2020年11月3日(火・祝)
今日は鹿児島本線荒尾駅(熊本県)

熊本駅のホームは溢れんばかりの人。何事かな?アレかな。
やはり「SL鬼滅の刃号」。
JR九州は、肥薩線人吉へ「SL人吉号」を運行していたが、7月の豪雨で肥薩線は大きな損傷を受けて、運行ができないでいる。
そこで、今人気の鬼滅の刃とコラボして、5回のみ臨時列車「SL鬼滅の刃号」として運行することになった。
11月1日に続いて、3日も運行日。
SLがホームに入って、いいポジションで写真を撮ろうと人々が動き出した。
私が乗っている列車は出発まで少し時間がある。ホームに出て、写真を撮って戻ってくる人もいる。
喧騒を後に乗車している上り普通列車は出発。
荒尾駅までの各駅のホーム、沿線にもカメラやスマホを持った人が大勢いる。
年配の人の姿もある。
熊本駅まで電化が延びたのは1965(昭和40)年なので、鹿児島本線でSLを見るのは久しぶりだと懐かしく見に来ている人もいるだろう。
9時17分に荒尾駅に到着。

受付を済ませ、歩き始める。
踏切で警報機が鳴った。SLではなく、上り普通列車が通過。
JR九州アプリの列車の位置情報でSLが走っている場所を確認したが、玉名駅あたり、まだしばらくは荒尾駅付近を通過しそうにない。

踏切を渡り、「宮崎兄弟の生家」へ。
近代日本の中で先進的な思想を育んだ、宮崎八郎、民蔵、彌蔵、滔天兄弟の生家、孫文をかくまった家としても有名。
資料館で学ぶことができる。何度か来ているので資料館には入らなかった。

1987(明治30)年11月孫文が宮崎家を訪問した時を再現してある。


「東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所 平和資料館」へ寄る。旧日本陸軍最大規模で約100万坪の火薬工場が荒尾市にあった。
学徒を含む3000人弱の男女が働き、火薬・炸薬(爆薬)類を製造していた。

戻って、「宮崎兄弟の生家」近くの踏切へ。
踏切付近では、10人ほどの人がSLを待っている。
JR九州アプリで確認したら、SLは長洲駅付近にいる。
長洲駅から南荒尾駅を通過したらこの踏切のところに現れる。
もうすぐ来そうだ。待とう。
ウォーキング参加者では最初に待ったと思うが、後から来る人も徐々に待つ人が増えだした。
待つのは長く感じる。
カメラを構えるのに集中して、汽笛の音が鳴ったかどうかは憶えていない。
来た、パチパチと撮る。

踏切から次の寄り所「四山神社」までは、長い道のり。


2016(平成28)年11月のウォーキングでは300段以上ある階段を上った。今日のコースは坂を上って、頂上の「四山神社」へ。



神社から雲仙の眺め。

神社は、高さ56mある四ツ山丘陵の頂上に建っている。その裏手に「四ツ山古墳」がある。
6世紀後半頃の横穴式石室墳で円墳と推定されている。
四ツ山丘陵上には、この外6基の古墳があったが、四ツ山炭鉱の開発で消失している。

これから万田坑をめざす。

三池炭鉱専用鉄道敷は、宮原坑や万田坑などの坑口から、積み出し港である三池港を結ぶ運炭線として、利用された。
2015(平成27)年、「明治日本の産業革命遺産」の構成施設の一つとして世界文化遺産に登録された。

四山神社を下りてすぐのところに旧西原駅がある。
三池炭鉱専用鉄道が通勤電車として運用されたころのプラットホーム。

しばらく市中を曲がり曲がりしながら歩く。

三池炭鉱専用鉄道敷跡へ。

階段を上がったところは旧原万田駅。1951(昭和26)年、三池港駅~万田駅間の通勤電車の運行が開始された。

鉄道敷跡を歩く。







旧妙見駅。


アソニット工場跡。
1963(昭和38)年11月9日に起きた三池炭鉱三川抗で発生した炭塵爆発で罹災した炭鉱労働者の授産施設として設立された。
この時の炭塵爆発では、炭鉱労働者458人の犠牲者が出た。
工場は1995(平成7)年10月に閉鎖されている。

