ドタンバの精神〈君たちの未来〉

前の職場で貯めたお金が今ここに、50万円あり、
封をして自分の部屋に保管してある。

この50万円には、手をつけず、
親のスネをかじって生きているのだが、

これをどうしようか？

この50万に、人生の切り札か隠されている気がしてならない。

これを、どういう道に使うのか？

遊び人なら、１ヶ月で失くすだろう。
毎日パチンコで２万負ければ、
一瞬でなくす。

そうではなく、(筆者はパチンコはしない)

将来の嫁のために、とっておくか？

プロポーズに４０万の指輪を買って振られた人がいると聞く。
そんな夢のない事を聞くと、
女に金をつぎ込むことのクソさを滲み感じ取る。


では、本を書くか。

調べてみると、
300冊出版するのに
40万ほどあれば足りるそうだ。
それを全国の書店に並べてもらう事もオプションサービス(有料)でできるらしい。
また、その際にはページは少ないほど安い。
筆者のページ数は軽く150ページにはなると思うが、
それでは金が足りない。
50～70ページにおさえなくてはいけない。

また、本が売れたとして、
1冊1500円なら、
300冊で450000円。
そこから差し引き何十％かどこかにお流れするはずなのだから、
20％取られるとしたら
９万円。
(取り分)36万－(費用)40万は、－４万。
つまり４万円の赤だ。

出版物すべてが売れたとしても儲けにはならない。
つまり慈善事業だ。社会ではこういう金にならないものの事を趣味という。

だとしたら
そこからは講演会だ。

本に写真を載っけ、「全国各地を公演中」などと書き、実際にそうする。
そこで山陰各地からオファーが来れば、少しは有名人になれるだろう。

そこからカウンセリングに繋げられれば、
一個の確立した「職業」だと言われるまでになろう。

その道はイバラ
嫌なら今から…なんだっけ。ケツメイシの上がる聴きたい。
負け犬気分はいかが！※歌詞。


さて、何年かかるだろう？

ひとりの人間が自立するまでのドラマ。
自立するなら簡単。人にこき使われ
身を引き裂き魂をズタボロにしていれば良い。
そこかしこに引っ掛け傷を負わせられながらも、
そこに居続けられるかどうかはあなた次第。いや、運次第とも言えよう。そこに関しては何も言えないし知らない。
なぜこんなにも職が安定しないのか？
職より人口が多いんじゃないの？

俺は思うのだが、
「国は打ち出した。団塊世代に。」
「子を３人産めば人口が増える」
そう、２人の人間から２人生めば
人口は変わらない。
老人をまかなうためには
人口を増やし続けないといけない。
しかし「それは年金を払う人間を、」の話だ。

筆者はこの３年間だけはきちんと払い続けている。
その総額はひと月15000として
18万×３は54万。
54万がおじいさんがたの生活費に回っているという事か。
これが社会奉仕。
これがいかにできるかが、
「この社会で偉ぶることができるかどうか」
の判断基準になる。
そう、みんな選ぶりたくてそんな事をしたいだけ。
収入が多ければ、
「社会の役に立っている」
と自慢げに豪語できる。
ただそれだけ。
人が「人から嫌われないために」、
「お国から厄介もの扱い」されないために。

いわゆる「非国民」だ。
年金を払わないという事は。

現代はいまだに江戸時代から何も変わっていない。
「年貢」ありきなのだ。

そうして、明治から「自由」だなんだと主張して、
なんにも変わらない。たんに「まやかしが横行したいだけ。」
人は死に追いやる。

そして、「国」に感謝して「恩義」を尽くした先に、「高齢後の保障」があるのか？

それは知らない。だから年金は「社会奉仕」なのだ。

だがしかし、そんなのは「金持ちがやればいい。」

おらみたいなびんぼものに、かかわるなだなや。


まったく。


貧乏になればなるほど、厄介ものにされた挙句に、「じゃあなんで産んだんだ？」と問われれば、「そういう社会情勢だった」で済み、「後のことは自分で考えろ」のこの社会。

言っておく。ここに断言したい。
「もう子供は生むな。」

子供が幸せになれない。
それより、恋人と一生楽しく遊んでいろ。
そっちのほうが楽しい。充実した何かを得られる。

なあ、そう思わない？悪魔？人間？天使？

まぁどうでもいいけど、「若者よ、」
俺はキミたちが、いちばん心配。

心も体も、大切にしてよ。

精神と肉体は、切り離せないのだから。
(全ては融合 相互作用)