あらゆるジャンルを通して、これほどお客さんを
ほっこり楽しませてくれるものがあるだろうか。
和田彩花さんはスマイレージの現場を「親戚」と
言っているけど、的確でわかりやすい表現だと思う。
まるで、のど自慢に出ている身内を応援しているかの
ような独特な雰囲気がスマイレージの現場にはある。
パフォーマンスや楽曲がすばらしいから、単純に観て楽しいのだけど、
どうも人事と思えないような雰囲気をこの人たちは持っている。
観客も自分が楽しんでいるのか、楽しませているのかよく
わからないんじゃないかと思うぐらいだ。
「いいでしょ。こんな雰囲気なんですよ、スマイレージの現場って」
と最後に和田さんが言っていた言葉が全てを物語っている。
竹内朱莉さんのトークは好きだなあ。
この人の言葉には飾りというものがない。
まとまりがなく、グダグダになってしまうと本人も気にされているようだけど。
そんなことはない。
武道館での彼女のシーンは語り継がれる名シーンになると思う。
感極まった人はこのような状態になって、このような言葉を発するということだ。
経験をつんで、おしゃべりが上達していかれるのも楽しみだけど、
今の彼女の魅力はかけがえのないものだと思う。
ホテルに帰って、テレビを観ているとビートルズの特集をやっていて、
かねがね、スマイレージとビートルズの共通点を感じていたので、
何か不思議な気がした。
想像だけど、つんくさんはスマイレージを自作自演する
ロックバンドと想定して、楽曲を提供しているような気がするんだな。
この日の様子はCS放送で放映されるらしいから、楽しみにしておこう。
それから、彼女たちはスマイレージでなかったとしても、どんな世界でも
成功していただろうと思うから、今度のミュージカルのシチュエーションも
楽しみだ。
ハロショ秋葉原店で、『ええか』の衣装を観てきた、
「ちっちゃ!!」写真では伝わらないけどね。
ステージではあんなに大きく見えるのにねえ。