多摩爺の「時のつれづれ(霜月の31)」
されど・・・ サッカーかな? (ワールドカップ開幕)
日本時間11月20日の深夜(日付が21日に変わったころ)、
灼熱の中東カタールで・・・ サッカーのワールドカップが始まった。
早寝早起きの私は、既に床に就いており、
オープニングゲームの結果は、朝のニュースで知ったわけだが、
開催国カタールと、南米代表・エクアドルの対戦は、2点を守り切ってエクアドルが快勝したらしい。
これはあくまでも私見であって、批判があることを承知で・・・ もの申せば、
ワールドカップや、オリンピックなどの国際大会で、
日の丸を背負って戦う代表選手には・・・ 敬意を表し、応援はするものの、
サッカーそのものには、あまり興味がないし、面白みを感じないし、ワクワク感を覚えないでいる。
その主たる原因は・・・ これは、変わり者爺さんの私見であって、
多くのサッカーファンの方々からしたら、きっと「バカじゃないの?」と思われるかもしれないが、
人を欺くような行為が普通に見逃され、それを見ていてなんとも思わないようなプレーが、
目の前で平然と繰り返されていることにある。
反則を犯しておきながら、レフリーに両手を広げて「なぜだ。」とアピールする選手がいて、
痛くもないのに転げ回って、笛を吹いてもらおうと過剰なアピールをする選手が目立ち、
ユニフォームや腕を引っ張り、足を引っかけて邪魔する選手がいて、
足を踏んだり、危険なタックルを仕掛ける選手なんかも・・・ 少なくない。
大ピンチなんだから、これぐらいの反則だったら、あっても良いと思っているのだろうか?
「そりゃないよ。」的な反則が、平然と黙認されているシーンを見れば、
大変申し訳ないが、そこにフェアプレーがあるとは思えない。
そういったプレーの指して「サッカーは戦争だ。」と言った有名な選手もいたが、
「バカなことを言うんじゃない。」と一喝する声すら聞こえてこないし、
「あぁ・・・ 。」と溜息交じりの声はあっても、
「さすがに、あれはひどいね。」と言った言葉を発する解説者も少ない。
Jリーグの初代チャンピオンを賭けた大会で起こった・・・ ジーコ選手の唾吐き事件
ワールドカップの決勝戦で起こった・・・ ジダン選手の頭突き事件
さすがに彼らは退場処分を受けたが、母国では英雄視されてるようなレジェンドが、
子どもたちが見ている大きな大会で、感情をコントロール出来ず、選手人生の晩節を汚している。
極めつけは・・・ ワールドカップ決勝で、アルゼンチンを初優勝に導いた、
マラドーナ選手の神の手事件だろう。
世紀の大誤審であるにも拘わらず、あろうことか「神の手」だと言って持ち上げると、
彼を英雄扱いし・・・ 反則から目を背けたことも理解できない。
あのプレーは、けっして「神の手」などではない。
明らかに反則であって、だれがなんといっても誤審である。
反則を犯した選手も、それを見落としたレフリーも恥ずべきことだと思っているが、
ありえないことに、サッカーファンは、それを伝説にしてしまった。
さらに、その試合で使用したボールを、誤審を犯したレフリーは持ち帰り、
36年もの間、保存していたとはいうものの、
つい先日、あろうことかオークションに出品して、3億円で売ったというのだから、
バカバカしくて・・・ 開いた口が塞がらない。
博物館に寄贈するとか、全額をチャリティーに差し出すというなら、分らんでもないが、
大誤審の当事者が、他人の褌で財を得るんだから・・・ 「恥を知れ!」であり、
落札した人も落札した人だと思うが「そりゃダメだろ。」といった声すらないんだから、
サッカーでメシ食ってる人々や、取り巻く人々の脳天気ぶりには、申し訳ないがついて行けない。
ちょっと調子に乗ってしまい、講釈を垂れすぎたので、
サッカーにイチャモン付けるのは・・・ これぐらいにしておくとするが、
