SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

談志師匠の「芝浜」に泣く

2004-07-11 01:31:39 | 
今まで、二度、師匠の独演会に行ったことがあるんだけれど、

師匠の「芝浜」にはまだお目にかかっていなかった。

なんとネットで見ることが出来るということなので、早速拝見。

で、泣いた。

師匠の人情噺は聞いたことがなかった。

こんなにも情感を込めてできるものなんですね。

名人芸でした。

やはり、この方にも感じるのが、

「落語」をやってるんじゃない

という感覚。

落語というのは、手段に過ぎない。

大事なものを、伝えようとしている。

ただ、古典落語の噺をしているんじゃない、

なんだか、もっと大きなものの為のに、我々に演ってみせている。

「おまえさん、お願いだから、別れないでお呉れ!」

というせりふ、おかみさんの哀願に心打たれた。

切ない・・・。



「芝浜」とは
名人芸はこちらから

エラ・フィッツジェラルドで行こう

2004-07-10 16:12:46 | 
ELLAの「RETURN TO BERLIN」を聴いている。

いいですね。

なんか、美空ひばりを聴きたくなります。

彼女のジャズアルバムも、素晴らしいですね。

耳が、いいんですね。天才です。

で、エラ。

彼女のスキャット、一緒に歌いたくなるんですよね。

っていうか、もう、一緒に適当なスキャットで、ハモッてます。

ジャズって、いいなあ。


ビルエヴァンスの悲しみ

2004-07-10 16:00:29 | ビルエヴァンス
南無さんからの助言を得て、

「父はアイルランド系移民、母はユダヤ系ロシア人です。そこのへんに、彼のすべての秘密があります。決して通俗的な麻薬がどうのこうのではありませぬ。結果的に溺れたに過ぎぬ。フィリー・ジョージョーズは正真正銘の売人です(藁
だって、わたしは直接ビル・エバンスから聞きましたもの(藁」

エヴァンスの血筋も、フィリージョーが売人だったことも存じておりましたが、直接、本人から聞いた、なんて、凄すぎる。

エヴァンスが、「神秘性を持たせるために、無理をしていた。」
「根っからのアメリカ人であった。」という評がありますが、
どうなんでしょうか?
アイルランド移民の、またはユダヤ人の悲しみはエヴァンスの血に脈々と流れていると思います。
あの、冷たく光る星のような感性。

南無さん、有難うございます。無断引用すいません。

暇つぶし

2004-07-10 14:46:48 | 
人生、所詮、暇つぶし。

私は、多いに共感するところはあるんですが、

たとえば、

松本大洋「ピンポン」

「暇潰しの卓球、気晴らしの速攻です。」
「Why?」
「卓球に人生を懸けるなんて、僕に言わせればナンセンスです。理解に苦しむ」

スチャダラパー「ヒマの過ごし方」

「何もしない不安それはなんだ。怖いのはただただある時間」
「かなり思いがけない事だが、人は必死でヒマをつぶしているだけだ。」

でも、暇潰しという言葉自体の解釈がそれぞれだけど、

ただの暇潰しに過ぎない、と言い切ってしまうことは、違うと思う。

甘いニヒリズムが笑ってるだけだ。

すべてはそこから始まるのに。


良き観客とは。

2004-07-10 14:33:50 | 
なんだか、いろいろ、起こってる。

僕らは、観客。

さて、いかに良き観客になれるだろうか。

自分の弱さを見つめる勇気。

自分の無力認める勇気。

諦めではなく。

現状認識。

いつまでも観客ではない。


BGM:「I ME MINE」 : THE BEATLES

百景 (2/10)

2004-07-10 14:03:46 | 
11、その音は必要がない、とかなんとか。

12、傘が、ない。

13、トンネル・・・、転々と転がるボール

14、もういない

15、10月だというのに、セミが鳴く。

16、仮死コウロギ

17、窓辺で、ひとり、想う。

18、流れ着いたのは、ショッピングセンター

19、ペンギンとすれ違う。2羽の内の1羽がなにか呟いた。

20、目を、こする。



また、よかん

2004-07-10 12:54:19 | 太宰
太宰の「愛と美について」より、


いくら、新宿の街を行きつ戻りつ歩いてみても、いいことは、

ございませぬ。それは、もう決まって居ります。

けれども、幸福は、それをほのかに期待できるだけでも、それは幸福

なのでございます。

ビールのお供、こんなんは如何が?

