「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。

小林多喜二を通じて、現代の反貧困と反戦の表象を考えるブログ。命日の2月20日前後には、秋田、小樽、中野、大阪などで集う。

多喜二展を企画する前に読むべき一冊『文学館を考える 文学館学序説のためのエスキス』

2012-08-17 23:38:36 | 多喜二研究の手引き

文献 『文学館を考える 文学館学序説のためのエスキス』 中村 稔著

 

 

本書は、著者が日本近代文学館の館報に1998年から2010年まで連載した「文学館学序説のエスキスのために」がベースになっています。

中村 稔氏は全国文学館協議会会長で日本近代文学館名誉館長です。

本の内容は、総務・資料・展示の三部構成です。付録には、文学館に関する法律問題や指定管理者として必要な基準について提言が述べられています。

 

一般には知り得ない文学館の裏側も垣間見ることができるだけでなく、資料の購入や保存についても具体的に解説しており、本のコレクターや愛書家にも役立つ著作です。

 

『やがてこの「エスキス」が後人の手により「序説」に発展し、さらに「文学館学」が確立するための礎石の一となることを、私は期待している』(「資料篇」より抜粋(文責 神谷)

 

『文学館を考える 文学館学序説のためのエスキス』

著者: 中村 稔

判型: 四六判、206p

発行: 青土社

初版: 2011年2月28日

定価: 1,900円(税別)

ISBN978-4-7917-6591-1

 

青土社 『文学館を考える 文学館学序説のためのエスキス』:

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CA%B8%B3%D8%B4%DB%A4%F2%B9%CD%A4%A8%A4%EB

 

主な内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1部 総務篇

一、はじめに

二、文学館の使命

三、文学館の建物

四、文学館の職員

五、文学館の財政について

第2部 資料篇

一、資料の収集について

二、資料の購入について

三、資料の寄贈について

四、資料の寄託について

五、資料のレプリカ、カラーコピー等の制作について

六、資料収集のための支援体制の重要性

七、資料の寄贈者、寄託者に対する心遣いについて

八、資料の整理について

九、資料の保存について

十、資料の公開について

第3部 展示篇

一、何故資料を展示するか

二、常設展は必須か

三、企画展について

四、企画展の制作について

五、展示の構成について

六、展示の仕方について

七、展示設備、展示施設について

終りに

付録

文学館活動に関連する法律問題について

指定管理者適格の判断基準について

あとがき

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