多摩爺の「四季おりおり(その1)」
夏の音色 蝉しぐれ
関東地方に、やっとのことで梅雨明け宣言が出された朝
いつものように、一つ手前の駅で降りて通勤途中のウォーキング
木陰を選んで歩いても、じわっと汗ばみ、生気を奪われそうになる蒸し暑さ
ミ~ン、ミ~ン、ミ~ン・・・ ジ~、ジ~、ジ~・・・
こちらからは、何一つ用事はないが、何か言いたげに執拗な蝉しぐれ
喉を潰し気味に、浪曲でも唸ってるような、夏限定の二重奏
そんなところに、シャ~、シャ~、シャ~と異音が一つ
はて、どうしたことだろう?
記憶が確かなら「クマゼミ」の縄張りは、西日本だったはずだが・・・
どうでも良いのに、朝っぱらから・・・ シンキングタイム
その解は、都心で気づかされた、温暖化の悪さ加減
さて、どうする?
模範解答は、みんな知ってるのに・・・ 我儘だから
困ったもんだが、どうすることも出来ないってことらしい。
シャ~、シャ~、シャ~と鳴き、東京では滅多にお目にかかることが出来ないクマゼミを発見
折角なので・・・ 一句詠んでみた。
温暖化 縄張り乱れる 蝉しぐれ
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