鬼おろし肉ぶっかけ

多摩爺の「こりゃ美味い（その３１）」
季節限定・鬼おろし肉ぶっかけ　丸亀製麺（チェーン店の逸品）

丸亀製麺に行ったのは・・・　２年ぶりぐらいかもしれない。
実家に戻ったときには、北九州の「資さんうどん」や、山口の「どんどん」に行ってて、
うどん屋さんのチェーン店には、けっこうな頻度で行ってるのに、
北多摩の自宅から近いところにある「丸亀製麺」には、コロナ禍になってからは行ってなかった。

だからと言って・・・　丸亀に行こうと思って行ったんじゃないが、
たまたまお昼頃に、車で通りかかった街道沿いに丸亀の看板があったもんだから入ってしまった。

早い話が、積極的な入店ではなければ、消極的な入店でもなく、
いわゆる・・・　行き当たりばったりの入店であった。
よって、食べたいメニューを予め決めてないものの、丸亀名物の季節限定メニューがなんなのか、
ちょっとしたワクワク感が・・・　なかったわけでもなかった。

で・・・　入店して、メニューを見てビックリ仰天、倒れそうになってしまった。
なんと、季節限定メニューの「トマたまカレーうどん」の隣にあったのは、
私が最も苦手とするチーズが入った、
「とろける４種チーズのトマたまカレーうどん」が、デカデカと記されていたのだ。

申し訳ないが・・・　これは邪道だろう。
ハッキリ言って、和食の麺類（うどん）に、南蛮渡来のチーズを振りかけるなんて、
個人的な思考で恐縮だが、邪道の極みであり・・・　あってはならない。

せっかく２年ぶりにやってきた、全国チェーンの「うどん屋」さんで、
食べる前から、奈落の底に落とされるとは、
まさか、まさかであり・・・　ショック、ショック、大ショックだった。

すると・・・　ぶつぶつ言ってた私を、横で見ていた女房からキツい言葉とんできた。
「他にもメニューがあるんだから、いつまでもグジグジ言わない。」と・・・　ピシャリ

「そうだ。」
「そのとおりである。」
「私は、いったいなにを拘っていたのだろう。」

女房の厳しいお言葉で、目が覚めたというか・・・　ハッとして我に戻ると、
同じく季節限定メニューとの表記があった「鬼おろし肉ぶっかけ」を注文することにした。

だが・・・　今度はここで、二つの問題が起こるから、まさに人生いろいろだった。
一つ目は、鬼おろしという割には、大根おろしが辛くなくて甘いのである。
あくまでも私の味覚の問題なので、他の方々がどう思われたのかとは別問題になるが、
ピリッとした辛みを期待していただけに・・・　これはメニューに偽りありと言わせてもらいたい。

二つ目は、つるつるシコシコの太いうどんが・・・　縺れているのだ。
暖かい出汁に使ったうどんなら、スープの中でツルリとほぐれるのだろうが、
ぶっかけだから、たっぷりの出汁に浸かっているわけじゃない、
だからかどうか分らないが、二度三度と箸で摘まみなおしても・・・　やっぱり縺れている。

大根おろしが甘かったのを除けば、味は申し分なく、麺も好みのつるつるシコシコなんで、
満足って言えば満足なんだが・・・　なんか、スッキリしない。

「とろける４種チーズのトマたまカレーうどん」のメニューを見た瞬間から、
こうなることは、ある意味で想定どおりだったのかもしれないが、
２年ぶりに入店した丸亀製麺は・・・　なんか、スッキリしないままだった。

この次に、丸亀製麺に行くときは、
季節限定メニューは、いったいなんなのか？
予め調べておいて、心が動揺しないようにせねばならなくなってしまった。
やれやれ・・・　面倒くさい奴で、ホントに申し訳ない。

追伸
一昨日のお昼頃から、突然アクセス数（訪問数・閲覧数）がメッチャ増えて、
アクセスランキングは２０日が７位で、２１日が１４位だから、
いったいどうしたんだろうと・・・　思っていたら、
２月だったと思うが、ブログの管理者から、渾身のブログを紹介してくださいとの通知があったので、
今年ではないが、秋田の鶴の湯温泉に行ったときのことを登録したら、
忘れた頃になって紹介されているんだから・・・　驚きを隠せない。

出羽の秘湯　鶴の湯温泉 - 時のつれづれ（北多摩の爺さん）

既に初夏であり、季節的には全くもって的外れになってしまった、
厳冬の時季に訪れた鶴の湯温泉のブログだが・・・　読んでいただけるとありがたい。

「鬼おろし肉ぶっかけ（６９０円）」あまり辛くないけど・・・　好みかも？