ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

木村健吾

2017年01月20日 | プロレス
元々温厚な性格と、あの見事なやられ役&逃げる時の情けないムーブ
このインパクトが強いのか?プロレス本にもレスラーとして
名前が上がりませんね。敷いて言えば藤原善明との犬猿の仲とか?
元々、前田や橋本が受け継ぐ事となった、
若手時代は「クラッシャー」だったとか?

一番、木村が注目を浴びていたのが
ライバル藤波(というか藤波の方が格上)との抗争とか。
あの時の木村はアグレッシヴでしたね。
代替カードが無い苦肉の策という状況もあったと聞きますが
普段はやられ役でも、全日本の対抗戦でJ鶴田、谷津組と戦った時なんか
(超裏プロレスビデオでした)木村は鶴田達相手に果敢に攻めて熱い試合でした。
試合後も敵対心剥き出しの「今度は乗り込んで行ってやるからな!」なんて
新日本、本来のリングでは殆ど聞かなかったマイクアピール。

付き人をやっていた武藤が「木村さんの付き人で良かった。木村さん怒らないから」と
そう言われる温厚タイプ。
実際、地方巡業で一緒に飲んだ女性先輩は「木村健吾、あの人はモテるのが良く解る!」
そう言っていました。
地元の体育館で興行があった時、バスに乗り込んだレスラー達誰一人
握手を無視していたのに、木村だけ窓を開けて
少年ファンほぼ全員に優しく諭しながら握手してくれました。
アレは感動でしたね。

ホント、受けに周り、やられまくり情けなくコーナーに逃げて帰る姿は
情けなさすぎ、それが失笑のネタでしたが、コレは試合を魅せる
とてもインパクトのあるムーブだったと今では思います。
(全日本時代の冬木もこのタイプで嫌われ役の「巧いレスラー」となりましたね)
そして、滅多にないけどキレたら実際凄く怖いとか。
猪木が武藤を血だるまにして虐めまくった時の悲惨な武藤の姿は
強烈に焼きついていますが、それに激怒したパートナーの木村の
控え室、猪木殴りこみの勢いは凄かったそうですね。

そして、本当はヘビー級での木村vs藤波抗争を探していたのですが
HITしませんでした。
まだjr時代ですね。

藤波辰巳 vs 木村健吾 (1979.12.13)

(すぐ消されそう)

そして、代表技の「稲妻レッグラリアット」
あんな蹴り技、そんなに効くの?と疑問符が付いていたのですが
猪木をはじめ「あんな危険な技使うな」とか言われていたそうで。
スコットノートンが来日しポリスマンとして対戦した木村は
ほぼ技をかけてもビクともしないノートンに稲妻レッグラリアットを放ち
我慢していたのでしょうが、ノートンが胸を手で押さえていましたもんね。

平成維新軍で副将として再ブレイクした時は
木村復活を喜んだ人も多かった事でしょう。

最初に木村の試合を見た時は白パン履いて誰かと組み
A浜口、寺西勇の国際血盟軍と戦った試合でしたが
木村って何て強いんだろう!そんな感想でした。
対抗戦という事もあるし、受けにまわった寺西が巧かったという事も
あると思いますが。

今では難病を抱え、品川区議員をやっているそうで
まだまだ、元気で居て欲しいですね。

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2 コメント

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Unknown (10.9)
2017-01-20 18:06:59
そうそう

キムケンも今 議員さんなんですよね~。

私 飛龍革命のキムケン好きなんですよね。

藤波 猪木のマジやりとり じっーと見ながら

張り手の後 一歩前に出る という(笑)

しかし 止める訳じゃない(笑)

あれ定期的に見て 笑うの好きです 私(笑)
返信する
10.9さん (太郎)
2017-01-20 20:19:20
元々奥さんが議員でしたもんね。
西村も文京区の議員やっていましたよね。

あの沖縄の飛龍革命ですか。
あのやりとりは私殆ど判らなかったのですが
(その後のドラゴンボンバーズや無我等)
そう、張り手で前に出て、止める訳ではない、
言われてみるとそうでしたねぇ。
その度、その後木村がどれだけ強いところを見せるのだろう?
楽しみでした。
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