♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

旅行辞退

2014-04-09 | 日記
姉からの来月一泊で父を旅行に連れていくとメールが・・・

いろいろ考えました。

昨年姉が旅行に連れて行って帰ってきた時、父は我が家が我が家ではないと思い、私との関係もなかなか親子だと出てきませんでした。

その時は父の変化に驚きましたが、ただ疲れているだけだとすぐに父を寝かせ様子を見ることにしました。

幸い、翌日は正常に戻りましたが、旅行に行っていたことは全て忘れており、姉が持ってきた写真を見せても思い出せず、思い出せない自分に落ち込んだようにも思えました。



来月は田植えの時期でもあり私自身も会社を休んで忙しくなる頃です。

そんな中、もし旅行から帰ってきた父が以前のような症状になったら・・・

以前は翌日には治ったけれど、今度治るとは限らない・・・

もし、そうなったら父の介護をしてくれる人もいない・・・



姉には申し訳ないのですが、以前の症状を話し、遠慮することにしました。


介護の研修を受けて、認知症に環境の変化は良くないことを知り、また旅行に連れて行く家族の自己満足だけだと思い知ったことも断った理由の一つです。


父にはできるだけ環境を変えることなく、認知症の症状が進まないように、落ち着いた生活をさせてあげたいと思っています。


あまり仲の良くない姉にすれば、旅行を断ることが意地悪だととられるかもしれませんが仕方ありません。


近くにいても、たまに来ておやつや雑誌を置いて行くだけでは実際の症状なんてわからないでしょう(やっぱり意地悪?(^_^;))

















モコと小麦の存在

2014-04-05 | 日記

両親の認知症が同時に現れて、母が亡くなって、父の認知が少しずつ進み、“もういやだ!!”って思うこともたまにあります。


何をするにも父のことが最優先で、父の顔色をうかがい、ご機嫌をそこねないように言葉にも気をつける毎日が精神的に苦痛になり、ある日突然爆発しそうな時があります。


休みの日は特に父とずっと一緒。
買い物に行くときも、毎日家で待ってる父がかわいそうで休みの日くらいは外へ連れ出してあげようと、たとえ車から降りなくても連れて行きます。

父も外へ出ることを拒むことはなく、一緒に行きます。


お休みの日くらいゆっくり寝たいと思っても、早起きの父が寝かせてはくれない。


「もう、疲れた・・・」

そう思うことはしばしばです。


そんな生活の中、モコと小麦の存在は私たち親子にとって大きな存在で、この子達がいなければ父との会話もなく、父も昼間寂しい思いをするでしょう。

最近は、吠えたりして怒っても言うことを聞かないと手を上げることもあるので、あまり父の側に行かなくなりましたが、それでも可愛いのか手枕で寝かせようと必死でご機嫌をとることもあります。

ベッドに入って眠っていると突然モコの名前を呼ぶことは毎晩のことですが、それも“不思議”のひとつです。


父の中でモコ達の存在はかなり大きなものなのでしょうね。


私にとっても、可愛い子供のようで、本当に癒されます。


憎たらしい時もありますが(^^;)

ヘルパーさん終了

2014-03-31 | 日記
今日でずっとお世話になっていたお隣のヘルパーさん(姉のような幼馴染)が終わりです。

ガンバリ屋の彼女は今年ケアマネを試験に一発合格し新たな職場で頑張ります。

いつか開設するという目標を持って勉強するそうです。

彼女が開設したら利用者さん側に立つ、本当にいい事業所になると思います。

私が一番尊敬できる人物です。


初任者研修を受けることになったのも、実は彼女の影響です。

私より5歳も年上で、還暦を迎えるけれど、向上心と行動力があり、この年になってもまだまだ新しいことを始められるんだと思い知らされました。


かといって、何を始めたらいいのかわからない私でしたが、たまたますぐ近くで研修が開催されるという広告を見てまずはこれだと思いました。

母の介護で後悔したこともあり、父の介護を悔いのないようにするには自分のためにも役立つと思い受講を決めました。


会社では、乗降介助の保険請求もしており、少なからず介護に関わっていたので、もっと現場を知るためにもプラスになると思います。



とはいえ、彼女に父を見て頂けなくなるのは私も不安です。

仕事とはいえ、父にとっても彼女のことは幼い頃から知っているので娘のように思っており、彼女も実の父のように接してくれていたので本当に安心して会社へ行くことができました。


しばらくは、父が慣れるまで「帰ってこいコール」がいつ入るのかと思うと仕事も手に付きません。


どうか、何事もなく、新しいヘルパーさんが嫌な思いをすることもありませんように パンパン(-人-;)三(;-_-)ノ⌒

カラオケ連チャン

2014-03-31 | 日記
(土)(日)と娘が帰っていたのでまたカラオケです(´Д`;)/ヽァ・・・


父を楽しませるためとはいえ毎晩12時まではキツイ!

