ジューダスプリースト グレンティプトンvsKKダウニング

懐かしい写真です。二人共に若いですな。
これは背徳の掟の頃のツアーでしょうかな？
KKダウニングのギターがギブソンでは無くなってますしね。
コレ「ラムイットダウン」がリアルタイム時、
楽器屋さんで取り寄せて貰ったジューダスプリースト、オフィシャルバイオグラフィー本なんですよ。
私、高校生の時でした。物語はこの「背徳の掟」がリリースされた直後位迄の
プリーストヒストリー本でパンクムーブメント期の苦しい生活や
ロブ加入前のアランアトキンスがボーカル、黒人ドラマー、クリスキャンベル達と
ブルースロック期、本気でバンド活動始めた頃の写真等載ってます。
最近、プリーストネタがオンパレードですな、当ブログ‥‥（汗）
主に現プリースト側とKKとのトラブルですが。


ソロギターで決めるのでは無く
長年のプリーストファンの方と話すとギタートータルで
KKの方が上手い！と話進み決定付けられる事も有ります。
グレンの酒が無ければ、私個人は互角で二人共に素晴らしいギタリストとなります。
ペインキラーが出た頃、グレンとKKどちらが優れているか？と
譜面や解説踏まえて、両者互角と当時のヤングギターはそう判定してました。
技巧や引き出しの数ではやはりグレンですね。
ほとばしる気迫とフレージング、ペンタトニックスケールを主体の
攻撃的且つ泣きのギターのKK。
リズムギターは個人的にKKです。


Glenn Tipton VS KK Downing Judas Priest


デビュー前に加入したグレンがバンドの主導権を握り
尚且つ、音楽の幅や技巧面でも幅広くシングルカット曲のMVはほぼグレンに
なっております。KKがリード時にクローズアップで写っているのは
「ホットロッキン」のリードリレーや単独では「ドントゴー」位でしょうか？
「ターボ」の曲達もショートカットな感じ。

バンドスコア等で「これまでセカンドギター的立場だったKKが大きく飛躍した」
そう書かれていたのは「背徳の掟」のスコア。
「ステンドクラス」「ターボ」では7割、8割がたグレンがソロを取り
多くの音楽ファンはKKはギターソロを弾かない、なんてイメージが付いていたり。
「ラムイットダウン」では美味しい所はグレン、曲数ではKKの方が多かったり。

期間を「ペインキラー」迄として、ヤングギター誌で
「これまでグレンの方が、というイメージが有ったが今作では両者互角」と
書かれていたり。
プリーストのツインリードギターはツインリードにもありますが
圧倒的に迫力があり、当時先陣を切ってヘビーなリフを生み出した
リズムギターに大きな凄味が有ると個人的に以前から書いてきました。「グラインダー」とか。
私がフェバリットギタリストの一つにプリーストを書くのもここにあるんです。
実際に色んなツインギターロックバンドを見てきて、迫力のツインギターは
個人的な贔屓を抜いてグレン＆KKのプリーストなんですよね。
AC/DCも見て見たかったですが。
主にヘビーさ！という面でのツインギターでなんですが。

この動画で見ると私も武道館で観た「ヘルライダー」カッコ良いですな。
代々木オリンピック第一で初めて見たプリースト、
「ペインキラーツアー」でほんの一瞬、6小節づつ位ですが「メタルメルトダウン」の
二人のギターソロコーナーは雷落ちたみたいでした。