認可保育園の結果

認可保育園・・・市が窓口。年収に応じた保育料、兄弟割引あり。月額保育料２人でおよそ５万。
認証保育園・・・都が市よりゆるい基準で設定している。個別問い合わせ。高い保育料、兄弟割引なし。月額保育料２人でおよそ１２万５千円。

入所審査日、翌日と電話から片時も離れず市役所からの連絡を待っていましたが、連絡来ず、こちらから問い合わせしてみました。


「保育園に１人空きがあったのですが、（私）以外のかたが優先度が高くて決まりましたので、今回は残念ながら待機という形になります。」

こういった返答には慣れているベテランの女性って感じでした。


なんとも、納得いかない気持ちがあったので、今度は希望の認可保育園に電話してみました。

先生は、こう話してくれました。

育児休業が切れて復帰するかたももちろん大事でしょうけど、本当は育児したいけれど、経済上どうしてもお母さんが働かないとならないという人にこそ提供する制度だと思う。お母さんが働く権利もそういった事情の子供さんが保育される権利だってありますから。

市役所に用事がありますので、相談してみます。

こういったことは問い合わせていいんです、何でも言ってくれていいんですよ。


泣けてきました。
ぜひ、この保育園にいれたいなと思いました。


その後、先生から連絡が来ました。


市の担当さんと電話で話したそうですが、「待機児童を減らすべく、前向きに検討する」という回答だったそうです。

何度も市役所に足を運んで状況を訴えたり、保育園にも事情を話して考慮してもらうように問い合わせることは大事なので続けてくださいと言っていました。



さて、結局「入所できず、待機してください」という結果になりました。
でも、なんとなく、市に直接相談したほうがいい気がして、行きました。

結論としては、市内で入所希望の園を増やすこと、そして、既に働いている人優先なので、まずは高い保育料金の場所に預けて働いている実績を作って待機児童の中での優先順位をあげる努力をしてくださいということでした。

切羽詰っている状況も全て伝え、理解してもらうよう努力しました。
しかし、結局は書類上の働いている実績でしか判断していないので、働いてくださいということでした。


お金が無いから育児を諦めて働きだすのではなく、お金があるうちから、高い保育料で預けて働き出すことがポイントですってことですね。そう、母子手帳や保育所入所申請の説明書に書いておいて欲しいものです。


入所基準などを見ても、本当に行政というのは、利用者のニーズを把握する努力をしているのだろうか…って思ってしまいます。
子供２人（しかも、１人が０歳）をあずけて働きに出るのはとてつもなく高いハードルです。

勤め先に、認可保育園の入所ができなかったことを伝えに行きました。
すると、大変心配してくださり、市と関わりもあるので、相談してみると言ってくれました。

その後、認証保育園に手続きをしに行きました。
今月この保育園から認可保育園に入れる方がいたそうで、「あきらめず、頑張ってください」と励まされました。


認可保育園には入れませんでしたが、申請は続けています。
とにかく、５月から私働きます。

振り返ってみると、市に電話、直接出向いて抗議、保育園にまで相談と、かなりのクレーマーですね。やりすぎている行動にすこし反省もしています。
私は本当は、こんな恥をさらすような人間ではありません。
自分で何でも今まで解決するようにしてがんばってきました。
ただ、現状は自分の力ではどうにもならない問題なんです。

勝手な思い込みかもしれませんが、勤め先、保育園など、周りにいる方がほんの数週間のつきあいしかない私に味方してくれてるので、その好意を無駄にしたくないと思います。

どうかどうか、再来月は認可保育園にはいれますように

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