◯ 名前の判定から育て方まで、植物の情報を網羅したスマホアプリ。
若草もゆる4月。日増しに暖かさが増して植物が息づき、春の訪れを告げる。植物をめでる趣味がなくても、この時期ばかりは、花々に興味を引かれる人も多いだろう。
そうした「にわか者」でも、存分に植物を楽しめるのが「GreenSnap」だ（図1）。植物図鑑を備えたSNSアプリで、累計2000万枚以上の植物の写真が投稿されている。
図1、「ホーム」画面の「タイムライン」で、「今日のお花とAI占い」をタップすると、その花の投稿や花言葉が楽しめる。
「ホーム」画面には、植物を撮影すると、AIがその名称を判定する「名前を教えて！」機能がある。気になる花を見かけたら、その場ですぐに調べられる。AIの判定だけでなく、本アプリのユーザーから名称を教えてもらうこともでき、AIで判定できなかった草花にも対応しているのがうれしい点だ（図2）。
Θ 気になる植物を撮影するとAIが素早く判定。
図2、「名前を教えて！」では、気になった植物を撮影して名称などを確認できる※1。AIによる分析で「マッチ度」が高い品種がリストアップされる。ユーザー同士で教え合うことも可能だ。
※1 「ホーム」画面の上部で「名前を教えて！」をタップし、右下の「＋」ボタンを押す。さらに「名前を教えて！」の項目から写真を撮影する
植物の育て方をチェックできるのも本アプリの特徴。置き場所や水やりのポイントなど、基本的な情報はもちろん、品種によっては肥料の与え方や植え替えの注意点、種まきの時期など「正しい育て方」が詳細に掲載されている（図3）。
Θ 詳細情報に加えて育て方も確認できる。
図3、植物の詳細な情報が確認できる「植物図鑑」も用意※2。学名や原産地、花言葉などの基本情報に加えて、置き場所や水やりの方法など、育て方に関する情報もカバーしている。
※2 検索欄をタップし、その下に並ぶ項目から「図鑑」を選ぶ
植物は、日当たりの良い場所に置いて、水を与えれば育つというほど単純ではない。本アプリを活用すれば、植物に疎い人でも、安心して植物と付き合えるだろう。
