「さあ一緒に
足並みをそろえて
歩いていきましょう♪」
とかいうセリフを…
仲間とか
家族やら
恋人だのに言われたら
さぞかし…
キュンっとくるのだろうが
これが…
まったくの赤の他人ならば…
言葉の印象が
１８０度ガラリと変わる。
急いでいた！
何故、急いでいたのかは…
ここには、記さない。
特に、面白くもないからだ。
ただ…ちょっと
漏れそうなぐらい急いでいたと
イメージして頂くと良いだろう。
私が急ぎ足で
歩いていると…
ぴったりと
横に並ぶような形で
買い物かごをさげた主婦が
私の隣を…歩いている。
まったく同じ速度で
早歩きしている。
見ると…
右足、左足の動きまで…
見事にシンクロしている。
日体大の集団行動かよっ！
先ほども言った通り…
これが
恋人ならば…
微笑ましい事だが…
見知らぬ人との
街角の行進は…
何だか…
気持ち悪いwww
少なくとも私は
急いでいるので…
これ以上
歩く速度を落とす訳にはいかない。
なるほど！
体力的には
多少キツくなるが…
もう少し歩く速度を
あげるしかない。
私は
主婦を巻くために
かなりの早足で歩いた。
何ぃ～っ？
ピッタリと
ついてくる主婦。
お互いに
ケツをプリプリさせて…
まるで
競歩をしてるみたいである。
これはwww
行進よりwww
恥ずかしいwww
何なんだよ…
このおばはん！
絶対…
わざとだよねっ？(´＿｀。)ﾞ
しかも
どこまでも続く直線道路。
右や左に曲がって
逃げられない。
しかし
この時点で…
私は
既に…
負けていたのだ！
汗だくで
ケツを
プリプリさせている
私に対して…
「あ、もしもし～奥さ～ん♪
あらやだ、のほほほほ～♪」
平然と電話をしだす…主婦。
嘘だろ…
いや、待て…
あ～私も
電話ぐらい出来るさっ！
だが…
「(;´Д`)ﾊｧﾊｧ
も…もし…ももし…
お…おお…奥さん(;´Д`)ﾊｧﾊｧ」
と、なってしまうので
電話しないだけだ！
私は
コンビニに駆け込んだ。
別に
漏れそうだった訳では…ない！
買いたい物が
あった訳でも…ない。
おばはんは
ケツをプリプリさせながら
遠くへ
行ってしまった。
負けたくなかったんや～！
ちっきしょ～！(｀Δ´)
ま…負けてないからなっ！
ガ…ガム買いたかっただけ
なんだかんねっ！
(;´Д`)ﾊｧﾊｧ
ま、あれだ…
歩きは
私の…
フィールドではないからね♪
アウェイだったからね…
数日前の事である。
急いでいた！
何故…急いでいたのかは…
どーでもいー！
自転車で
ゴイゴイ飛ばしていた。
しかし
筋肉を酷使すると…
【乳酸】が
溜まるのである。
足が重い…
ペダルが重い…
て、ゆーか…
そもそも…
体重が重い…ｗｗｗ
ギーコギーコ…
ゼィゼィ言いながらも
自転車を漕いでいたら…
その隣を…
杖をついた老婆が…
『ちょっくらごめんよ〜♪』
追い抜いていった。
もぅ…
だめぽ…
orz
ま…
負けた訳じゃないからなっ！
あの日は…
背骨が…
複雑骨折してたんやっ！
向かい風が…
強風で…
頭蓋骨が口から出てたんやっ！
いや…
私が…
弱かった…
わけでは…ない！
あの主婦が…
特別な訓練を受けていたのだ！
あの老婆は…
杖歩行のオリンピック選手なのだ！
モニタリングの…
スーパーおばあちゃんだったのd…
ふはははははは…
敵ながら…あっぱれ♪
完全〓たまこ〓敗北
