
これは、リッチーは本当に気の毒です。
特に今回のアルバムとツアーの頑張りを目の当たりにするとねぇ。
KK、おかしくなってしまったのか?もうバンドに関わるのは止めて欲しくなってしまいました。
17年バンドを脱退していたロブハルフォード、看板だったグレンとKKのツインギターは二度と観れない
(グレンのパーキンソン病とバンドとKKとの深い溝)ずっとバンドに居続けプレイしているのはイアンヒルのみ。
ロブハルホードは04年に復帰してから67歳にして絶好調の歌声を響かせ、
リッチーとサポートギタリストのアンディースニープ(プロデューサー)のライブを2度観ましたが
プリーストがプリーストをカバーしている様に聞こえた私の様な長年のファン。
しかし、昨年11月、今年3月と素晴らしいパフォーマンスだと思いました。(11月はグレン登場したし)
3枚看板が無くなった状態ですし、もう無理でしょうし、こうまでなってゴタゴタな発言を繰り返すKKダウニング
私にとってもロックギターヒーローの一人なので(特にツインギターにおいて)
長い付き合いだからの亀裂というのは人間長く生きていたらよくある事ですしそれだけ溝は深い
しかし、これまでの素晴らしいバンドの歴史を壊すような発言や争いは、もう見たくないですね・・・。
KKとイアンヒルとオリジナルメンバーとでバンド結成したのは69~71年、
デビュー前にレコード会社からの意向でグレンが加入しレコードデビューしたのが74年。
もう50年近い歴史があるバンドなんで、色々お互い言い分が有ろうとも
1stアルバムから聴いたファンにとってはこの争いは止めて欲しいと思いますね。
少なくとも84年の「背徳の掟」は私を当時、プレイするのは王道ブリティッシュヘビーメタルへと
意志決定させた全ての音楽アルバムの最高補、76年の2nd「運命の翼」から名作続きです。
少なくとも「運命の翼」「ステンドクラス」「ブリテッシュスティール」
「復讐の叫び」「背徳の掟」「ターボ」「ペインキラー」は
時代時代のハードロック、ヘビーメタルシーンに良くも悪くも影響を与えた作品です。
しかし、ミュージシャン、いや、人間は意地と拘り、妬みに怒り、捩れ色々生じます。
今回、リッチーフォクナーがKKダウニングに対して反論した気持ちはやりきれないモノでしょう。
尊敬するミュージシャンだし、その後釜で頑張っているのをKKに、おもしろく思われずに来た訳ですしね。
ふと、メタリカをクビになったデイブムステインが後任のカークハメットを睨み続けた・・
というエピソードを思い出しました。バンドですし、社会でもあるし、色々ありますね。
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