『ゼノブレイド3』のDLC、エキスパンションパス4弾の新規ストーリー『新たなる未来』をクリアしたので、明かされた真相と内容を解説と考察してみたいと思います
ネタバレだらけです
※2023/05/11 一部表現の変更・コメントでご指摘のあった部分を修正しました
※2023/05/15 『ゼノサーガ』と関連する部分をおまけとして追記しました
※2024/07/03 設定資料集で明かされた部分を追記しました
・ストーリー
時系列は『3』本編からかなり昔。具体的な年数については言及されない
シティー(旧)がエヌの手によって壊滅し、逃げ延びた主人公の「マシュー」が妹である「ナエル」を含めたシティーの生き残りを探す旅の途中で行き倒れ、
謎の女性「エイ」に助けられ共に旅をしているところから物語が始まる
ケヴェス、アグヌスの両軍から敵対される立場で、メビウスが敵というのは本編とは変わらないものの、
シュルク、レックスとの出会いによって、「リベレイター」という組織へと加わりメビウスとは別の脅威「アルファ」との闘いに身を投じていく
・フィールド
本編では存在しなかった、アイオニオンの中央部分が舞台となる
『ゼノブレイド』からは「巨神脚」のラグエル湖周辺、「ヴァラク雪山」、「監獄島」、「コロニー9」、
『ゼノブレイド2』からは「ルクスリア」、「モルスの断崖」、遠景ではあるが「スペルビア」、
これらのフィールドが融合して登場
また、後述するが『2』からは思いがけない姿が見られるフィールドが一部だけとはいえ登場する
・リベレイター
シュルクとレックスが起ち上げた、メビウスやアルファに対抗するための組織
火時計から解放された兵士、シティーから逃れてきた人々で構成されている
『ゼノブレイド』のコロニー9の廃墟を拠点としている
本編で登場したリクもここに所属している
メリアとニア以外の仲間たちは世界と共に消滅しているわけではなく、既にオリジンと同化していたことも語られた
(既にメリアはメビウスに捕らえられ、ニアは眠りについている)
メビウスとはアルファとの決着がつくまでお互い不可侵の約束を交わしていたようで、メビウスの攻撃対象外となっている
・アルファ
争いに満ちた世界を見限り、新たに萌した一部のシティーの民以外の命を消去、その後選ばれた人々のみをオリジンに載せ別の世界へ旅立つのを目的としている。メビウスとは別の敵
ケヴェス、アグヌスの命を刈り取り永遠の今を生きようとするメビウスにとっても敵であり、かつてシュルク、レックス、ゼットが共闘し立ち向かうも返り討ちに
この戦いでシュルクは右腕を失い、レックスは左目が潰される結果となった
その正体は、依代となるクラウス(ザンザ)を失い、ロゴス、プネウマもいなくなったことで合理的な判断しか下せなくなったトリニティ・プロセッサの1つ、ウーシア
つまり『ゼノブレイド』で登場した「アルヴィース」。劇中での説明を要約すると合議型知性群の中で裁定者だったウーシアは、意見を出すロゴスもプネウマもいない状況では人類という種を存続させるために無慈悲で合理的な判断をしているとのこと
人類という種を守るために古き人類を捨て、シティーの新人類のみ生き残らせようとした
この時アルヴィースの良心のみが分離して誕生したのがエイであり、マシューと共に行動しシュルクとも再会する
(プネウマが女性型、ロゴスが男性型だったため、その裁定役となるウーシアは男女どちらの姿にもなれるとのこと)
アルファは先の戦いでコアに損傷を受けており、それを補完するため新たな依代としてコアクリスタルを持ち、かつ世界に対して否定的な思想を持つナエルを選び取りついている
また、オリジンの核としてウーシアのコアが使われていることも判明
若き日のシュルクがコアを見つけ、オリジンに組み込んだもよう
