多摩爺の「時のつれづれ(神無月の33)」
まこ甘えてばかりでごめんね。(海の王子、ニューヨークで弁護士になる。)
昭和39年の秋、アジアで初のオリンピックが東京で行われ、まだ余韻が残っていた年の暮れ、
その年に一番売れ、心に刺さった歌を決める・・・ 日本レコード大賞は、
とっても悲しいできごとを、切々と語りかけた、
「♪ まこ甘えてばかりでごめんね。」で始まる、青山和子さんの「愛と死をみつめて」だった。
吉永小百合さんが主演した、同タイトルの映画も封切られていて、
歌詞に込められたストーリーと、その背景に・・・ 多くの国民が感情移入し、涙した歌であり、
当時10歳だった私でさえも、未だに忘れることが出来ず覚えている。
あれから58年・・・ 名曲を揶揄するわけじゃないが、
いまごろアメリカでは「♪ まこ甘えてばかりでごめんね。」なんて言いながら、
難関の弁護士資格を取得したことで、約3,000万円とも言われる年収が確約された、
一人の日本人青年が・・・ 高笑いしていることだろう。
いまさら彼に、もの申したいなんてことじゃないが、
彼が弁護士資格を取得したニュースは・・・ 先週末には、列島を駆け巡っていたにも拘わらず、
週明け月曜日の朝から、昼下がりに至るまで、
ニュースとワイドショーが梯子してまで、伝える必要があったのだろうか?
逃げるようにして、この国を離れ、アメリカに安住の地を求めた姫君の夫が、
弁護士試験に合格されたことを、週明けにダメ押ししてまで、伝える必要があったのだろうか?
1組の若い夫婦が、海外に移り住み、その国で難関といわれる資格を取得して、
生活の基盤が確立されたことは、喜ばしいことであり、アッパレであり、
嫌みを言う必要など全くもってなく、率直に「やれやれ。」と思ってはいるが、
1年前のこの時期、あれほど叩きまくっていたのに、あの騒動はいったいなんだったのだろうか?
年金暮らし故に、暇に任せてテレビのお付き合いをしていたら、
MCからコメンテーターに至るまで、歯が浮くような美辞麗句で称えているんだから、
手のひらが返しも、ここまできたら・・・ 呆れて返す言葉がみつからない。
たった1年だが時の経過は、国民の頭を程よく冷やしてしまったようだ。
いまとなっては、この方たちには、なんの興味もないが、
今後の皇室のあり方について、熟慮する機会を与えてもらったことについては、
感謝せねばならないのかもしれない。
職業選択の自由もなく、予め決められた台本に則り、献身的に公務に務められている皇族の方々に、
絆という言葉を使うのは・・・ 大変恐れ多いと理解はしてるが、
精神的な部分で敬うことができるような、心と心のつながりが保てるのであれば、
それはそれで、とっても嬉しいことだと思っていた。
お前の思いなんで・・・ どうでも良いと言われれば、それまでのことだが、
そんな淡い期待を持っていたが、昨年のいまごろに行われた結婚会見で、
姫君が自らの口で「海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました。」と言われたんだから、
正直言って・・・ 唖然、呆然、愕然としてしまった。
百歩譲って、夫となる方や、その家族にゴシップがあろうと、
誠実に対応したのであれば・・・ そこに拘りを持つ必要はないと思っていた。
事実、揉めに揉めたあげく、なんとか、かんとか取り繕って・・・ 答えは出していた。
とはいえ・・・ 姫君が文字に起こして、読み上げた、
「海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました。」の言葉には、
イチャモン付けたいわけではないが・・・ なぜか、納得することができなかった。
下々の者が、とやかく言っても、
所詮、そこら辺りに屯する、インチキ臭い爺さんが発する、ボヤキの域をでるものではないが、
夫やご自身が、海外で職に就いて稼いだお金を、海外で消費されるのなら文句はないが、
姫君が渡米する際に持参した、億ともいわれる蓄財の源泉は、
1枚1枚のお札に書いてはないものの・・・ その全ては、この国の民が納めた血税である。
その蓄財を、円安の海外で浪費してるとまでは言わないものの・・・ 確実に消費して、
当該国で納税したり、チップになってしまうことが、大変申し訳ないがしっくりこないでいる。
アメリカという国には、消費税はないらしいが、
州や都市ごとに決められた・・・ 小売の売上税があったり、
各種サービスに対しては、数ドルから10~20パーセントのチップを支払う社会である。
そういった社会システムなんだから、文句言っても仕方ないが、
姫君が蓄財の源泉を意識するのであれば、例え批判があったとしても・・・ 覚悟を決めて、
この国に住み、この国で消費して、この国の経済に貢献するとともに、
この国の納税者となる選択をしてほしかった。
にも拘わらず、姫君は自らの口で、
「海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました。」と公言され、
逃げるように・・・ 渡米をされたのである。
さらには、昭和天皇と香淳皇后が埋葬されている武蔵野陵へ、結婚報告の参拝はされたものの、
夫となられる方の父上の墓前には・・・ 遠くでもないのに、結婚報告はされていない。
古来より血脈を重んじる家系に、生まれ育ったにも拘わらず、
嫁ぐ家の父上の墓前に報告をされないまま、渡米したことも・・・ なぜか、しっくりこない。
いくらしっくりこなくても、いまとなっては、どでも良いことになっているので、
これを最後に、ぼやくことも、愚痴ることも、もう止めようと思うが、
この2点だけは・・・ 納得できてなかったことから、思いの丈を吐露してみた。
お二人には、多くの話題を作っていただいたが・・・ これで、もう終わりにする。
お二人の話は、私が踏ん切りを付ければ良いだけのことなので、もう終わりにしようと思う。
面倒くさい爺さんで・・・ ホントに申し訳ない。
「まこ甘えてばかりでごめんね」。
何のことを書いているのかと、思ったらNYの真子さんと小室君のことでしたか(笑)。
もう今回でこの話題、終わりにしてほしいですね。
朝っぱらから、どうでも良い話にコメントを頂戴し恐縮です。
思わせぶりのイントロから書いてみましたが、きっと虫の居所が悪かったんだと思います。
この方たちのことは、これで終わりにしますので、笑って読み飛ばしていただけたら幸甚です。
あの会見が行われるまで私は眞子さんを敬愛していました。
が、あの国民を敵に回したような態度には失望をしました。
多摩爺さんの言われる通り、いくら眞子さんの貯めていたお金と言っても、その源泉は国民の血税です。
だからいくら皇室を離れると言ってもあの会見はないと思いました。
国民は、皇族の方々が国民のために祭祀を勤め、尽くしてくれていると思うから血税を差し出しているのです。
それなのに、あの態度は何かと思いました。
皇族の方々が皆ああいうお考えであられるなら、早晩皇室解体の声も上がってくるでしょう。
まして今回の合格には菊の御紋への忖度が働いていたという巷の噂通りであればなおさら。
国民は皇室のために存在する面もあるけれども、皇室も国民のために存在してくれないとこの関係に終焉を迎える日が来ることが避けられなくなることでしょう。
朝っぱらから、面白くない話をしてしまい申し訳ございませんでした。
割り切って・・・ もう終わりにしましょう。
全く同感です。。
良く書いてくれたと思って短いコメントでも残したいと思いました。
朝っぱらから、爺さんのストレス解消でお騒がせし、申し訳ございませんでした。