ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

キングオブエンターテイメントプロレス

2020年04月23日 | プロレス
コレも書いてUPするの忘れてたまま
保存庫に残ってました。
まだ、谷津が義足付けオリンピックの聖火ランナーやるという話の頃ですしね。
…………………………………………………………………………………………

最近、つらつらと現代プロレスへの物足りなさを書いてきてますが
足を切断した八津嘉章と菊田早苗のトークで
完全に「はっ!」としました。
正直、今の強さに格闘技としての「強さ」を感じない試合が多い気がしてます。
勿論、私が勝てる相手では無いですが。
多くのオールドタイマーが言う「ガチンコ」の練習をやってないという所ですかね。
和田京平が言う今のレスラーはロックアップやヘッドロックの締め方を習ってないのかも、
という所でしょうか?
が、この菊田チャンネルに出演している谷津嘉章。
オリンピックレスラー。モスクワオリンピック西欧諸国ボイコットで
幻の金メダリストと呼ばれた。
猪木さんが唱えた「キングオブスポーツ」
スポーツの中のキング!として売り出して強さを出して
敵は対戦相手。
が、今は「キングオブエンターテイメント」
敵はお客さん!
ここに「はっ!!!」としました。
私自身は底辺エンターテイナーと思っておりますが、
今のお客さんを次に呼ぶ、観に来て貰う気にさせる、
この言葉は重かったですねぇ。
私が望むプロレスの試合では無いですが
特にエンターテイメント路線にシフトした新日本プロレス。
「プ女子」と呼ばれる女性、子供客を取り込む体、技、試合。
ここは、重いですねぇ……。
以前の新日本プロレスは「今日のウチの出し物はコレ」と
ファンに上の立場から居れたという話。
(表現は違いますが田中ケロリングアナウンサーのトークから)
今はお客さんにウケるプロレスを演出に込めて披露する大変さ。
いやぁ、コレは難しいエンターテイメント企業努力ですね。
音楽アーティストでも、ファンに支持されていても
自分達の我を通せたり、もしくはトレンドにより
レコード会社の意図で意に沿わない音楽をやらなければならなくなった
主に80~90年代の流れ。
私が思い付くのはエレクトロニクス過ぎる音造り
ファンの希望を配慮しながら毎回違う毛並みの音楽を提供したジューダスプリースト。
大成功した例はメタリカですよね。
後、特にクインシージョーンズをプロデューサーに起用し
時代の流れとスター性を上手く絡めたマイケルジャクソンの三部作。
ステージの希望も半端無い費用をかけて。


こういう、エンターテイメントショーとしてのプロレスに
そう現代に変わりましたが、
結構プロレス関係者でも、いつか転換期が来ると
そういう論も、この先出てくると思います。
昔のファンはこれまでのガチも含めたアングルに興味を持ったり
凄くキツい当たりをしていたプロレスに魅力されたり。
そういう生々しさを求めて居た気がします。

今は、現代アメリカンプロレスのマイク合戦も入れながら
スタイリッシュでスピーディーなプロレスを、なんというか
舞台を観る楽しさで見ているファンが多い、
誰か、有名プロレス関係者が言っていたなぁ。
今は、特にメジャー新日本はそうなんでしょうね。
経営方針も、昔の特殊な世界から抜け出し
有る意味近代のホント、ビジネスという感じがします。
Twitter等、色々ツールも有効ですし。
現社長の話もかなり興味深かったです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
喜一さん (太郎)
2020-06-10 22:37:13
ありがとう御座います。
今私が観れるのは新日本だけなので(もしかしたらスターダムも?)
今のプロレス情報には明るく無く、古き良き時代のプロレスは良かったという
時代遅れの懐古主義なのかも知れません。今でも残っている蛍光灯デスマッチとか面白いです。
今運動しながら考えていた所なのですが、以前は人生模様が良く写る生々しさに
スリルを持って感情移入していたのが今のファンはそうではその場を楽しむ
本当に娯楽として見るファンが多いのかな?と。我々の頃はコアだったのかな?とか。
実際、誰が一番強いのか?を楽しむプロレスは崩壊してますし
猪木がその路線を作った訳ですしね。
タイトルマッチが終わった直後に次の挑戦者がマイクを持ち対戦アピールはWWE的ですよね。
全日本で命がけの試合をしていた四天王達が三銃士や長州達の生々しい話題だけで
あんなに集客出来、ギャラの額も一桁違うのは辛かったそうですが。

