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待っててネ

2008-10-27 20:54:00 | 日記
銭湯に行ってくると言って、待っててネ、と言われ今も待ってるが  *(困る)*

アレから15年

少し待たせ過ぎだと思う秋の夜長です

       *(泣く)*   *(ショック)*

今日の小話は

10月27日の小話

     *(レター)*鬼のたまご*(レター)*


 夏のある日。


山おくの村に住んでいる男が、初めてまちに出かけたときのことです。

だれがおとしたものやら、まんじゅうをひろいました。


男はそれが、まんじゅうということをしりません。

ふところにしまって、村にかえると、しょうやの屋敷に出かけました。

日ごろから、物知りじまんのしょうやです。

 男は、しょうやに、たずねました。

「まちで、このようなものをひろいましたけど、いったい、なんでございましょう?」

しょうやは、まんじゅうを手にとって、しげしげながめると、

「うーむ。かたちといい、色といい、まさしくたまごであろう。ワタにつつんで、大事に温めなさい」

男はいわれたとおり、まんじゅうをワタに包んで、なるべく、あたたかいところにおきました。

すると、カビがはえてきて、毛のようにみえました。

「しょうやさま、たまごから毛がはえてまいりました。何のたまごでございましょう?」


男がたずねると、しょうやは大まじめに、

「なに、たまごから毛がはえてきだと? ・・・それは、鬼のたまごにちがいなかろう」



       *(びっくり2)*おしまい*(びっくり2)*