多摩爺の「時のつれづれ(文月の2)」
堪忍袋の緒が切れた。
我が国が輸出管理を強化するとの観点から、半島への半導体材料の輸出管理を見直したのが7月1日
感度が鈍いのか・・・ それとも、どうでも良かったのか?
そこんとこは分からないが、一週間経った7月8日、半島の大統領がやっと口を開き、
輸出管理見直しの撤回と、本件に関する協議を申し入れてきた。
本来なら、何でも自分たちが正しいを地で行く「かまってちゃん」は相手にしたくないんだが、
あまりにも、あまりにも、終わったことを蒸し返したり、あったことをないと言って見たり、
トップ同士で決めた国際的な約束を卓袱台返ししてみたり、
東北の水産物に難癖付けたりするもんだから、我が国のトップもとうとう堪忍袋の緒が切れたようだ。
戦後の賠償処理で既に解決済みだった徴用工に対する補償問題
自衛隊機に対する危険極まるレーダー照射問題
さらには不可逆的な解決とまで約束を交わした慰安婦問題
東日本大震災の被災地で水揚げされた海産物が、未だに汚染されてるなどと言いたい放題
半島南部が仕掛ける、我が国に対するイチャモンの雨嵐に、
もぉ・・・ 癖癖していたところだった。
特に解決済みの徴用工への補償には、ほったらかしのまま既に半年超が経ち、
G20までに誠意ある回答を求めたが、
長い期間返答せず無視したあげくに、両国で基金を立ち上げて補償しようなどと
自らも一度は「バカげてる。」といった支離滅裂な案を、間際になって再提案してきた。
もはや・・・ 頭がおかしいとしか言いようがないんじゃなかろうか?
さすがに、この回答には政府も堪忍袋の緒が切れたのだろう。
これ以上は付き合いきれないと判断したのだろう。
国対国の約束が守れない実態を踏まえ「信頼関係が損なわれた。」として、
政府はG20サミットが終わった翌日、半導体材料に関する輸出審査を見直すと発表した。
これによって、包括的な許可を得れば、複数の案件を纏めて輸出することができた
有機ELに使うフッ化ポリイミド、半導体製造に使うレジスト、エッチングガスの3品目を対象に、
個別に審査を受け許可が求められるようになった。
さらには、今年夏には政省令を改正して、
安保上の友好国である「ホワイト国」の指定から除外することも加えた。
ホワイト国の指定を失うと、軍事転用の恐れがある先端技術や電子部品などを輸出する際には、
やはり個別に許可が必要となる。
勘違いしていけないのは・・・ 輸出拒否ではないということ。
従来は信頼関係があったので、手続き上の便宜を図っていたが、
信頼関係が崩れたんだから単純にその便宜を止めただけで、
優遇対象外の国々と同様に、本来の輸出管理を行う・・・ ただ、それだけのことである。
捉え方や、考え方によっては、意地悪な行為と取られるかもしれないが、
国対国の取引とはそんなもんだ。
ましてや、軍事転用が可能な材料の取引である、信頼関係が崩れたのなら、
異論を挟む余地はないだろう。
半島では我が国への渡航拒否や、我が国産の商品の不買運動など、
毎度毎度の反日運動が呼びかけられている。
国民性なんだろう、負けん気が強いことはけっして悪いことではないが、
直ぐに頭に血が上り、感情的かつ短絡的にしか物事が捉えられない、
敵意むき出しで視野が狭い行動には、
つい笑ってしまうというか・・・ 「バカじゃないの?」という言葉しか思い浮かばない。
そんなに訪日がダメなら、来年の東京オリンピック・パラリンピックを
ボイコットすると宣言すればいいじゃないか。
それでなくても観光客が増えすぎてホテルが足りないんだから、
お互いにウィンウィンだと思うがどうだろう。
ただ、今回の措置に問題があったとすれば・・・ それはタイミングの問題で、
発表がG20の終了後にずれ込んだことじゃなかろうか?
勿論、同盟国であるアメリカと事前に十分な打ち合わせがあったと推察するが、
私的にはG20のオープニングの場面、
半島の大統領を出迎えたその時、立ち話で良いのでこう言ってほしかった。
「貴国の輸出管理には重大な問題があるので見直しをする予定である。」
「G20終了後、事務方から貴国の外交窓口に詳細を伝える。」
詳しく話す必要はない。
含みを持たせて、たった上記の二言だけ簡潔に伝えれば良い。
国際間の自由な取引を安全に推進するために、その管理手法を見直すとだけである。
G20の出迎えの場で、「どの面下げた来たんだ。」との思いを込め、
強烈なパンチをいきなり浴びせてほしかった。
出迎えのタイミングが拙いというなら、晩さん会の時でも良かった。
1分で良い。立ち話で構わない。
国対国の約束が守れないくせに「どの面下げて国際会議にでてきたのだ。」と、
思いっきり冷や水を浴びせてほしかった。
ここ1年、半島が仕掛けてきた、あまりにも図々しく、あまりにも嫌味たっぷりな言動や行動に、
この国の民はどれだけ我慢をしてきたことだろうか?
自分たちに不都合なことは、隠しに隠し続けるだんまり作戦、
それがばれそうになると今度は嘘に嘘の重ね塗り、
こちらがその嘘を指摘したら、論点をすり替え逆切れして大騒ぎを繰り返す。
相手が我が国だったら、常に自分たちが正義・・・ 残念だが、これが半島の真実じゃなかろうか。
ホントにそろそろ、本気になって怒らなきゃ、いったい何時怒るんだ?と声を大にして言いたい。
選挙があろうが、なかろうが、そんなものは関係ない。
マスコミは直ぐに選挙と結びつけたがるが、そんなものは関係ない。
これは・・・ 常識とプライドの問題である。
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