「さ…
クリパー
クリパーっと…」
『何この…
怖い画像?』
「何が怖いんじゃ?
いかにもクリスマスっぽい
パーティーを彷彿とさせる
一枚やないかい?」
『まず…
このミルクのカップね!』
「なんや?えぇやないか?」
『ここがちょっとブレとるのよね!』
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「それがなんやっ?」
『つまりこれは…シール!
しかも…
平らな場所に
貼ってあったシールを
直前に剥がして
丸みのある
カップに貼ったから
キレイに貼れなかったわけよ!』
「何がアカンねん?」
『ならば…
どこに貼ってあったのか?
おそらく…
このチキンの上蓋!
そして…
ケーキの上蓋だと
思われる!』
「それのどこに問題があるんだ?」
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『これを見て欲しい!
チキンのトレイと…
ケーキのトレイが…
同じ物だ!
このトレイ…
ケーキを入れるには
深すぎるんだよ!』
「あ…」
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『そして…これ↑』
「…ぐぬぅ…」
『銀のワシャワシャがある!』
「そ…そ…それがどうした?」
『チキンに
銀のワシャワシャは
付いているのに
何故もう一個の
銀のワシャワシャが
あるのか?』
「ぎくー!」
『もうひとつ…チキンがあった!』
「うはぁ…」
『このケーキのトレイは…
もうひとつのチキンの物だ!』
「げげぇ…」
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『しかも…
このケーキ!
近所のスーパーで
2個入りセットのヤツだ!
すなわち…
あともう1セットの
ショートケーキ
ショコラケーキが
あったはずだ!』
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「もうやめてくれ…」
『ケーキ2個とチキンを
すでに食った上で…
残りを撮影し…』
「それ以上喋るなっ!」
『その量を…
食べられるのは…』
「やめろやめろやめろ…」
『ひとりぼっちの…
大人クリスマスイブ…
切なさと虚しさと心細さの…
クリぼっちパーティー前の画像
だから…怖いのだ!』
「ぎゃーーーーー!」
『うわーーーーー!』
(↑結局…自分の事なので…
「こいつ」←も
『こいつ』←も
怖いっていうオチwww)
(こいつ)
↑もねwww
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多重〓たまこ〓人格