私、今逆に総合格闘技にあまり興味が無いんですよね。
一発で決まるかものその一瞬を見逃さず集中する集中力の欠如という病気でもあるんですが。
最近、前の世代の試合や石井、柴田の熱い試合が見れて逆に嬉しい所もあります。
石井や柴田に昭和の人間くさいプロレスが観れるからです。
ラジオでエル・デスペラードが良い事言ってました。
今の技でお客が喜ぶなら、後々オリンピックの高飛び込みみたいな事やらなければいけなくなってくる
もしかしたら、今のレスラー達の方が危機を感じているのかも?
それにしてもほぼ世代交代したオカダがあんなに懐の広いレスラーになるとは思わなかったです。
飯伏は2013年、G1のvs中邑戦が忘れられません。
私もあのワル男を演じながら、川田の技を繰り出す姿に喜びます。
タイチの頑張りにも期待です。
そういえば外道、、、逸早くエンターテイメント型プロレスを取組んだFMWの中心選手。
既に現代新日本のエンタメを刷り込んだ先駆者にも感じます。
返信する
遅くなりました。 (喜一)
2020-06-10 22:03:34
僕は、太郎さんのブログからは温かさを感じるので、好きで読ませてもらっています。
今回の「キングオブエンターテイメントプロレス」というのは、昔と比べてですよね!?
エンターテイメントというと、自分は真っ先にWWEのようなショー的要素の濃いプロレスを頭に思い浮かべてします。
僕は、今のプロレスも悪くないと思います。
6年前にプロレスファンに戻って来ましたが、
格闘技とプロレス。
今はプロレスのほうが好きです。理由は、プロレスのほうが見ていて面白いからです。格闘技と比べて、はずれがないというか。。
プロレスから強さを感じるか?
自分が真似できないからという理由ですが、
プロレスからは強さを感じます。
お気に入りの選手を見付けて、その選手を応援する(中心に見る)
それでいいと思っています。

ライジンとかと誰が見ても区別ができたほうが良いと思うんです。プロレスが格闘技路線を再び始めない為にも、リアル格闘技と距離を保って欲しいです。
一緒にしてしまうとプロレスの凄さだけではなく、強さまで分からなくなってしまうと思うんです。

ただ、今のプロレス、新日本のリングに上がっている選手にお願いできるのなら、得意な寝技を2つ持って欲しいです。派手な大技が出るスピーディーな激しい試合=ハイレベルかと言えば、それだけではないと思います。
例えば、飯伏幸太選手が、吊り天井やトライアングル・スコーピオンを使うようになれば、もっと面白い試合が出来るんじゃないかって思うんですよ。

太郎さん、プロレス再開するみたいですね!!
3月開催される予定だった春のトーナメント:NJC。
1回戦で、棚橋VSタイチ。飯伏VSザック。オカダVS外道と面白そうなカードがあります。少年時代のようには熱くはなりにくいですが、このトーナメントの優勝予想を、僕はタイチと予想します。

今年は、タイチと鷹木に注目しています。
返信する
アクセルルーズさん (太郎)
2020-04-27 21:36:15
こんばんは。
UWFは放送媒体が無くビデオでしか見れなかったので
雑誌かTV特番しか見れなかったので
今になってYouTube等で観るモノ多いです。たまにリングスはビデオで観れました。
私は新日、全日、更にFMWとかも好きでした。
昭和のプロレス、何となく人間くさいプロレスが好きです。
石井や柴田の様な。
返信する
今のプロレス (アクセルルーズ)
2020-04-26 18:50:47
たろーさん、こんにちは。僕は今のプロレス見なくなりました。UWFと昭和の新日が好きだったので。
前田、高田、船木、山本、安生、藤原、鈴木みのる、
とかです。長州も好きでした。山本小鉄も。
今のプロレスは、とんだり、跳ねたり、して戦ってる気がしないんですよね。
返信する
Home In My Shoesさん (太郎)
2020-04-23 21:10:31
突発性に書きなぐり、UPしようか?どうか?と思ったまま忘れていた記事です。
80年代はホントPOPでMTV、ラジオ受けするモノを強要されてましたね、音楽産業本場アメリカ。
Charは思えば、かげろうとかネイビーブルーとかフォーク路線でしたね。
その裏でJAZZテイスト入れたガッツリロックを入れる。
多くのオールドタイマー、または40代位迄のレスラーはインディーでも
ガチをしっかり下地にやっていましたもんね。
MMAとプロレスは強さのパターンが違いますが
今のレスラーは見栄えの良いハイスパットな練習をやっているそうで。
田口、ヨシタツ世代は木戸修に延々と水を飲まされず地道な基礎体力トレーニングを
延々とやらされたそうですが。その流れからか?今の動きの速い
高速、ウルトラCプロレスは一般の女子の人気も取り込んだかもです。
ドラゴンゲートとかいち早く取り入れてたかもですね。
谷津の言葉にかなり衝撃を受けました。
返信する
Unknown (Home In My Shoes)
2020-04-23 12:39:33
これはまた・・・、興味深い記事ですね(*´ω`*)。

「売れ筋」やってても、B面やアルバムの曲はガチガチのロックやファンクといった(初期チャーって、やっぱすごかった)ように、エンタメやってても「怒らせたら怖い」「セメント強い」って下地が欲しいですよね。

それがないと、軽業師だったりコムロ(古い)と一緒ですもん。それがないなら、わざわざ見なくてもいいし、そもそも胸を打ちませんもんね (´・ω・`)。

改めてコメントさせていただきますね。いやー、太郎さんの記事はいいわー。
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