えーあらい

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ソイレント・グリーン

2019-07-11 15:31:45 | 映画
ソイレント・グリーン
  久しぶりにソイレントグリーンをビデオで見ました。何年か、いや十何年か前に見た映画でしたが、名前と印象を憶えていたので、もう一度見てみようと思いました。主演者がチャールトンヘストンとは知りませんでした。
  物語は、近未来に人口増で世界中に人間が溢れ、そのため貧富の激しい格差が生じていた。特権階級は野菜や肉を食べる事が出来る、しかし、その他の貧しい人達はソイレント社が海のプランクトンから造る合成食品「ソイレント・グリーン」の配給を受けて生き延びていた。ある日そのソイレント社の幹部が殺される。その事件の捜査を刑事(チャールトンヘストン)が始めると度々妨害を受けるようになった。捜査の中止を署長から言い渡されるが、それでも捜査を続けると命を狙われた。
  同居している老人がソイレント社の悪行を調べてから歳を取り過ぎたとホーム(公営安楽死施設)に向う。それを追った刑事が老人の遺言を聞く。この安楽死の場面が印象的で、始めに老人の好きな色を聞く、連れて行かれたベッドは老人の好きな黄色になっていた。ベッドに横になり、飲み物を飲まされる、これが安楽死の毒薬。そして好きな音楽、映画ではベートーヴェンの田園が流れる。ベッドの上には大スクリーンがあり、大草原や大海原など心地よい癒やしの映像が流れるように映る。そして老人は絶命する。
  刑事は老人の遺言に従って老人の死体を追う。老人の死体は清掃車のような死体処理車に放り込まれ運ばれて行く、その車の後ろに飛び乗った刑事は、その車がソイレント社の工場に運ばれ、膨大な工場の工程を経て、安楽死した老人達の死体が加工され、合成食品「ソイレント・グリーン」になっている事を突き止めた。
  工場から追っ手を逃れ、戻った刑事は、またもや暗殺者の襲撃を受け、最後の1人を倒したが刑事も深手を負ってしまう。助けに来た署長に捜査結果を告げた。そしてやがては人が食用に飼育される様になる、と。病院に運ばれながら刑事は声高に真実を叫んだ「ソイレント・グリーンは人から造られている」、ここで映画は終わる。


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