いや~、家にあるふりかけがどんどん増えてきました。美味しそうなのを見ると、ついつい買ってしまうんです。
でもふりかけの充実した食卓って、いいですよね。我が家ではふりかけを”一品”と数えます。ちょっとおかずの品数が少なく、「もう一品、彩が欲しいなぁ」という時はとても重宝します。というか、いいふりかけだとそれでご飯一杯いけたりしますからね。
今回ご紹介する商品は、ご飯一杯いけるタイプのやつです。しかもだいぶ高級志向です。
作られているのは、島根県雲南市にある「株式会社キンヤ」さんです。出ました雲南市。雲南市は出雲市の南、奥出雲町の手前にあるいい意味で山間にある市です。自然に囲まれた空気も水もキレイな町なので、個人的にいつか移住したい町ナンバー1なのですが、その話はまた今度。
https://www.kinya.co.jp/
そんな自然豊かな町で作られた島根和牛を使ったふりかけです。せっかくの和牛をふりかけなんかに‥‥と侮るなかれ。一口食べたファーストインプレッションは『肉が濃いい』です。肉のような歯ごたえはありません。肉汁があふれ出すこともありません。ですが、肉の重厚な存在感がたしかにそこに存在しています。肉という概念を食べているようなものです。なので、肉が濃いいと感じるわけです。
温かいご飯に乗せると、ふりかけの中にある脂肪分が溶け出して、焼いた肉の香りが漂います。他の具材もご飯の水分を吸うことによって柔らかく溶けていき、ご飯と渾然一体となります。 焼いた牛肉とご飯という組み合わせは延々とあとを引き、茶碗一杯ぐらいは楽勝です。
私のおススメの食べ方は、かまたまうどんです。もちろんこのまま白米にかけて純粋に味わうのもオツな食べ方なんですが、熱々の湯がきたてのうどんに溶いた卵をからめて混ぜて、超半熟状態のかまたまうどんにこのふりかけをかけて食べます。高級な牛とじ‥いや、すき焼きの最後の締めのうどんのように色々な素材の旨味を卵がふんわりとまとめ上げ、それをうどんですする というとても贅沢な時間を過ごすことができます。すき焼きを作らずに締めの部分だけ堪能できるなんて、こんないいとこ取りなかなかできません。
この金ピカのパッケージに負けない絢爛豪華な中身となっています。