そんなこんなもあって・・・ 倒されても、泣き言一つ言わずに、
直ぐに立ちあがりプレーに参加する、ラグビーの方がスポーツマンらしくて私は好きだ。
とは言うものの、私がサッカーのことを好きか、嫌いかなんてことは、
正直なところ・・・ どうでも良いことである。
この国には、日の丸を背負うことを夢見て、日々練習に励む若者がいて、
それを支える家族がいて、応援するファンがいて、
その周辺で商売の糧にしてメシ食ってる人々がいて・・・ 一つの経済が形成されている。
そう捉えれば、もはや年寄りが、それをどうのこうの言ってもなんにもならない。
世界のスポーツの競技人口を調べてみたら・・・ 多いのは
バレーボール、バスケットボール、卓球、クリケットの順で、その次がサッカーらしいが、
オリンピックを別にして、その興奮度と、経済効果にフォーカスすれば、
サッカーのワールドカップは、ダントツなんだから、
コロナとロシアの侵略戦争で疲弊した世界を、元気にするためにも、盛り上げるしかないだろう。
なんて表現したら良いのか、適当な言葉が見つからないが、
たかがサッカーなれど・・・ されどサッカーといったところだろうか?
第8波に入り、迂闊に外出することが気になりかけた状況下で、
良いタイミングでワールドカップが始まったと思えば・・・ サッカーさまさまなんで、
文句(悪口かな?)言っちゃ、罰が当たるかもしれない。
国際大会だけの・・・ にわかファンで申し訳ないが、
悪口の言い放題で大変恥ずかしいけど、ここらで改心するしかないだろう。
代表チームには、是非ともグループリーグを突破して、ベスト8以上の成績を挙げ、
来年行われる「ワールドベースボールクラシック」に弾みを付けて欲しいと願ってやまない。
ガンバレ! サムライブルー
ガンバレ! ニッポン
挙句の果て、
>ガンバレ! サムライブルー
ガンバレ! ニッポン
は読んでいて、ゲラゲラ 笑ってしまいました。
作文の構成などよくご存じなのですね。
ボクは戦後10年に中学生でしたが、
サッカーを始めました。以後10年続けました。
まだこのスポーツ、プレイする人が少なかった時代です。
しかし、スポーツマンシップだけはキチンとしていました。
他の学校では、レフェリーが見てなければ、何をしても勝てば良いという考えのところもありました。
プレイ中やむを得ない行為としての反則も、
先輩から厳しく躾けられました。
最近は目に余る反則をハッキリさせるビデオ判定などもあって、少しは見られるようになりました。
ガンバレ! サムライブルー!
ガンバレ! ニッポン!
私見とはいえ、年寄りの戯言でサッカーファンを怒らせたことについては、率直にお詫び申し上げます。
他意は全くもってありませんので、笑い飛ばしていただければ幸甚です。
今後とも宜しくお願い致します。
私も同感てす。
共感していただき恐縮です。
ただ、世界で5番目に競技人口が多いスポーツですから、
もう少し遠回しな表現があったかもと思っています。
私もサッカー、特にワールドカップにはあまりというか殆ど興味がありません。マスコミを含めた大騒ぎは何とも不思議です。
私の世代?ではワールドカップといえばアルペンスキーでしたのでサッカー?なにそれ、という感じです。
諸外国のバカ騒ぎにはあきれてしまいます。国技? 相撲でバカ騒ぎなんてありませんから、あれは何なんでしょうね。
確かに仰るとおり、日本人からしたら、外国人の盛り上がりは、たしかにバカ騒ぎかもしれませ。
でも・・・ 今回はアルコール規制があり、宗教上の規制もけっこうあるようで、
大騒ぎしたばっかりに、次々に刑務所行きになったら、いったいどうなるのでしょうか?
見てみたい思いもありますが、きっと国際問題になるんでしょうね。
私的には、ビールのないワールドカップは、クリープのないコーヒーみたいなものだと思います。