ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ローランボックvsミルマスカラス

2023年07月05日 | プロレス
有名なマスカラスブラザーズvsハンセン、ブロディーの試合を振り返り
全日本プロレス木原リングアナのYouTubeに出た大仁田が
「アレは酷かったねぇ」と和田京平と話していたシーン
やはりオールドプロレスファンは勿論、レスラー関係でも話題になったんでしょうね。
酷いわ、ブロディーとマスカラス‥。
あの後、外国人バスで揉め‥はしなかったでしょうが。

そして私がよく見るプロレスカメラマンの
ジミー鈴木チャンネル。一番観たいカードとして、
「ビルロビンソンvsミルマスカラス!」と何度も言ってまして。
今、仕組みを知る人が多くなったプロレスファンとして
この2人が試合するとどんな試合になるのか?
エゴの強い2人がぶつかり、どんな試合になるか?
私も想像しただけでも面白いです。

そしてローランボック。日本では「シュットガルトの悲劇」として
多く知られてますよね。モハメドアリと闘い引分けたネームバリューを使い
猪木を不利な条件で痛めつけたあの試合。
猪木だから最終ラウンド迄しっかりとプロレスをし
ボックに花を持たせる事が出来たと思います。
馬場だったら、ボックと闘うメリットは一切無いでしょうね。

柔術ルールでホイスグレーシーを絞め落とした
ヴァリッジイズマイウと引退後、猪木がスパーをしてイズマイウからタップを奪いまくった
その話しは驚きましたね。
私は日本で無名だったイズマイウの試合を生で観戦しました。
バトラーツの臼田だったかな?にタップ勝ちをして。
現役のヴォルグハンを決めさせなかった北澤氏や猪木、
オランダを訪問した時、現役格闘家でオリンピック柔道銀メダリストの
小川を投げまくったというウイリアムルスカ。
いやぁ、昔の格闘家、プロレスラーはホント強かったんだなぁ、とつくづく思うのですが
そのイズマイウを決めまくった話しをしていた元・猪木のマネージャーさんが話していた
「わざわざファーストクラスで呼んだマスカラスをさっさと潰しちゃったボック、
どうかしていますね」
ボックvsマスカラスの試合はマニアでは良く知られた事実ですが
試合開始90秒でボックがマスカラスをKOした話し。
お互いレスリングオリンピック代表というバックボーンで
そしてエゴの塊の様な2人。(マスカラスはオリンピック出場はしていない)
動画や写真が有れば、ホントに見てみたいです。
昔の言い方をすればそんな映像が有れば「裏ビデオ」ですね。
しかし、その無残な試合が観たいのは勿論ですが
ホント、プロレスビジネスとして想像すると
お客さんにマスカラスの我儘で華麗な空中殺法を見せてあげる事もせず
フルネルソンバスターで、実質は板の上にシートを張っただけの状態の
マット、というか板場に何度も顔から叩きつけられたという
マスカラス、たまったもんじゃありませんね。
(板の上に敷かれているオガクズはメインイベントの時には
端に寄ってしまい実質は板だけのリング)
ざまあみろという昔のマスカラス神話を裏切られた少年からしても、ボックに
何の共感も出来ない所から「惨劇」というイメージをしてしまいます
そのビジネス感覚というか、ボックが興行で大きな力を持つ
プロモーターだったのか?誰がマスカラスを呼び寄せたのか?分かりませんが
マスカラスを期待していた西ドイツのファンはとんでもない状況見せられたんだろうな
と、マスカラスファンだった当時の少年としてはショック受けたでしょう。
まあ、何があるか分からない怖さがあるのがプロレス。
ホント、飛行機代の「ファーストクラス」でわざわざ呼んで潰す、
というボックの思惑の前に潰されたマスカラスだったでしょう。

そういえば、どんなインディー団体でもファーストクラス席を要求したマスカラス。
実はファーストクラスのお代を貰ってビジネスクラス等で移動していた
というセコさもジミー鈴木氏のYouTubeチャンネルで話題となってましたな。

