ずーっと躊躇していた映画版を病院の待ち時間に見始めた。誰かがいつかブログに書いていたけど、テレビドラマを見ていないと話が飛んでわかりにくいと。原作小説の日本語訳も見せていただいていたから、テレビと小説とを思い浮かべて三者三様の表現方法の違いを楽しんだかな。ドラマのウォレスからだから小説も思い浮かべるシーンはウォレスになっちゃう。
術後1か月の受診。切り取ったところに6か所も悪いものが点在。ステージ2。これから、10年間に及ぶ再発との戦いが始まる。夜中までテレビを見ながらテレビの前で電気をつけっぱなしで眠り、目が覚めて空腹を感じたら、カップ麺を食べる。そんな生活習慣でいいはずがない。しかしそれはもう何回も繰り返し言ってきたこと。だからもう言う気力は私には残っていない。私の大事な子どもの父親、それだけの相手だと思っていきたい。心が折れている状態。
何かから逃れるためにちょっと利用させてください。逃避することも必要と感じている。最近話題の芸能ニュース、向精神薬、睡眠導入剤。心が弱っているときに耳にするべきじゃない。
で、たまたま付けたテレビに高橋一生さん。大河とかで知ってはいたけど、軽くいいなぐらいの気持ち。それが「女城主直虎」で一気に好き度がアップ。切なかったし。カルテットもよかった。「凪のおいとま」も切なかった。演技が上手で、歌も歌って、運動神経もよくて、趣味も多くて、たしか料理も好き。なんか、鍾漢良 と私的にはかぶっているのかも。年齢もそう離れていないし。ここのところ、中国ドラマにばかり目が行っていたけど、久しぶりにNHKオンデマンドで「女城主直虎」見てみようかな。
できるだけ普段通りに暮らしていきたい。友達に話したいけれど、そうしたら歯止めがきかず、気持ちが保てないような気がする。本当につらいことは、なかなか口に出せない。人と会うのがおっくうになる。明日は、今年度の絵手紙教室のスタートだけど、今は人に会いたくない。1回目欠席。