万田坑が見えてきた。万田坑も「明治日本の産業革命遺産」の構成施設の一つとして世界文化遺産に登録されている。



今日は、鉄道敷跡を歩くのはここまで。向うへと歩くと宮川坑がある。
4年前に参加した時は大牟田駅がスタートで鉄道敷跡は宮川坑から歩き始め、万田坑を経由して、旧原万田駅まで歩いて、ゴールの荒尾駅まで今日と逆のコースを歩いた。
今日は、大牟田駅スタート・ゴールのJR九州ウォーキングも開催されている。
そのコースでは宮川坑へ行く。
4年前は一緒に開催されていたものが、別々のコースとして開催されているようだ?

万田坑へ。

レンガの建物の内部。


万田坑の入り口のところにある「まるごとあらお物産館」で、ふくやまベーカリーのメロンパン。ふんわりサクサク。お昼はこれだけで済ませよう。

直ぐ近くにある「万田坑ステーション」では、万田坑施設全体を復元した模型、万田坑の古写真などのパネル、映像などが楽しめる。

ゴール荒尾駅へと向かう。



荒尾駅へ着いてゴールのスタンプを押してもらう。熊本駅方面への下り列車には少し時間があるので、駅をブラブラ。

大正時代の天才少女詩人海達公子の詩碑。

跨線橋。最近、古くてこれだけ長いのは珍しい。

鳥栖方面への上り列車が到着。

下り列車も到着し、熊本駅へ。
駅の「肥後よかもん市場」で再度の昼食とビール。
今日は「SL鬼滅の刃号」の盛り上がりが強烈だったなぁ、と思いながらウォーキングを終える。
今日は鹿児島本線荒尾駅(熊本県)

熊本駅のホームは溢れんばかりの人。何事かな?アレかな。
やはり「SL鬼滅の刃号」。
JR九州は、肥薩線人吉へ「SL人吉号」を運行していたが、7月の豪雨で肥薩線は大きな損傷を受けて、運行ができないでいる。
そこで、今人気の鬼滅の刃とコラボして、5回のみ臨時列車「SL鬼滅の刃号」として運行することになった。
11月1日に続いて、3日も運行日。
SLがホームに入って、いいポジションで写真を撮ろうと人々が動き出した。
私が乗っている列車は出発まで少し時間がある。ホームに出て、写真を撮って戻ってくる人もいる。
喧騒を後に乗車している上り普通列車は出発。
荒尾駅までの各駅のホーム、沿線にもカメラやスマホを持った人が大勢いる。
年配の人の姿もある。
熊本駅まで電化が延びたのは1965(昭和40)年なので、鹿児島本線でSLを見るのは久しぶりだと懐かしく見に来ている人もいるだろう。
9時17分に荒尾駅に到着。

受付を済ませ、歩き始める。
踏切で警報機が鳴った。SLではなく、上り普通列車が通過。
JR九州アプリの列車の位置情報でSLが走っている場所を確認したが、玉名駅あたり、まだしばらくは荒尾駅付近を通過しそうにない。

踏切を渡り、「宮崎兄弟の生家」へ。
近代日本の中で先進的な思想を育んだ、宮崎八郎、民蔵、彌蔵、滔天兄弟の生家、孫文をかくまった家としても有名。
資料館で学ぶことができる。何度か来ているので資料館には入らなかった。

1987(明治30)年11月孫文が宮崎家を訪問した時を再現してある。


「東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所 平和資料館」へ寄る。旧日本陸軍最大規模で約100万坪の火薬工場が荒尾市にあった。
学徒を含む3000人弱の男女が働き、火薬・炸薬(爆薬)類を製造していた。

