タルタルザンギバーガー

多摩爺の「こりゃ美味い（その５７）」
タルタルザンギバーガー　ペンギンベーカリー北海道・国分寺府中街道店（東京都国分寺市）

タマソーからの帰り道、府中街道を北上してたら・・・　女房が突然、
「ここでパン買って帰ろうよ。」って言いだし、
立ち寄ったお店が・・・　「ペンギンベーカリー北海道」だった。

なお、タマソーとは・・・　府中市にある都立の「多摩総合医療センター」の略であって、
多摩葬祭場の略ではないし、多摩総合銀行（そんな銀行ないかも？）の略でもない。

女房がＢ型肝炎のキャリアなので、掛かり付けクリニックの紹介で、
ここ数年は年に一度のペースで、タマソーでＭＲＩによる肝機能検査を受けていて、
１週間前に受けた検査の・・・　結果を聞きに行った帰り道だったのである。

結果は異常なしというか、１年前と変化なしと云うのが正しいのかもしれないが、
主治医の先生から「これからは半年に一度程度・・・　掛かり付けクリニックで血液検査をして、
その結果を見てからということにしましょう。」と、言われたもんだから、
気分が良かったみたいで、いつもは見逃してる道路沿いのパン屋さんの看板が目に留まったらしい。

「ここ（ペンギンベーカリー北海道）って、ちょっと前にテレビでやってたお店で、
カレーパンが賞を取ったとかで有名らしいよ。」と、
聞いてもないのに、車を止めて降りるまで饒舌に喋り続けていた。

「そうなんだ。」と気のない返事をしつつ、後をついて入店し、カレーパンのコーナーに行くと、
記憶が確かなら３種類の具が入ったカレーパンが、目に付きやすい場所にあったが、
そのいずれもカレーパンフォンデュとあり、商品名とともに表示されてる写真をみれば、
食べ物の中で私が最も苦手とするチーズが入っていて、期待してたのに第一印象は最悪だった。

帰宅後、ネットで調べてみたら、北海道産の小麦を使って２０１６年に北海道恵庭市で創業した後、
北海道で店舗拡大すると、フランチャイズ店を募り全国に拡大していて、
２０２０年に行われた「カレーパングランプリ２０２０」で、
「海老カレーパンフォンデュ」が最高金賞を受賞し・・・　現在に至っているとあった。

ということで・・・　チーズが苦手の私が買ったのは、
「タルタルザンギバーガー」、「札幌豚パン」、「ペンギンパン」の三つ、
「タルタルザンギバーガー」は、この中で一番高くて４００円ぐらいしたと思うが、
他のチェーン店のハンバーガーと比べると・・・　お値段も、ボリュームも満足度はかなり高い。

「札幌豚パン」は、いわゆる豚まんだが、
生地がふんわりしてて、口当たりがとっても優しくて美味いし、お値段もリーズナブルなんだが、
直感的には・・・　具がジューシーでパンチがある、関西系の豚まんの方が好みかもしれない。

「ペンギンパン」は、子どもが喜ぶように見た目を工夫した菓子パンで、
味については・・・　まっ、こんなもんだと思う。

いずれのパンも、生地がふわふわで口当たりが優しく、
北海道産の拘りの小麦が良い仕事をしてて、ハズレのないパン屋さんだと思うし、
売り場に並んでいた多くのパンのお値段が、とってもリーズナブルだったのが嬉しい。

今のところ都内には、府中街道沿いの１店舗（国分寺市東恋ヶ窪）だけのようだが、
あっという間にフランチャイズ店が、あちこちにできると思われるので楽しみにしたい、

ペンギンをイメージキャラクターにしたものと云えば、
直感的に・・・　交通系ＩＣカードの「スイカ」を思い浮かべるが、
あちこちの街角に、ペンギンと書かれたの看板が表れるかもしれないと思えば、
乗り遅れないよう「ペンギンベーカリー」を、頭にインプットしておいた方が良いかもしれない。


タルタルザンギバーガー、大きなザンギが二つサンドされたハンバーガー
なおザンギとは・・・　北海道の言葉で、揚げ物の料理のことらしく、
鶏肉の唐揚げが一般的だが、タコやイカなど魚介類の揚げ物もザンギと云うらしい。

軽くカーブしたところにあるので、気にかけておかないと通り過ごしてしまうので気をつけたい。
「キ」の濁点の直ぐ上に照明があるので、陰になって濁点がないように見えるが、
店名は「ペンキン」ではなく・・・　「ペンギン」が正しい。