日曜日の研修は二人で居眠りしてしまうほどです。

見渡すと他の方も・・・(;一_一)


父は疲れも見せず楽しそう。

さっきのことも忘れてしまうから疲れも忘れちゃうのでしょうか。


はぁ~(T_T)





とりあえず一安心

2014-03-26 | 日記
新しいヘルパーさん、何事もなくなんとか無事に終わったようです。

最初は研修ということで、いつも来て頂いているヘルパーさんと一緒に来てくれました。

とりあえず、父とたくさん話をしてから調理にかかってくれたようで、父も和んでいたようです。

ただ、心配なのが・・・

1回で安心しても、次来てくれる時はまた“新しい人”なんです。

回数を何度重ねれば父が覚えてくれるのかわかりません。

その時の父の機嫌にもよります。

しばらくは来て頂く度に不安で、嫌な思いをさせたりしないか、失礼なことをしないか、本当に心配です。

新しいヘルパーさん、心配・・・

2014-03-25 | 日記
いつも来ていただいていた隣のヘルパーさんがケアマネの試験に合格し、居宅事業所で勉強することになりました。
頑張り屋の彼女は、内緒で一年間必死で勉強して一発合格です。
ホントに頭が下がります。
介護の初任者研修を受けるきっかけも彼女に影響されたのがほとんどです。


が、

問題なのが、彼女が辞めてしまうと父が新しい人を受け入れてくれるどうかということ。

彼女のことは近所なので子供の頃から知っているので、娘のように思って甘えたり頼ったりしていたけど、これからはそうはいかない。

彼女の他にもう一人来て頂いているヘルパーさんがいるのですが、その方には最初は嫌な思いをさせてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、根気強く来て頂いてやっと父も慣れて頼れるようになったのは、そのヘルパーさんのお陰だと思っています。

自分がそういう嫌な思いをしているので、新しい人も大丈夫だろうかと心配もしてくださったり、対処法も考えてくださったりしていますが、当日にならないとわからない。

二人で話しながら心配ばかりです。

最後には、「やってみないとわからないから」ということで、お任せすることになりました。

大丈夫かなあ・・・

小指骨折

2014-03-24 | 日記
昨夜、普通に歩いててベッドの足に思いっきり左足の小指がひっかかり痛いのなんのって・・・

よくあることですが


暫くすると内出血してるわ、腫れてるわ、痛みが・・・Σ( ̄▽ ̄i|||ノ)ノ







正直、打ち身だろうと病院へいくと


「折れてますねぇ」


人生初の骨折です。


薬指と一緒に固定してますが、二週間は痛みがあるとのこと。



不便です。゜(゜´ω`゜)゜。

月命日

2014-03-22 | 日記
木曜日は雨、ちょっとした晴れ間に母のお墓の掃除をしてお参りをしてきました。

お天気のせいか、父は「行かん」と言って私だけ。

今日は、お天気もいいし、月命日なので娘に頼んで父を連れて行ってもらうことにしました。

母に会いに行ったかなあ。



母が亡くなって今日で丸半年。

いまだに、母が亡くなった時のことを思い出します。

母に優しくできなかった自分を責めています。

何もしてあげられなかった。

母にあたっていた自分が情けないです。

母の仏壇の前に座るとごめんねとしか言えなくて・・・


もう一度母に会いたい。
会って謝りたい。





地震

2014-03-13 | 日記

午前2時ごろ、スマホの防災警報が鳴り、すぐに目が覚めたら揺れが始まった。

隣で寝ている父も目が覚めて


「地震か?」


揺れも大きかったけど、時間も長かったように感じました。


途中で起き上がり外へ出ようかと少し様子を伺っていたのですが、父は寝たまま。


何事もなく揺れも収まり寝ることにしたのですが、大きな地震のとき父をどうやって外へ連れ出せばいいのか考えていました。

身体が大きく体重も80Kgはあるのに私一人では無理。。。

今はまだ歩けるので誘導すれば大丈夫だけど、歩けなくなった時どうしようかと・・・

車椅子を常備してもバリアフリーではないので問題点はかなり多い。


日常の生活の中で、災害を想定して少しずつ改善していかなければなりません。

母を捜す

2014-03-10 | 日記
昨日、娘と三人で食事に行った帰り、突然父が


「おばあさんは? 一緒に行っとっただろ?」


以前もこんなことが何度かありました。



「ばあちゃんはおらんだろ?」



「・・・あっそうか」



亡くなったことを思い出したみたいで納得しました。




ですが、お布団に入ってトイレに起きた時、また・・・



「おばあさんがおらん。おばあさんは?」


たまたま、娘が側にいて、亡くなったとは言えなくて


「ばあちゃん、おらんよ」


「どこいったん?」


「おらんよ」


今度は怒って「なんでおらんのぞ!!」


娘はたまらなくなって隣の部屋に逃げていきました。


父はそのままお布団に入ったまま眠りにつきましたが、娘のあやふやな返事に怒りをおぼえたのでしょう。


母の夢でも見ていたのでしょうか・・・


こんな時の突然の対応に戸惑いますが、次からは入院していることにしようと結果になりました。


先日も、母のことを突然話し出し


「ばあちゃんは、何の病気で亡くなったん?」
「亡くなったこともお葬式も何にも知らなんだ」


というので、父が喪主としてちゃんと送り出してあげたことを話し安心させてあげましたが、そんな話しをする度、父が初めて聞いたように悲しみます。


こんな時の対応は本当に悩みますし、心が痛みます。

父にとって、どんなに周りが優しくしても、母の代わりはいないのだと実感します。