戻って、「宮崎兄弟の生家」近くの踏切へ。
踏切付近では、10人ほどの人がSLを待っている。
JR九州アプリで確認したら、SLは長洲駅付近にいる。
長洲駅から南荒尾駅を通過したらこの踏切のところに現れる。
もうすぐ来そうだ。待とう。
ウォーキング参加者では最初に待ったと思うが、後から来る人も徐々に待つ人が増えだした。
待つのは長く感じる。
カメラを構えるのに集中して、汽笛の音が鳴ったかどうかは憶えていない。
来た、パチパチと撮る。

踏切から次の寄り所「四山神社」までは、長い道のり。


2016(平成28)年11月のウォーキングでは300段以上ある階段を上った。今日のコースは坂を上って、頂上の「四山神社」へ。



神社から雲仙の眺め。

神社は、高さ56mある四ツ山丘陵の頂上に建っている。その裏手に「四ツ山古墳」がある。
6世紀後半頃の横穴式石室墳で円墳と推定されている。
四ツ山丘陵上には、この外6基の古墳があったが、四ツ山炭鉱の開発で消失している。

これから万田坑をめざす。

三池炭鉱専用鉄道敷は、宮原坑や万田坑などの坑口から、積み出し港である三池港を結ぶ運炭線として、利用された。
2015(平成27)年、「明治日本の産業革命遺産」の構成施設の一つとして世界文化遺産に登録された。

四山神社を下りてすぐのところに旧西原駅がある。
三池炭鉱専用鉄道が通勤電車として運用されたころのプラットホーム。

しばらく市中を曲がり曲がりしながら歩く。

三池炭鉱専用鉄道敷跡へ。

階段を上がったところは旧原万田駅。1951(昭和26)年、三池港駅~万田駅間の通勤電車の運行が開始された。

鉄道敷跡を歩く。







旧妙見駅。


アソニット工場跡。
1963(昭和38)年11月9日に起きた三池炭鉱三川抗で発生した炭塵爆発で罹災した炭鉱労働者の授産施設として設立された。
この時の炭塵爆発では、炭鉱労働者458人の犠牲者が出た。
工場は1995(平成7)年10月に閉鎖されている。

万田坑が見えてきた。万田坑も「明治日本の産業革命遺産」の構成施設の一つとして世界文化遺産に登録されている。



今日は、鉄道敷跡を歩くのはここまで。向うへと歩くと宮川坑がある。
4年前に参加した時は大牟田駅がスタートで鉄道敷跡は宮川坑から歩き始め、万田坑を経由して、旧原万田駅まで歩いて、ゴールの荒尾駅まで今日と逆のコースを歩いた。
今日は、大牟田駅スタート・ゴールのJR九州ウォーキングも開催されている。
そのコースでは宮川坑へ行く。
4年前は一緒に開催されていたものが、別々のコースとして開催されているようだ?

万田坑へ。

レンガの建物の内部。


万田坑の入り口のところにある「まるごとあらお物産館」で、ふくやまベーカリーのメロンパン。ふんわりサクサク。お昼はこれだけで済ませよう。

直ぐ近くにある「万田坑ステーション」では、万田坑施設全体を復元した模型、万田坑の古写真などのパネル、映像などが楽しめる。

ゴール荒尾駅へと向かう。



荒尾駅へ着いてゴールのスタンプを押してもらう。熊本駅方面への下り列車には少し時間があるので、駅をブラブラ。

大正時代の天才少女詩人海達公子の詩碑。

跨線橋。最近、古くてこれだけ長いのは珍しい。

鳥栖方面への上り列車が到着。

下り列車も到着し、熊本駅へ。
駅の「肥後よかもん市場」で再度の昼食とビール。
今日は「SL鬼滅の刃号」の盛り上がりが強烈だったなぁ、と思いながらウォーキングを終える。
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