SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

短篇の名手

2005-07-24 07:43:01 | 太宰
太宰さんは、短篇小説について、

「戦争が終って、こんどは好きなものを書いてもいいという事であったので、私は、この短篇小説のすたれた技法を復活させてやれと考えて」

などと、近世の西鶴から、鴎外、志賀直哉、芥川、そして師匠の井伏鱒二

に至る系譜の中で、語っているところに太宰さんの並々ならぬ自負を感じる。

戦後の太宰さんの名短篇群の中では、「メリイクリスマス」「朝」「美男子

と煙草」などが好きだけれども、

今の気分はなんと言っても、

フォスフォレッセンス