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「株で大儲け、ボロ儲け」は夢なのか?

2007-05-04 10:02:20 | 株の雑感
 住友鉱の買い平均値は574円で、あと2,000株、残っている。仮に今後、2,495円で売れば、買値の4.3倍超か。そうか、2,290円の売りでも約4倍だったのだ。売買ノートで確認してみると、この倍率は筆者の最高新記録である。

 私の30年弱に及ぶ投資暦でも、持ち株を買値の2倍以上で利食いした、というのは意外に少ない。列挙してみると、以下のように6例しかないのだ。

①1997年 東芝セラミックス(611円買い・1,370円売り)保有期間約6年
②2000年 フジクラ(414円買い・858円売り)同約2年
③2001年 日揮(※247円買い・1,066円売り)同約2年
④2006年 帝国石油(643円買い・1,855円売り)同約8年
⑤2007年 三菱重工業(284円買い・648円売り)同約2年
⑥2007円 住友金属鉱山(574円買い・2,290円売り)同約9年

 筆者の持ち株のなかには現在、買値の2倍以上になっている銘柄がいくつかあるが(重工、JFE)、こうして見ると株を倍の値で売るというのは、非常に難しいことがよくわかる。

 日揮に※を付けたのは、約4.3倍で売っているものの、同時期、ほかに1,000株を304円で買い、575円で売ったからだ。この売買を加えると、日揮の平均利食い倍率は3倍弱に下がる。

 というところで、計算にあきてきた。株はトータルで儲けるものであり、しょせんは瑣末な計算に過ぎないからである。

 ああ、いつか夢のような大儲け、ボロ儲けができないものだろうか……。バチが当たらない程度に。

 

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1 コメント

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Unknown (消費者金融)
2007-05-06 08:19:12
消費者金融をご紹介しております。
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