多摩爺の「時のつれづれ(文月の10)」
凄い人が出てきた。(17歳11カ月のタイトルホルダー)
将棋界に、17歳11カ月の最年少タイトルホルダーが現れた。
現役最強の棋士と云われる渡辺明三冠から、
「内容的に負けている。凄い人が出てきた。」とまで言わしめた、
AIの先を読む現役高校生が、新しい時代の主人公となるべく・・・ その一歩を刻んだ。
2020年7月16日、時計の針が19時を少し過ぎたあたりだった。
新型コロナウイルスの感染拡大、長引く大雨による河川の氾濫など、
相次ぐ天災に苦悩する日々が続くなか、
ギラギラと照り付ける、夏の太陽に向かって真正面から勇み立つ、元気とパワーを秘めた向日葵が、
大輪の花をパッと咲かせたかのような・・・ 明るいニュースが列島を駆け抜けた。
余談になるが、昭和だったか、平成になっていたのか・・・ 30年ぐらい前のこの時季
「♪ ビールをまわせ、底まで飲もう」と豪快に歌う「すごい男の唄」という、
ビール会社の人気CMがあったが、
今夏、将棋界に現れた凄い男は、まだ祝杯をあげることすら許されてない未成年だった。
要らぬ心配だが、棋聖就位式のお祝い会は、関係者ともども・・・ アルコール抜きなのだろうか?
欣喜雀躍の場面で、脇道に逸れてしまい・・・ 大変申し訳ない。
何はともあれ、おめでとう!
藤井聡太・新棋聖の栄誉を称えたい。
凄いね。
本当に・・・ 凄いことだと思う。
もう半世紀以上も前のことになるが、中学生だった頃
「未来に羽ばたく使命を自覚した時、才能の芽は急速に伸びる。」と熱く語った人生の師匠の言葉に、
思わず、心の琴線が共鳴した日のことを・・・ 懐かしく思い浮かべていた。
伸び盛りの青年が、初々しく色紙に記した「探求」という言葉に、さらなる成長と期待を寄せつつ
年金暮らしの爺さんなれども、もうひと踏ん張りせねばと・・・ 誓うことしきり
65歳からの隠居生活は「早過ぎる。」って、ことなんだろう。
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第91期 ヒューリック杯 棋聖戦五番勝負 [主催・産経新聞社]
第一戦 6月 8日(月) 東京都渋谷区 日本将棋会館
棋聖 渡辺 明 X (157手) ◯ 挑戦者 藤井聡太 七段
第二戦 6月28日(日) 東京都渋谷区 日本将棋会館
棋聖 渡辺 明 X ( 90手) ◯ 挑戦者 藤井聡太 七段
第三戦 7月 9日(木) 東京都千代田区 都市センターホテル
棋聖 渡辺 明 ◯ (142手) X 挑戦者 藤井聡太 七段
第四戦 7月16日(木) 大阪市福島区 関西将棋会館
棋聖 渡辺 明 X (110手) ◯ 挑戦者 藤井聡太 七段
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