フィリピンは人件費が安い。
いろんな場面で思い知らされる時があるが、先日ジーンズを買った際に面白いことを知った。
フィリピンは飲食店と洋服屋が非常に多くサイズの取り揃えも豊富なので、おデブの私でも買い物には困らない。
そんでセール中のDickiesのジーンズを買ったんだが、スタッフから長い裾はカットしてもらった方がいいと猛烈に勧められた。工賃は100ペソ(約180円)らしい。
セールで安く買ったのに裾上げに金払うのかとファッションに疎い私が言うと、フィリピンでは長い裾はNGらしい。
さらに、120ペソでオリジナルスタイルの裾上げが良いと言うので、面倒だからお任せしてみた。
そんで上の写真がその出来上がりの写真。
オリジナルのスタイルはよくあるストーンウォッシュ系のはきこなし感のあるこすれたデザイン。
普通裾上げをしてもらうと、折り返し部分は新しい生地なので痛んだ感じがないでしょ?
なんでこんな風にできるのかいろいろ聞いてみたら、下の図のような手の込んだ作業をしてくれていたのだ。
分かってもらえただろうか。
最初は、普通に縫製した後何かでこすったり、はさみで細工してるのかと思ったけど、一旦切り離した裾端を再度取り付けているんですね。これならデザインを作ってないから理にかなっているなあと感心してしまった。
これって日本でも普通にやってくれるんでしょうか?
これで120ペソ(約220円。持込は175ペソ約320円)は、安いと思いませんか?
近くにあるRobinsonデパートでの出来事でした。
実はフィリピンのジーンズ、股上が浅いのでデブにははき辛いです…。
「いいね!」のクリックうれしいです。
最新の画像[もっと見る]