試合の想像やビジネスとして考えただけの想像で
長文になってしまいました。

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2 コメント

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ボックというレスラーは…。 (凸椪)
2023-07-07 19:54:09
ローランド・ボックという名のレスラーを初めて知ったのは、やはりあの「シュッツガルトの惨劇」でしたが、最初TV朝日の中継からは随分と暗い会場で観客も疎らという録画映像を視た時には、猪木を招聘しながら興行的には成功しなかったという印象で、ボックが一方的に攻め込んでいる流れの試合には奇異なものを感じました。主催者であったボックはこのシリーズ…というより巡回興行で大赤字を抱えて、猪木側には契約したファイトマネーの何分の一しか得られず、ソレの“穴埋め”として新日に破格のギャラで上がることになったとも聞きました。
シリーズ最終日前の前哨戦では、藤原‣長州‣木戸といった実力者を苦もなく一蹴(秒殺)しながら、最終戦のメインでは猪木とは消化不良的な試合を展開していたと思います。彼はレスラーとしてはゴッチ以上にプライドが高く、相手にレスリングをさせない強豪という姿を貫いたため(この点はマスカラスも同様…)、プロレスの興行主としては成功を手にできなかったと聞きますが、その“悪癖”がマスカラス戦で出たという表現では言い表せないほどの大凡戦だったというには、アウェーのマスカラスにとって気の毒な一戦だったのかと思いました。せっかく大枚払って呼んだマスカラス相手にスウィングしない名勝負を作れないどころか、逆に一夫的に潰してしまうという行動は、他のプロモーターが主催した試合だったら、ゴッチのようにマット界で干されるだけなら運の好い方で、子飼いの“ポリスマン”を使って報復されるのがオチ。ただ誰からも逆襲されないだけの実力を墓堀人ボックは持っているというオゴリがあったのでしょうか?まぁ欧州では誰も対戦したがらなかったことが理解できるように思います。ただアメリカンプロレスと比べて、ヨーロッパではアマレスの色合いを強く残したシュートマッチが行われる機会も少なくないのでしょうか…??
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凸樫さん (太郎)
2023-07-09 02:14:58
ボックvs猪木はYouTubeで観れたのですが
西ドイツの華やかな入場テーマ曲というマイティー井上が語る違うイメージで
コレはプロモーターの違いなんでしょうかね、国際プロレスより薄暗いですね。
ツアーした猪木と藤原は別々の移動で藤原はバス、猪木はベンツだったそうで。
しかしボックのエゴに猪木が何とか合わせながら、何度も危険な目に遭わされている感じですね。
ボックがもしがんじがらめのルールでアリと闘っても、事実上勝ちだった猪木とは違い
ボックが勝つ姿が想像できません。分厚い体の圧力でも組み合う事が出来ないですし。
と、アリと対戦させる‥なんて思いっきり妄想で飛んでしまいましたが
あのやり方では負け云々よりメリットを感じられず声がかかっても行きたくないですね。
因みに同行したケン田島氏はボックの経営する民宿でご馳走受けたと。
しかしアリ戦の借金返済の為に西ドイツに渡り危険な目に遭わされたのにギャラでも
酷い目に遭わされたとは、、、
参考動画ではシュート最強の一人として名が上がるジョージゴーディエンコが
ボックにシュートをかけ、逆に足首を折られ返討ちにされた、という話を聞きました。
ファーストクラスで呼ばれたマスカラスもシュートに自信が有っても
プロレスやりに来てブック破りですかね、いきなり潰されるとは
なんとも悲惨な光景で、本人にとっては屈辱の黒歴史ですね。
そしてマスカラスの華麗な勇姿を見たいファンもどんな気分だったでしょうね。
プロモーターとしては、商品を潰す人間としてブラックリストに入れたいと思います。
ブロディーの様に良い試合を見せる実力が有ったか?判らないのですが
長州達を秒殺し、最後の元日決戦のメインイベントの猪木戦は
かなり酷いですね。今もDVD持っておりますが怪我か?無気力か?
消化不良な試合で、また観たいと思わないのですよね。
プロレスリングというよアマレスのレスリングが主体と言われる
ヨーロッパマットで、シューターは多いでしょうね。個人的に思い浮かぶのが
オットーワンツやスティーブライト、ミレツルノ。
シュートマッチなら得意で受けそうなボックですが猪木の次に強く
ダニーホッジの仕掛けを返討ちにした大型な上田馬之助をボックに
シュートで当てたら面白そうかもです。レスリングというより喧嘩ですかね。
アンドレを投げたとも聞きますが、アンドレも痛かったでしょうね。
しかしアンドレを間違って怒らせてしまったら長州の様に張り倒され
流石のボックもKOかな。アンドレもボックもやらないでしょうが。
ただ地元のヒーローと言えどもプロレスラーとしてはどうか?と思ってしまいます。
この辺りは猪木やマスカラスの方が何枚も上手でしょう。
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