多摩爺の「こりゃ美味い(その37)」
一番ランチ チャイニーズレストラン 一番(東京都小平市)
ウォーキングのホームコース添いにある、北多摩の町中華「チャイニーズレストラン一番」は、
近くに一橋大学や、津田塾大学、武蔵野美術大学、白梅短期大学などがあり、
大学生が多く住んでる文教地区で、若者の胃袋をガッチリ掴んで離さない人気のお店だ。
お店は、玉川上水緑道に並行する、駅前商店街の端っこ(一方通行の出口)にあるが、
T字路交差点に直結してるので、信号を無視して、一方通行を逆走する自転車が後を絶たず、
事故があっても不思議じゃないのに、なぜか事故を見かけない、不思議な不思議な交差点でもある。
中華料理は好きなので、いつかは食べに行きたいなと思ってた町中華だが、
その機会に恵まれることなく、気がつけば20年超が経っていて、
近くて遠いお店だったが・・・ ついこの前、突然そのチャンスがやってきた。
10時過ぎにウォーキングに出かけようとしたら、
女房が「私、いまからお歳暮を買いに出かけるから・・・ 。」と云うもんだから、
なり行きで「昼メシは、どっかで食べて・・・ 。」と云うことになり、
1時間程度のウォーキングをした後、お店はどこでも良かったんだが、ぶらりと立ち寄ってみた。
お目当てはチャーハンだったんだが、案内された席に座ると、
壁に貼られてた「アド街ック天国」で紹介された「一番ランチ」との貼り紙が目に入り、
なんとなく注文したら、凄いボリュームだから・・・ もぉぉ、目がテンである。
若干大きめのお皿に盛り付けられた、大盛りのワンプレートランチは、
左半分にレモンの形に型抜きされた、お茶碗3~4杯分ぐらいの圧縮されたご飯が、
ドッカァァンと盛り付けられてんだから・・・ それだけで、年寄りの胃袋は警戒警報だろう。
そしてご飯の右側には、てんこ盛りのおかず、おかず・・・ さらに、おかずである。
メインディッシュは、ボリューム満点の豚の唐揚げだが、
唐揚げに下には、キャベツとレタスにドレッシングがかかったサラダとロースハムが2枚、
さらに、中華風の餡がかかった野菜炒めが隠されていた。
メインディッシュとなる・・・ 豚の唐揚げも凄い。
トンカツにしたら、マジで2枚分はゆうに越えるボリュームで、
濃い目の味付けに、カリカリの食感は、噛むほどに旨みが増して・・・ ホントに美味い。
いやはや・・・ まいった。
若者には、どうってことのないボリュームなんだろうが、
年寄りの胃袋には、明らかに容量オーバーであって、カロリーオーバーである。
残してしまうのは、お店に申し訳ないし・・・ さて、どうする?
「持って帰りたいので、パックに包んで貰えますか?」なんて、恥ずかしくて言えないし、
ちょっと逡巡したものの・・・ 事態はすでに、食べる選択しか残されてなかった。
テレビでよく見かける・・・ 大食いの番組で、
辛い顔しながら、無理やり口に詰め込むといった状況にはならなかったが、
全部食べきるのに、20分とちょっとかかっただろうか?
辛うじて胃袋がSOSを出す寸前で、詰め込み作業は完了(完食)した。
学生が多く住む地域の、町中華のボリュームを・・・ 舐めてはいけない。
夕方になっても、日が暮れても、全く腹が空かないのだ。
結局その夜は、晩メシを抜いて床に就き、
翌朝は早くから目だけは覚めていたが、朝メシを食いたい気持ちにもならない。
復活したのは、お昼前だったから、すでに24時間を経過している。
汚い話しになって、まことに申し訳ないが・・・ 突然、◯◯をもよおし、◯◯に駆け込むと、
一回で流そうものなら、おそらく詰まってしまうぐらい・・・ 大量の◯◯がでた途端、
急に体が楽になり「なんか食おうかな?」なんて気になるんだから、やっと完全復活である。
パッと見も、実食も・・・ 文句なしの大盛りだが、
20代の頃だったら、なんの苦もなく食べられたと思うものの、
さすがに古希を前にすると、体の衰えとともに、胃袋まで小さくなっていたのかもしれない。
体のことを思えば、無理をせず残すべきだったと・・・ 改めて反省することになった。
せっかくの大盛りサービスなんだから、それをどうのこうのと言うつもりはないが、
年寄りの感覚からしたら、第一感は・・・ 恐るべし、学生街の町中華である。
無理が効かない年齢であることを・・・ しかと自覚すべきだろう。
目の前に、どんなに美味しいものを出されても、
「満腹よりも、満足を優先して、もう少し食べたいぐらいで、ちょうど良いんじゃないの?」と、
目の前に居た女房が・・・ 笑いながらそう言った。
仰るとおり・・・ 返す言葉が見つからない。
ホントに、歳を取ったと思った。
もう一度、食べに行く機会があったら、一つ頼んで二人でシェアするしかないだろう。テレビ東京の「アド街ック天国」で紹介された・・・ ボリューム満点の一番ランチ(910円)
学生街で若者の胃袋を掴んで離さない・・・ 北多摩の町中華「チャイニーズレストラン一番」
2階席もあって、大盛りで美味しい人気のお店です。
仰るとおり、若方たちには嬉しいサービスですが、
明らかに分る年長者が来店したときは、大盛りですがどうしますかと、聞いてくれると嬉しかったですね。
残すのは失礼と思う年代の者にとりまして
地獄の蓋を開けた気分でした。
結局、完食ならずでした。
お気持ち、良く分ります。
どうしても・・・ 勿体ないが頭の中にあって、つい無理しちゃいます。
いくら美味しいものでも、腹八分目を肝に銘じたいと思いました。
僕も町中華が好きで一度山形で仕事をしていた時に
ある中華やさんに入り中華丼「スーチホエファン」
いわゆる五目中華丼なんですが
とても美味くてね・・何度か行って親方と話すようになり驚きました
なんと僕の出身の大田区でそれも僕の行っていた中学校の傍の池上本門寺の階段の下にあった中華やさん出身だったのです・・なるほどだだから池上園だったのですよ
しかし中華やさんには僕の好きな物がたくさんありますね
町中華万歳です。
町中華って、昔はそんな言葉はなかったので、最近の言葉のような気がします。
思い起こせば、自宅の近く、会社の近く、昔住んでたところの近くに、馴染みのお店1~2軒がありました。
元気で頑張っていただき、長く長く続けてほしいと願っています、
懐かしい看板です。
グラウンドが無くなって、少し心配してましたが、
けっこう繁盛しているようです。
駅前の二幸さんも、龍さんもありますから、学生街の町中華は頑張ってますね。