tamagon's diary

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≪ひなや≫さんの創作手組み袋帯「唐組縄文(5釜)」

2022-01-31 | きもの

銀座4丁目の「博多華味鳥」さんで11時半に待ち合わせしてました


親子丼御膳をいただきました!
アズがお腹が大きいときに親子丼が食べたいと言うので博多華味鳥さんへ行ったのを懐かしく思い出しました
ボリュームありすぎて苦しいので日本橋まで歩きましょう!
と、Amiさんと散歩

さかもとさんへ
こちらで少し着付け教室をしていました
素晴らしいお品がお安くなってました

キモノでスタスタ・・・

今日の帯は、ひなやさんの手組み袋帯
帯締めは高麗組綾出し「雪華図」皂色(くりいろ)

伊豆蔵明彦氏は、正倉院御物に残る束帯(聖徳太子が刀をさげている紐)の組みひもの組織に見せられ
長年の研究と試行錯誤の結果、7~8cm幅までしか組めなかった組み紐を帯幅まで広げることに成功されました
現在ではタペストリーや段通まで組み上げ、その作品は国内外の高い評価をうけています。

単純なバイアスの無地を帯幅まで組むのに300以上の玉数が必要で、柄や組織によっては2400玉や9600玉など気の遠くなる玉の動きが必要となります
新しい柄をつくるために組み機もそのつど新しいものを考案し、機から創作すると聞けば、その職人技がわかります

オフホワイトから淡銀鼠へのグラデーションに浮かぶ、唐組縄文の文様美
経糸がゆるやかなカーブをいだき…
ある箇所では緯糸のかわり、そしてまたあるところでは経糸の役割を担い…
自由闊達な糸の動きで柄があらわされています

組帯は、一見洒落帯の印象をうけますが
伊豆蔵明彦氏によれば、古来より天皇家をはじめ身分の高い方々の装飾品や
細帯などのみに使われ、フォーマルとしても締めることが出来るそうです

また裏地も、決して機械織では表現できない高級絹「羅」が使われてます
特にこの、九つの小菱で大菱をつくる「九点紋羅(くてんもんら)」は、
伊勢神宮神官の烏帽子にも使用されている格式あるものです

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