アルファがオリジンを支配しているため、ゼットはオリジン中枢から出られないことも語られた(いつ頃からなのかは不明)
・六氏族
本編でシティー(新)を起ち上げたとされる「初代ウロボロス」の六氏族像は、
ヴァンダム家→マシュー、オーツ家→ニコル、リイド家→シュルク、ドイル家→ナエル、ローディス家→カギロイ、カシィ家→レックス
ということが判明。マシューに至っては最後のシーンで「マシュー・ヴァンダム」とフルネームを名乗っていた
このうちシュルク像とレックス像はシティーを起ち上げた始祖ではなく師の像とされているが、
これに関してシュルクを師匠と呼ぶ「パナセア」、レックスを先生と呼ぶ「リンカ」が登場、リベレイターの重鎮として働いており、
最終決戦にもついてきていたほどの人物なので真の始祖はこの二人でほぼ確定。前者はおそらくカルナの娘、後者はおそらくサイカの娘
「ドイル家はヴァンダム家と血のつながりがあった」というのはナエルがマシューの実の妹だったから
その後ナエルは嫁いで別の姓になったと思われるが、相手は不明。一応劇中でナエルに想いを寄せているという話が聞ける「リッキー」という人物が登場するので今のところ可能性が高いのは彼
オーツ家の像には「生涯ブレイドを使うことはなく、製造した武器で戦った」との説明があったが、ニコルは自分のブレイドを出すことが出来なかったため(精神的な問題かこういった兵士はたまにいるそう)
・シティー壊滅の真相
旧シティーがエヌの手によって壊滅したのは本編で語られた通りだが、半分が異なることが判明
この時、アルファによってナエルが取り込まれており、シティーの民を連れ去ろうとしていたところにアルファを討つためエヌが襲来、
マシューの祖父である「ゴンドウ」がそれを止め、その余波でシティーは壊滅
ゴンドウの父がエヌであり、本編でも過去のノアとミオが子を産み、子を残し消えるシーンがあったが、この子こそがゴンドウであり、
その父がエヌということは、あの子を残したノアとミオは消えた後にオリジン内部でゼットの甘言に乗りメビウスとなったことが判明
本編で登場したモニカの娘の「ゴンドウ」は、名前の由来は祖先であるこのマシューの祖父
・プネウマとロゴス
トリニティ・プロセッサであった頃の「ホムラ」「ヒカリ」と「メツ」
プレイアブルキャラの一人「カギロイ」がプネウマ(ホムラとヒカリ)のコアクリスタルを持っているアグヌス兵であるものの、ホムラでもヒカリでもなく、
レックスの言動からしてレックスとホムラもしくはヒカリの娘がオリジンのデータベースからアグヌス兵として再生された人物と思われる
(ニコルもシュルクとフィオルンの息子が同じ経緯でケヴェス兵に再生された人物だと思われる)
プネウマ本人のコアは、マシューのナックル内部に隠されていたことがラスボス戦で判明する
マシューのナックルはウロボロスの力を引き出す他の武器にはない力を秘めていたが、
物語中盤で内部にオリジンの金属が仕込まれていたことがエイの口から語られる
オリジンの金属だけではウロボロスの力は発現できないので(本編でニアが語っていたようにコアクリスタルとオリジンの金属が触れる必要がある)、
この武器の作製者はプネウマのコアクリスタルを使うことでウロボロスの力を引き出し、いつかメビウスに対抗しうる力を整えようとしていたのだろうと予測できる
レックスがエイとの会話で「あいつら」とトリニティ・プロセッサ全体を言及するシーンがあり、
そこでマシューのナックルと共に意味深にエヌの「終の剣」がアップで映るカットが存在
詳細は語られないものの、エヌの剣にはロゴス(メツ)のコアが仕込まれている…?(もしくは二人に分裂したホムラとヒカリのコアをそれぞれ使用している可能性もある)
本編ノアはメビウス(の元凶である意思)が抱える無意識下の後悔から生まれた人間であり、シティーのヴァンダム家を継ぐ人物ではないのでプネウマのコアが誰に継がれたのかは不明
