トライアスリート古山大

プロトライアスリート古山大のブログです。
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日々の活動や思った事などを中心に挙げていきます。

【努力】

2020-03-13 21:05:40 | 日記
目標実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。
ー広辞苑

皆さんこんばんは!
ようやく部屋の片付けが終わり、ダンボールが無くなりました。古山大です。

さて、今回のテーマは「努力」!
皆さん人生のうちで一度は耳にした事があるであろう言葉ですね。
今回は、この言葉について私が最近認識を改めた事について書こうと思います。
努力の意味は、冒頭に書いた通りですね。皆さん想像しやすいかと思います。人生のうちで一度は努力したことがある人も多いと思いますし、今現在している人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私はある人の言葉でこの「努力」について更に先があるのではないかと思うようになりました。

それが、所ジョージさんです。

何かの番組で
「本当にすごい人は努力してない。だって好きでやってるから。」
みたいな事をおっしゃってました。それに続けて
「努力って言葉は、周囲の人が一心不乱に好きな事やって成功を修めた人に対して「俺があいつには敵わなかったのは、あいつが人一倍努めて力を注いでいたからだ=頑張っていた=努力」と言う過程で生まれた、元々マイナスなイメージの言葉なんだと思う。努めるって言葉自体、無理やり頑張るみたいな印象あるしね。」
みたいな事をおっしゃってました。
曖昧な記憶ですいません!!
でも、努力について所ジョージさんがこんなように言及していたのは確かです。

つまり、努力というのは周囲の人間がその人間に敵わない理由としてつくられた諦めの言葉。というわけです。

ただ!努力が全て悪しきものだとは思っていません。ときには無理やり頑張って得なければならない状況などいくらでもあります。
では、何故今私がこんな事を思うのか。

プロになり2ヶ月半、新たな拠点に来てからは1ヶ月の時がたちました。
その中で、なるべく一度立てた練習内容は変更しないようにしてきました。しかし、私もまだまだ弱い選手。体調が合わない日だってあります。
そんなとき、立てたメニューを消化するだけになった日と気持ちを切り替えてその状況でどれくらいできるのか色々と試した日では、練習ノートの反省点のボリュームが明らかに違いました。

気持ちを切り替えて「この最悪の状態。レースでも来るかもしれないこの状況で、じゃあ自分は一体どこまでできるんだろう?」というワクワクがある方が明らかに改善点・具体的に悪かったところ・どうすれば克服できるかなど色んなことが書かれていました。
更に言うと大体、そういったワクワクの中でやった練習は、次同じような内容で行う時、タイムが僅かですが向上しています。





最悪な状況、最高の状態、天候、気温、モチベーション、ありとあらゆる状況を受けてそれでも「大好きなトライアスロンで俺は何処まで行けるんだろう?」と楽しみ尽くせる気持ちが成長には必要不可欠なのではないかと思いました。

暴論だとは思いますが、人間なんて生物的には生まれて、子孫を残して、この世を去る、以外の事柄なんてのは本来必要ないことですから。
それ以外の事ってのは、+αとして進化の過程で人間が得たもの。つまりは人生をより良く楽しむために得たオマケの遊びみたいなものですからね。
そこに人生かけるんですから、ホントに人間って面白い生き物ですよね。

誤解のないように弁明すると。
努力が悪い事だとは思いません。
私も今まで人並みに【努力】をしてきたつもりです。それが間違ってたとは思いませんし、見当違いだったとは全く思っていません。
しかし、幼かったあの日に夢見たあの場所へ辿り着くためには、努力のその先にある何かに辿り着く事が重要だと思いました。
トライアスロンが楽しくて、好きで好きで、極めたくてたまらなかったあの日の気持ちをもう一度思い出して、新たなスタートであるこの2020年を過ごしてみたいなと思いました。

だって、大好きなトライアスロンを好きなだけやらせていただけているんですもの!
応援してくださる方々に答えたい!という気持ちももちろんですが、「俺はこうしたい!こうなってみたい!夢見たあの場所に到達したい!」という気持ちを大事に楽しまなきゃ損ですよね。
何よりも自分の起源【オリジン】の気持ちを持ち続けることが、結局一番大事なんだと思いました。

あ!こういう考え方にピッタリマッチする日本語がありましたね!

「初心忘るべからず」

それでは!




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