2004-07-10 11:53:32 | 
黒ビールに、ミルクチョコ

オールモルトビールに、ミントチョコ。


日本では、ミントチョコはあまり受け入れられないようだ。

歯磨き粉の味が・・・、とか言われるんですよね。

でも、あの「チロル」がミントチョコを出しましたね!

最近のチョコブームで、日本人もようやくチョコのヴァリエーション

に覚醒したのかな?

談志なお言葉

2004-07-10 01:57:34 | 
「新聞で信用できるのは、日付だけだ」

あーあ、師匠。言ってますね。

私は、定期購読しているのは、「日経流通新聞」だけです。

だから、ニュースが全然入ってきません。

テレビも勿論?、ほとんど見ませんから、世間知らずです。

でも、どうにか、やっています。

あ、でも、ブログ始めてから少しは情報を得られるようになりました。

やっぱり、気になる・・・ランキング

2004-07-10 01:07:35 | 
えっと、気になりますよ、やっぱり、順位。

普段は顔を出さない、goo BLOGのランク83位

誰が見てるんでしょうねー。というのは見てくださってる方に

失礼なのですが、なんだか実感が湧きません。

自分のアクセスがほとんどだったり・・・。

pvのカウントがいまいちわかってません。

500とか越えるとちょっと怖いですね・・・。

お菓子な私

2004-07-09 17:23:38 | 
最近、「ドーナッチョ」「カリンチョ」がリバイバルされました。

未食ですが。

なつかしいにも程があります!

>30代には子供の頃のなつかしさ、10代の若者には新しさを感じてもらえる、今と昔の両方が共存する商品です。(森永HPより)

私はまだ、29なんだけど・・・。

もうひとつ発見。

>タカアキ&ノリタケ(とんねるずの前身)をCMタレントとして初めて起用したのが、ドーナッチョのCMでした。(同HP)

いやー、なっつかしいですね!(これ、わかる人いるだろうか?)

生きているというのは、なんだか、なつかしいことだ。

2004-07-09 15:46:33 | 
20代も半ばの頃からでしょうか、目に映るものが、

なんだか、みんな懐かしく思えてしまうようになってきたんです。

人間、ある程度歳をとると、そうなるものなんでしょうか?

しかし、ほとんどが幼児期の記憶に由来するもの。

四季の表情、空気の匂い、太陽の傾き、雨音・・・

人間の脳は、容量が少なくなると、記憶と結びつけて楽をしよう

とするのかもしれない。

だとすると、私は、25にして脳みそが足りなくなってきたってことか。

まあ、仕方ないか。

懐かしい感じに包まれるのは、あたたかい気持ちになれるし。

これは帰りたい郷愁ではなく、過去にも私はそういうところに居たん

だ、という安心感のようなものだから。

さて、散歩でもしてこようかな。

馬鹿にみたいに暑い午後、小学生が帰っていく。意味不明な叫び声など

あげながら。酒屋のちっちゃいおばあちゃんは、店番をしてる。空っぽ

に近いバスが、追い越してく。また、熱気。しおれる雑草。シャツにし

みるあせ。打ち水された家の前を通ると水蒸気のにおい。

しあわせな、ためいき。


BGB(Back Ground Beer):キリン クラシックラガー




眠れない夜の為に

2004-07-09 03:44:07 | 
バッハが、不眠に悩むゴルトベルグさんを慰めんが為にかいた曲。

ゴールドベルグ変奏曲

私が、鍵盤の獅子王、ヴィルヘルム・バックハウス

と並んで好きなピアニスト、

グレン・グールドのデヴュー作

そして、死の前年に、再録音されている作品。

どちらが好きか?と問われれば

晩年の方を選ぶ。

レコードデヴューから、25年。

彼は鮮烈だったその作品を悠々と越えて、

翌年、颯爽と、世から身を引いた。


癖になる吟醸香>獺祭

2004-07-09 03:04:07 | 
お気に入りの日本酒。

だっさい、と読みます。

頂きものの、

七夕限定 瓶内熟成スパークリングにごり酒 本生

をちびちび飲ってます。

実は、奥さんの実家の近くで、蔵も一度見学したことあります。

小さな蔵ですが、こだわってます。

酒造りの姿勢を素晴らしい!

独特の吟醸香は癖になるんです。

女性もすんなり飲めると思います。

なんだか宣伝みたいになっちゃったけど、

東京だったら、置いてあるお店が結構あるので、

見かけたら、是非!

って、宣伝じゃん・・・。

いや、ホント、美味いのよ。

こちらから山の中の蔵へどうぞ