そうなると、本編でノアが振るっていたオリジンの剣は「世界を消し去る」、「世界を斬る」という目的や性質を踏まえると、エヌからロゴスのコアを継いでいる可能性も考えられる
追記:設定資料集「アイオニオン・モーメント」にて本編のノアのオリジンの剣にはフィオルンが宿っていたことが判明
・ウロボロス覚醒
「新たなる未来」ではウロボロスを発現させる手段が確立されておらず、アーツを融合させた際にウロボロスの影がうっすら出てくる程度
最終決戦でエヌの終の剣とマシューのプネウマコアによる「終の拳」を合わせることでウロボロスの完全覚醒に成功
マシュー、ナエル、ニコル、カギロイ、シュルク、レックスによる6身合体ウロボロスが誕生する
史上初のウロボロス発現であり、これでアルファを倒すことに成功する
その後はニコルとリクによりウロボロス・ストーンの改良が進み少人数ではあるものの確実にウロボロスの力が発現できるようになっていったもよう
そうして受け継がれていったのが本編でゲルニカが使用したウロボロス・ストーンであり、ノアたち6人に希望が伝わることとなる
・ラッキーセブン
既にリクが持っており、ダンバン邸に置かれた剣を調べるとイベントでそのルーツが語られる
まず、本編でもリクが「シショー」から受け継いだと話していたが、シショーとは「メリア」のことだということが明かされる
名付けたのはメリアと旅をしていたリクの父とのことで、十中八九「リキ」のこと
オリジンをルーツとすることは本編時点でもわかったものの、オリジンの金属から打ち出し、剣の中には「メリアが大切に思っているある人物が宿っている」ことも語られた
いつかケヴェスにでも潜り込んで剣の使い手が現れるまで待ち続けるとも言っていた
・霧乃獣
『つながる未来』でも登場した霧乃獣が本作でも登場
これはアルファが世界の侵攻に使役している尖兵だと言及された
つまりザンザ消滅の一年後から既にアルヴィースはアルファとして人類の抹消に乗り出していた可能性もある
(アルヴィースは未来視が可能なためケヴェス、アグヌスが登場する前から行動できる)
・全盛期の地球
オリジン内部で見せられたウーシアが持つ過去の記憶
まだ人類が繁栄の極みを享受していたころの地球の映像。つまり『ゼノブレイド2』の世界の旧文明の姿
後の世界樹となる軌道エレベーター、「ラダマンティス」の元の姿を見ることができ、その根元には広大な文明社会がある(後にモルスの地となる)
このシーンで衝撃のワード「地球種汎移民計画」という言葉がラジオ(ヴェクター・インダストリー製)から聞こえてくる
地球種汎移民計画とは『ゼノブレイドクロス』で登場した、地球の生命を地球外に脱出させ繁栄させようとする計画のこと
「第八次」とも言っていたため、第一次の移民船が飛び立ってからだいぶ経つように思えるが、『クロス』ではそんな穏やかな状況ではなかったはずなので関連は不明(あれが第一次だったという描写も無いので無関係とも一概には言えない)
・物語の結末
オリジン内部でのアルファとの闘いが最終決戦になるが、ここではエヌとの共闘になる
過去の旧文明の映像を見せられているシーンでは、
結局のところアルファがやろうとしている、人が変わることを望まず古きものを切り捨てて新たな世界に逃げようとする行為はかつてのクラウスと同じだと突き付けられる
最終形態のアルファを倒すと、逆にアルファを依代としていた世界が消滅してしまうため、エイ、シュルク、レックスが身代わりとなり世界を支えることになる
(世界が消えてもオリジン自体はメビウスの手中にあるため起動しないと思われる)
この行為が「今を守ろうとする意志」となるため、ゼットに力を与えてしまうことをわかりつつもいつか現れる「誰か」に世界を託し、三人は光へと消えていく
