たくぞうのブログ

趣味の文学、映画、音楽などについて書きます。

梅の花

2022-03-24 17:23:58 | 日記

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ

先週、公園に行くと梅の花が咲いていた。満開ではないかもしれない。

上記の句は芭蕉の弟子、服部嵐雪の句だ。段々と春らしい気候になってきたが、まだちょっと寒いね。
僕の好きな梅を詠んだ句には、芭蕉の

先ず祝え 梅を心の 冬籠

がある。僕が雪国に住んでいるので、この感情は染みるものがある。

他にも、春の句では、漱石の

永き日や 欠伸うつして 別れ行く

も長閑な春の感じが出ていて、好きだ。

それにしても春になるとやっぱり眠い。