前の記事に同じく、松尾貴史さんのエッセイに、
「立川談志師匠に会いたいねんけど、紹介してくれるかなあ」
とらもさんが語ったらしい。
亡くなる数週間前に。
結局、らもさんと談志師との邂逅は実現しなかった。
らもさん、少しだけ逝くのが早かったかもしれないよ。
談志師にあってからでよかったじゃないですか。
階段から落ちるのは、対談の終わったそのすぐあとでもよかった。
このふたりに、松本人志さんを加えれば、(いや、町田康さんでも
いいかな。)戦後、無頼派の太宰さん、安吾さん、織田作が揃った
座談会、「歓楽極まりて哀情多し」の再現だったのに。
もう少しだけ、僕らに笑いを、切なさを与えて欲しかった。
欲張り過ぎかしら?
(「歓楽極まりて哀情多し」は、漢の武帝の「秋風辞」から採った
座談会のタイトル。)
「立川談志師匠に会いたいねんけど、紹介してくれるかなあ」
とらもさんが語ったらしい。
亡くなる数週間前に。
結局、らもさんと談志師との邂逅は実現しなかった。
らもさん、少しだけ逝くのが早かったかもしれないよ。
談志師にあってからでよかったじゃないですか。
階段から落ちるのは、対談の終わったそのすぐあとでもよかった。
このふたりに、松本人志さんを加えれば、(いや、町田康さんでも
いいかな。)戦後、無頼派の太宰さん、安吾さん、織田作が揃った
座談会、「歓楽極まりて哀情多し」の再現だったのに。
もう少しだけ、僕らに笑いを、切なさを与えて欲しかった。
欲張り過ぎかしら?
(「歓楽極まりて哀情多し」は、漢の武帝の「秋風辞」から採った
座談会のタイトル。)