(ここでシュルクとレックスはオリジンと同化してしまうためシティーの立ち上げ時にはいなかった)
オリジンが正常に起動すれば世界の消滅が始まった時点のものがすべて再生されるので、完全にいなくなったわけではない
最後にメビウスから世界を解放するため、仲間を探しにマシューが旅立つところでスタッフクレジットを迎える
『3』含めたシリーズの映像が結末まで流れるクレジットの後に、
おそらく再生されたであろう二つの世界が出現、また融合し一つの星となるムービーが流れ、
その星に青い光を放つ「何か」が降下していく映像で締めくくられる
次の新作への布石なのか、はたまた「星と降下物」で『クロス』と繋がるのか、それとも本編ラストで姿をくらましたノアを意味するのか、なんとも意味深
そもそも、「再生後また融合した」というのが解釈違いの可能性もあり、分離前の地球の姿や、アイオニオンが創造された瞬間の映像ともとれなくもない
最後に不可解な部分を挙げておくと、マシューの曽祖父母が(エヌとエムとなった)ノアとミオということは「交わりの日」から相当な年月が過ぎているが、
シュルクとレックスは存命しており、大人になってはいるものの年老いている様子もない(マシューはレックスの子孫にあたる)
最後にオリジンから世界の支えとなる、ニコルとカギロイに命を分け与えるといった人間離れしたことをしているので、プロセッサやオリジンによって特殊な権能を与えられているのかもしれない
・『ゼノサーガ』との関連性
サーガシリーズをプレイしたのはだいぶ前なので、考察までは出来ませんが関連する部分を挙げてみようと思います
・「ヴェクター」製のラジオ
先ほど少し触れた、オリジン内部の記憶世界で出てきた「ヴェクター・インダストリー」製のラジオ
ヴェクター社とはゼノサーガシリーズで登場する超巨大企業で、日用品から戦艦まで何でも製造している
・ディミトリ・ユーリエフ
上記のラジオから「サルワートル」の人権擁護法案に関する話題で名前が出てくる。「ミーノース自治州」の代表
(「ミーノース」とは『ゼノブレイド2』で登場した軌道タワー「ラダマンティス」とは別の軌道タワー。このほかに「アイアコス」も併せて3基存在する。セイレーンのプラモデル付属の設定資料集より)
「U.R.T.V.」と呼ばれる人間型の生体兵器の創造者であり、自身は遺伝子操作で生まれたデザイナーズチャイルド「サルヴァ―トル」
『クロス』との接点「人類が宇宙に進出」、「地球の消失」の部分は『サーガ』に置き換えても成立するため、
というか現時点『ブレイド2』のゲートの裏設定含め『サーガ』のほうが辻褄の合う接点が多いため、おまけとして記載しました
ざっと書き連ねてみましたが大まかにこんな感じです
クリアしたてで書いたので、まだ誤った解釈などはあるかもしれませんがその時はまた修正します
今回は本編以上に過去作要素が小ネタも含め多く、シリーズをやっている人なら「これアレじゃん!」となることうけあいです
本編の魅力が増すだけでなく、過去作キャラの戦いや知られざる姿も見られて満足でしたし、かなりお勧めできる内容です
最後に出てきたウロボロス、頭部とか腕とか踵とか『クロス』の「アレス」に似てる…もしや…ってことを言いながら今回の記事はここまでです
リベレイターの最初期の仲間たちはシュルクレックス同様のオリジンに取り込まれなかった人々。
リクやタガネらの寿命が1000年以上あることもわかっている。
パナセアら英雄2世は分からないが、先述ノポンらとシュルクレックスらが歳を取らない、という可能性も考えられる。そうするとシュルクレックスと再生カギロイニコルとの時間差がそれなりに埋まる。アイオニオンの時間軸自体“止まっている”時間内での出来事に過ぎないから。
事実エイはメビウスとして存在してもいる訳で、“今を守る”という意思がありオリジンの依代になることでゼットの力を強めるらしい。つまりシュルクレックスにもエイ同様の性質が期待できる。
