SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや

2005-05-20 10:23:01 | 
論語は随分読んだと思います。

聖人と崇められる孔子やキリストも、人間臭い人だったんですよね。

偶像は、いつものっぺりとした顔をしています。

美しい人、というのは、

その人が、その人らしく生きていることだと思います。

あ、脱線。


死を見つめる、その先には、生が輝いている。

と、いつもの坂道を登りながら、ふと思ったのです。

「未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや」

という子の言葉とは相反するようですが。

カルぺ・ディエム

2005-05-20 09:55:06 | 
ラテン語で「今を、その瞬間を掴む・生きる」という意味らしい。

私の唯一の購読紙である日経流通新聞の「そらいろいろ」というコラ

ムより。執筆者は小澤征良さん(小澤征爾の娘=小沢健二のいとこ)

征良さんもいいです。恐るべし小沢一族・・・。

この回は犬について。

猫派か犬派かと問われれば、犬派の私。


「イヌは基本的にきちんとその瞬間、瞬間を愛しみながら生きている。

 常に自分の身体(野生)の声に、忠実に耳を傾けながら。」


そうやね。

犬に限らずそうかもしれないけれど。犬はとくにこういう傾向があるや

もしれん。

人間はすぐに身体を忘れる。

頭でっかちになって視野狭窄。

無理矢理、形だけの「癒し」なんてのを熱心にすなる。

癒しに懸命になって逆に疲れる。

そもそも「癒されたい」と思うこと自体おかしい。

今、流行りの癒しは!なんて、ナンセンス。

自分のカラダに聞いてみる。

自分のココロを澄まして、感じる。

忘れてない?

忘れてない?

あなたの「癒し」はあなたの中にある。

耳を澄ませば、あなたへの癒しは、自然にやってきて、苛立ちや疲

れは、さらりと解消される。

そんな訳ない?

「カルぺ・ディエム」

今を掴む

その手で、ぎゅっと、そっと、

あなたの今を