長年フィリピンで事業実績のある会社とパートナーシップを組み、上の写真にある会社を立ち上げ早1年が過ぎました。
これまでフィリピンで積み上げたノウハウを基に、新規事業に真面目に取り組んで来た結果、多くの方からビジネスの相談をお寄せいただくようになりました。
本当にありがとうございます!
弊社のメイン事業は広告関係なのですが、こちらにも公開しているとおり、
貿易・物流事業
各種買取、物販
フィリピン事業のコンサルティング
が得意な分野でもあります。
昨今の新興国ブームで、人口増加が著しく、人口ボーナスによる大きな経済発展が見込まれるここフィリピンは、 海外に疎い日本のビジネスマンも、ようやく波に乗ろうと競ってマニラに飛んで来るようになりました。
そこで当サイトなどからいろんな問い合わせが入ってくるのですが…。
日本人は本当に安直に商売を考える癖があるんだなあと考えさせられてしまいます。
厄介なのは
情報はタダで当たり前
やる気がなくなったらいつでもキャンセル
これがどうしてもぬぐえないようです。
これは「お客様は神様です!」で刷り込まれた日本人独特の性質なんでしょうか。クーリングオフや無料返品可能で甘やかされた責任感の欠如からなのでありましょうか。
当然我々も日本人ですから、わざわざお問い合わせいただく方には、最低限「お客様」としての丁寧な対応に努めています。しかし、かなりな確率で「俺は客だ!」的な言動をされる方が多いのです。
私はお問い合わせいただく方を「お客様」と思っていますが、上下関係があるとは思っておりません。あくまでビジネス上の取引先であり、お互いの共同作業で商売を成立させるパートナーという感覚です。
あなたがやりたいその事業に対して、我々がフィリピンでのノウハウを提供する代わりにあなたは何を提供するのか。
これを打ち合わせるのがビジネスミーティングです。
ところが、会って話をしてみると、到底ビジネスに踏み込める状況ではない段階で、口だけビジネスを語っている「変な人」がかなりいるのです。
例えば、日本にある中古品をフィリピンで販売したいという方がいたとします。
我々は、品物の状況から販売方法を探り、実際に清算できるまでのプロセスを提案しますが、多くの人が
フィリピンで売る力があるんだから高く買い取ってくれ
という態度で話を持ってくるバカ者がいるのです。
日本に物があり、フィリピンではそれを欲しがる人がいる。だから儲かるじゃないか!
…いや、何か忘れてませんか?
そのたくさん在庫している品物、どうやってフィリピンまで持ってくるの?
その経費どれだけかかるか分かってんの?
フィリピンの輸入って超厄介なんだけど、誰がそれやるの?
中間マージンや手間を考えられないってのは、ビジネスマンって言えるのかな…。
フィリピンはゴミ箱じゃないんだから、日本で見向きもされないボロは、今は売れないんだよ?日本人はリサイクルで節約が美徳だけど、フィリピンはバンバン金使って贅沢するのが美徳なの。
そういうイタイお客さんが結構いるんですね…。
だから私の方では…問合せをいただいた方に安易にお会いすることはしません。ある程度の状況が分かるメールのやり取りで、8割以上の判断をさせていただいております。
実際にお会いして詰めなければいけない状況になって初めてミーティング。それも無料相談ですよ。当然お茶代くらいは相談者が持って下さいね。
そんな感じです。
それからこれ重要なんですが…
日本人の銭勘定は非常にシビアな面があるので、金額で全てを判断しやすいのですが…
十分お気を付け下さいね。フィリピンは、昨日まで問題なくできていたことが、今日いきなりダメって言うのがよくあります。ましてや来年の大統領選挙前で、どこの世界も金集めに必死。だから外国人のビジネスは標的にされますよ。
こうすれば大丈夫!って高をくくっていたら大変な事になっちゃうかも。
我々にはその辺りまでのノウハウもあって、偉そうにネット公開してビジネスコンサルやるよって言ってるんですからね。
よくあるじゃない?スマートなビジネススタールで日本人ウケしそうなサイト持ってて「フィリピン事業はお任せ下さい!フリーダイヤルはこちら!」みたいな…
一体何の実績とノウハウがあるのか分かったもんじゃないからね。
本気でフィリピンにかかってくる方、いつでもお相手いたします。一緒に面白いビジネスを作っていきましょう!