シュルクレックスらもつまりメビウスとして捉えられるかもしれない。
本編の方でゼットを倒しオリジン再起動をして世界がふたつにまた別れているということは、もとの時間軸に戻ったとも考えられる。そのため依代になったシュルクレックスも元に戻される。文脈上エイもだが、物語的に無理があると判断しました。
ヨランがメビウスだったのに元通りに再起動後の世界で暮らしているのでシュルクレックスがメビウスになってオリジンの依代になっていたとしても元どおり暮らしていることは想像に難くない。
(その後新たなる未来のedにある通り無事に再融合を果たせたと思いたい)
そう考えるとパナセア&リンカも娘じゃなくて孫世代以降の可能性も考えられますね。カレーの人は1の時点でだいぶ大人だったのでその差かもしれませんが
シュルクレックスメビウス説とすると、オリジンから世界を支えようとしたのも、刻印を消せたのも合点がいきますね
オリジンを起動すると交わりの日の瞬間から再開することは本編でニアが語っていたので、
シュルク、レックスは右腕も左目も失っていない状態である程度歳も戻った状態で再生されるはずです
すっきりしたくて解決してくれる人がいないかなって色々検索したらtamagoxさんのブログを見つけてとても助かりました!(本編の記事も読んできました)やっと理解できた部分がありましたが、まだ謎のままの部分も残ってます。例えば、
・アルファ戦の後に、なぜシュルクとレックスだけ体から光が出たのか(オリジンと同化?)同じ「例外」のパナセアやリンカはなぜ平気だったのか?
・エイ一人だけで世界を支えられないのか?シュルクとレックスも一緒に行く必要があった?
・なぜか人の手にあったプネウマとロゴスのコア(プネウマに関しては2のエンディングの時点でヒカリ&ホムラという人格がコアから分離した説も見ました)
・エヌはどんな経緯でロゴスのコアを手に入れたのか
・自分が勘違いしてるだけかもしれませんが本編でニアがオリジンの設計図の話をしてるシーンはまるで設計者がこの図を残して既に他界したみたいな言い方でしたので、交わるの日は1や2のエンディングから数百年経ったかと思いました
・メリアのヒーロークエストでもそんな素振りがありましたね。ただ捕まった間でもメリア自身は世界で起きてたことを把握していたので時間感覚としては数千年が経ってもおかしくない
・ニアが女王になった経緯が知りた過ぎます(笑)
この記事をい書いて頂きありがとうございました。だいぶすっきりしました!
本編での謎や伏線回収されてスッキリするかと思いきや、リクに関しては疑問が増える結果に…グヌヌ
1と2の世界が合体した ※とりあえずここで時間は止まってる
アルファが破壊しようとしたので全員で阻止
シュルク、レックス、アルヴィースで依り代(彼らは概念みたいな不思議な存在で年齢不詳)
ゼットたちがオリジンを使ってケヴェスとアグヌス作って戦わせる
----ここからよくわかりません----
ノアたちがゼットを倒して世界が2つに分かれる
これはまた1と2の世界に分かれたのですか?
もしそうならノアはどこの世界にいるのですか?(子供を作ったノア?)
こちらこそ訪問いただきありがとうございます
それらのことについて個人的な推測も含みますが(というか大半が推測ですが)返答してみようと思います
>アルファ戦の後に、なぜシュルクとレックスだけ体から光が出たのか(オリジンと同化?)同じ「例外」のパナセアやリンカはなぜ平気だったのか?
進んでオリジンへ同化しようとしたのではないからでしょうか。パナセアとリンカはシティーの始祖となる別の役割があったので今は消える時ではないと
>エイ一人だけで世界を支えられないのか?シュルクとレックスも一緒に行く必要があった?
