ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

LOVEBITES 「クロックワーク・イモータリティ」

2018年12月26日 | 音楽
世界最大メタルフェス「ヴァッケンオープンエアー」から
「日本人枠」では無く正式にヴァッケン側からオファーが来て
出演したというラブヴァイツ。
ヘルハウンドのノリオ氏がヴァッケンで絶叫している映像を観た事ありますが
まあ、とにかく若い綺麗な東洋の女の子達が演奏していたら
とても華がありますよねぇ。
イギリスのライブハウスの映像を観ましたが
ボーカルのアサミとギターのミドリは英語でMC出来ていますね。
特にミドリ。

と、ラブヴァイツの2ndアルバムを頂きました。(有難う御座います)
完全生産限定盤でアルバムと渋谷O-EASTでのライブDVDの
パッケージ盤です。

アルバムの方は所謂、譲メタルというカテゴリーを越えて
メロスピ系ですね。
1stミニアルバムで沢山の海外メロスピ/メロパワ系アーティストが
絶賛のコメントを載せていましたしね。
そのミニアルバムはオールドスクールな面を結構出していましたが
今作はジャパニーズメロスピ、という感じですね。
と、伊藤正則や事務所のかなりの推しも有り
日本でもジャパンメタルの中では良い会場でプレイしていますし
チケットが売れるのも早いそうで。
今作も全曲、英詞で出していますね。かなり音数多いメロディーですが
アサミはウェットかつ伸びやかに歌い上げていますね。
RECの加工技術が進んだ今、どれだけコピペ/ペースト、
そして加工しているのかな?と思っておりましたが、

LOVEBITES / Rising [MUSIC VIDEO (YouTube version)]


ライブDVDを観ると、お客さんがパンパンですな。
圧倒的に中年層の男性ファンでしょう。
そしてしっかりした演奏力でした。加工云々ではないですね。
特に、メンバーの重鎮ドラマーのはるぴーは猫背気味に
カッツリ硬質なツーバスを狂いなくしっかり速いビートを叩き
安定していますし、中心メンバーのミホは結構クリアな音で
責任重大なボトムを弾いています。
個人的に猫背気味でドラム叩くはるぴーの姿に好感を持ちます。

そして意外だったギタリストの立ち居地。
初めて知りましたが、ソングライターで肝であろう
ミヤコが下手に立ち、キーボード(ピアノ)を弾き、
下手だと思っていたミドリが上手で弾いているではないですか。
上手でマーシャルとケンパーを並べてエキゾチックな顔立ちで
長くて綺麗なおみ足をモニターか、お立ち台にホットパンツ姿の
長いセクシーな足を立て、指板を縦横無尽に動き回り色んなスケールや
半音を入れ混ぜて華のあるテクニカルなプレイをするミドリ。
そして、下手でキーボードも弾き、プレイもどちらかと云ったら
スタンダートなオールドスクールなフレーズをクールな表情で弾くミヤコ。
以前記事にした「華やかなテクニックが凄いギタリストランキング」という
???なランキング5位にミヤコが君臨していたので。
DEANのレスポール的シェイプのギターを硬質なサウンドで
リズムを刻み、リード音も硬質、そしてステージで華やかに舞う
ミドリはE-Ⅱのシュレッダーが良く使うホライズン。
押し弦のピッチの甘さ、チョーキング&ビブラートの不安定さは
コレは日本のシュレッド系女性ギタリストに多い
体格的に仕方の無い所ですかな。
(元デストローズの成美さんなんかしっかりしてますが)
2階席までパンパンに埋まっているO-EASTの会場を
煽り、歌い上げるアサミ。
誰かが際立って目立つというよりメンバー全員で光るような感じでしょうか。
昔のクイーンズライチ的な???

その中で他のメンバーよりちょっとだけぽっちゃりして
前かがみでしっかりしたツーバスと女の子っぽいスティック捌きする?
はるぴーの姿が一番好印象でした。

譲メタルの重鎮的バンドだったデストローズのリズム隊が中心というのも
あるのか?他のレディースバンドバンドより
ある意味、男性バンドと同じ「メタル枠」として
かなりプロモーションに力を入れたのでしょうね。
最初から話題でしたしね。
と、今の若いジャパニーズメタルシーンの立場は
男女逆転しているイメージがあるのですが・・・。

因みに私、最後にO-EASTに行ったのはもう25年前で
加納秀人(外道)とそうる透とキーボードの3ピースバンド
ゲストで元X-JAPAN・ラウドネスの澤田タイジの
招待券でしたが、映像だからというものあるのか?
あんなにパンパンに埋まっている状態を初めて観ました。

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2 コメント

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Unknown (KANA)
2018-12-29 23:45:44
今作はオールドスクール色というか、NWOBHM的な部分は若干後退してますが、歌メロが強力になってる気がします。今回もMiyakoちゃん曲が殆どで、彼女無しにはLove Bitesは成り立たない位置になっているように思います。
それにしても、2年前に仙台駅前の島村楽器にデモ演奏で来ていた眼鏡の地味な女の子があんな感じになってて驚いています。
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KANAさん (太郎)
2018-12-30 21:59:27
確かにあまりNWOBHM感は感じないかもですね。
そうですね、シャウト系では歌えない難しい歌メロが多いです。
1stミニアルバムの時にはイメージ解説あって「なるほど」と思いました。
殆どミヤコが作っているんですね。確かバンド掛け持ちですよね。
そんな地味な感じだったんですか。
ステージに立っている回数が増えて、やはり若くなったり美しくなったりと
ステージ効果というのはやはり存在すると思います。
「華」が出てくるというか。
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