テデスキトラックスバンドなのですが

６月に来日しますね、テデスキトラックスバンド。
スーザンテデスキ個人として好きなミュージシャンです。
で、亭主のデレクトラスキバンドに吸収される様な形で
スーザンテデスキがフロントウーマンになり
夫婦主役のバンドになってからあまり好みでは無いです。
レスポール&メリーフィルドとは違いますし。

何故か？というとデレクトラックスバンド時代のボーカリスト、マイクマティソンが
素晴らしい歌声なのに、完全コーラス要員状態で
あの歌声が聞けない事が、歌も歌う私にとってフィットしないのです。

Tedeschi Trucks Band - Midnight in Harlem (Live)


デレクトラックスの存在を初めて知って聞いた０４年。
正直、ぶっ飛びました！
もし、今現在デレクの存在を初めて知ったら・・私ギター辞めたくなるかも？？？
そして、エリッククラプトンの来日公演にも帯同してた時
ホント、もっと早く知って、チケット争奪戦に打ち勝ち
見に行きたかったです。
それくらい、あの若いギタリストは衝撃的でした。
アレキシライホやShuを知った時と同じ、またはそれ以上。
どうやっても、オープンチューニングでスライドギターを
操れないから余計にでした。
まず技術が凄すぎたし、本家デュアンオールマンとチト違う
何かクールな響きがしました。そして、オールマンブラザーズより
更にJAZZテイストも強く感じたので。
一時期、名ギタリスト、ウォーレンヘイズと
オールマンブラザーズのギタリストとして在籍してましたしね。

と、一部、デレクトラックスは表現力が足りないという声も聞きました。
私は音源を聞いていないのですが、チャーリーパーカーの
あの悲壮さをデレク流に
表現出来る様になってる、という反対意見もありました。

と、デレクトラックスのギタリストの話が多くなってしまいましたが、
主役がデレクとスーザンテデスキで有っても
デレクトラックスバンドの時のマイクマティソンの素晴らしい歌声が
引っ込んでしまった感、歌の主役が完全にスーザンに移行したのが
とても残念な感じなんですよね。
夫婦とは云え、ブルースに限らずミュージックシーンでも
注目だったデレクとスーザン二人が合体して
二度美味しい、と以前私のブログで書いた事がありますが、
テデスキトラックスバンドになってから
あまり聴きたいバンドで無くなったのが大きいです。
デレクとスーザンテデスキを組み合わせた方が商業的にも良いのは分かってるのですが。