消滅現象が止められない現象だからこそアルファは別の世界に逃げようとしていたわけですから、アルファの片割れであるエイ一人では荷が重いのではないでしょうか
>なぜか人の手にあったプネウマとロゴスのコア(プネウマに関しては2のエンディングの時点でヒカリ&ホムラという人格がコアから分離した説も見ました)
ホムラとヒカリの性格的に自らウロボロス発現のキーとしての道を選んだと思っています。ニアはコアクリスタルに戻れないですし、一番適性があるのが誰かと言われたら天の聖杯になるんじゃないでしょうか
>エヌはどんな経緯でロゴスのコアを手に入れたのか
今のところは偶然としか言いようがないと思います。ただ、シュルクもナエルもウーシアのコアを拾ったのは偶然というには出来すぎてるわけですし、N(となる前のノア)と出会ったのももしかしたらロゴスの意思か見えない何かの意図が含まれてるかも?
>自分が勘違いしてるだけかもしれませんが本編でニアがオリジンの設計図の話をしてるシーンはまるで設計者がこの図を残して既に他界したみたいな言い方でしたので、交わるの日は1や2のエンディングから数百年経ったかと思いました
オリジン完成後にメビウス出現→何かの役に立つようにトラが設計図をニアに託してオリジンと同化という流れじゃないでしょうか
>メリアのヒーロークエストでもそんな素振りがありましたね。ただ捕まった間でもメリア自身は世界で起きてたことを把握していたので時間感覚としては数千年が経ってもおかしくない
劇中の様子から1と2のEDから交わりの日まではおそらく数十年というところだと思いますが、アイオニオンができてからは数千年は経ってると思います。逆に言うと因果の流れから外に出る者の出現を待つにはそれだけの時間が必要ということになりますね
>ニアが女王になった経緯が知りた過ぎます(笑)
普通のブレイドだとドライバーが死亡した時点で存在できなくなるので適任がニアだったんじゃないでしょうか。ただマンイーターは寿命が不安定なのでメリアと違い大事を取って眠る必要があったとか…?
リッキーがナエルのことを好きだと話をしてたのがディロンでしたね。ありがとうございます
リクはリキの子供(ただしリキは身寄りのない子も引き取ってたりしたので実子かは不明)で、
ノポン寿命かまたはパナセアらと同じくオリジンに同化しなかった「役割」を認められた人物ではないでしょうか
時系列としては、
1と2の世界が融合(交わりの日)
→メビウスが世界を静止、オリジンは起動せずケヴェスとアグヌスの戦争開始
→アルファ暴走、『新たな未来』のストーリー
→アルファ討伐後メビウスがオリジンのほぼ全権を握る
→数千年後『3』本編でノアたちがゼットを倒す
→オリジンが正常に起動、アイオニオン消滅、2つの世界が交わりの日の瞬間から再生される
→再生された2つの世界が再融合、一つの星になる(『新たな未来』ED後のムービー)
オリジンは「2つの世界の消滅後に消滅が始まった時点の状態で2つの世界をそれぞれ再生、再開するシステム」なので、消滅の過程の世界アイオニオンの住人である本編ノアたちはアイオニオンとともに消滅しています
紛らわしいですが、肉体的には4人のノアが存在します(本編冒頭子供ノア、Nとなったノア、本編主人公ノア、再生後の子供ノア)
子供を作ったノアはマシューの祖父であるゴンドウの父なので、Nとなったノアです
3の考察からDLCの考察までとてもわかりやすく、むしろtamagoxさんがいなかったら自分のゼノブレイドはずっとモヤモヤしたままでした。本当にありがとうございます。
自分はずっとセーブ&ロードでタイムスリップしていると勝手に勘違いしてたのでこんがらがっていましたが、時間はちゃんと経ちながらもコピー&ペーストで融合直前の世界が再生されてまた融合したということですよね。(メビウスやゼット、アルファは再生されない)
こちらこそ訪問ありがとうございます
その解釈で合っていると思います
OPとEDがそのまま繋がってるため時間が戻ったように感じますが、その間には数千年単位のアイオニオンの歴史が挟まってます
ただ、正しく再生された後の人類にはその歴史を認識できないためあたかもアイオニオンの数千年は存在しなかったように見えるということですね