昨日の話の続きとも言えますが…
ご飯作りの話です。
主婦の心でもあり、主婦の復帰大作戦でもある。
娘達はひとり暮らしを始めてご飯作りもしているようで、
最初の頃は写真も送って来ていました。
食べる事が好きだからやっていると言います。
仕事終わりですから大変でしょうが、
一人なんで、同じものを3日続けて食べる時もあると言っていました。
私なんかもそれで全然平気です。
お昼ご飯に夕べの残りを食べるのは主婦なら当たり前ですよね (^^;)
でも夜に店屋物や丼物や一皿料理やお弁当を食べるという習慣はつけていないので、そうなると”おさぼり”している自分となってしまうから厄介です (^^;)
そしてそんな時には理由を言っちゃいます
今日は忙しかったからとか、しんどかったからとか…
昔なら余程の熱や頭痛の時も必死に我慢して作ってから
「ごめんね」と言って寝ていました。
そんなの美学でも美徳でもない、
無理してたなと…
家族の誰もそんな事を望んでないのに、自分の我でしかない
実際オットなんてそんな事も知らないで仕事ばかりでしたから (^^;)
友達で、脳出血から復帰の彼女(よく記事にする友達)
基礎疾患は持っていますが、カラダ的には問題なく復帰です、
記憶障害が一部残っているだけです。
その記憶障害も私のスピリチュアル観点から見ると勝手病みたいなもので、
思い出す事はどんどん思い出しますが、
自分の我で思い出したくない事は思い出しません。
そしてそれを病気のせいにします。
現実逃避からくる病気はたくさんありますから。
精神疾患はほぼそうです。
悪いとは言っていません。
痴呆症やボケと言われていた事もその一つです。
言葉は悪いですが勝手つんぼとよく言われていました、それもです。
聴きたい事は聴くけど、聴きたくない事は聴こうとしない。
そんなもんです。脳が繰り返すうちにそうなるのです。
肉体と脳と心は繋がっているというのもそういう事でしょう (^.^)
その友達も脳に障害が起こるまではお料理も好きで、
子供達にもご主人にも尽くして来たようです。
まあ我がままも強かったから病気にまで至ったんでしょうが、
それなのにそんな主婦の気持ちも家族には伝わらない
家族は妻や母がするのは当たり前…と思っている。
その上、身勝手な心無い言葉や態度を示します。
私にも眼に映るぐらい想像はできます。
主婦の価値を分かってくれと言葉にするのも空しい
ただ家族の笑顔が見れれば毎日頑張れる、
ただ少しの思いやりがあれば…また1週間頑張れる、
思いやりの言葉が交流し合えば…また1年頑張れる。
人間って単純なんやろうなと思うんだけど…私だけかな (^^;)
単純だから何年も頑張ってきたんだろうなって思うしね。
その彼女の記憶障害はお料理に関してだけが著しく酷いです。
掃除や洗濯に至っては潔癖症かというぐらい戻っています。
オシャレに関しても戻っています。
復帰してから7年目に入り、
ずっと食事に関して色々話しますが戻りません。
基礎疾患があるので食生活も大切です。
ご飯とお味噌汁と野菜の和え物だけでもいいから
出来るようになればと思うけど、
それをご主人も協力してくれればと思うけど…。
高齢者のご主人も大変だし面倒なんでしょう。
自分はお弁当とビールさえあればという感じ。
奥様は好きなアイスクリームと菓子パンばかり食べるそうです。
それではアカンと私も提案したことで、
週に一度だけヘルパーさんとお料理を作る日を設けています。
前日に予定の献立の買い物だけはして下さいと言われてです。
ちゃんと体は動くし包丁も使えますから。
私は術後からこの病気は本人の事はもちろん
夫婦の問題でもあると考えていました。
ご主人とも話したりしますが優しい人ですが頑固で理解は無い人です。
分かったというけど、プライドが邪魔します。
一緒に買い物行って、一緒にお野菜の名前を覚えて、
一緒に作りながらが本当のリハビリだと伝えていました。
夫婦で楽しみながらのリハビリです。
そうしてあげて欲しいと…。
他人の家の事や夫婦の事に踏み込むなんてお節介な事で余計な事なので、
遠回しに持ち上げながら言うだけです (^^;)
ここまでになっている事自体がある意味遅かりし…。
ましてやお料理の事や台所事情、冷蔵庫の中などは主婦の聖域です。
家計の事などはご主人にとってもプライベートなシークレットな部分。
見られたくもないでしょう。
でも友達の身体の事を考えるとほっとけない部分もあるので
ついちゃんと食べれてる?作ってる?って聞いたりします。
それに、友達は神様やスピリチュアルの勉強は大好きなんです。
いつも素直に真剣に学ぼうという姿勢でいます。
それならなおさら基本生活が大事で、健康も大事だよと。
肉体は神殿でもありますから。
それに現実と向き合う事が一番ですから。
彼女の家は、少し遠くて車で30分程なんですが、
私が通っている歯医者さんの近くなんで、その時にいつも寄ります。
どこかへランチに行こうかという日もあり、何か買っていく時もあります。
ある時、彼女の家へお邪魔した時に”ちらし寿司”をご主人も食べようって持って行ったんです。
その時に何かお吸い物を一緒に作ろうかと言ったんです。
ご主人は何かインスタントを買って来ればと言いますが、
卵とネギでもあれば良いけど…って、
何ならワカメとネギでも…って、聞いてはみるけど。
彼女もあれも無いこれも無いというので
そこで初めてよそのお家の冷蔵庫を開けたんです、もちろん許可得てですよ。
まあ驚き!独身男性の冷蔵庫かと思う程でした… (>_<)
大分前にも食材配達でも頼めばどうかなと提案した事もあったんですが、
これはどうした事か…駄目でしょう…
孫の世話もたまにしているというのに、子供達は何も気づかないのかと、
ちょっとショックでした。
ケアマネさんのプログラミングにも疑問が湧いてきました。
よその家の事ですが…。
その日は買い物行ってインスタントのお吸い物を先ずは買って、
夜の為に2品ぐらい作れる素材買って、
きんぴらごぼうと、こんにゃくとゴボウの煮物を一緒に作りました。
家計費を知らないので勝手に無駄買いしても作れないで捨てる羽目になればいけませんので。
そんな事も知らず…
最近ではうちへ来た時には夜ご飯を多い目に作って、
おかずを何品か持って帰ってもらってました。
後は白飯とお味噌汁でも作ってねと…。
でも冷蔵庫の中がこんなだとは思いもせず
ちょっと頑張って作ろうよと強く言いました。
お味噌汁だけでも良いから
パンはもう止めよう。
食生活の改善が無いのに病院通いでお金使って、介護費使って、意味が無い。
悪循環でしかない。
このままだと「友達止める!」と宣言しました。
その日のちょっと豪華なちらし寿司と、何度かのお持ち帰りのおかずと、私の言葉に…
彼女の中でも、昔の他人軸での比べたがる心、競争心、羨ましい、頑張りたい、そんな感情に火が付いたようです。
自分も何か作りたい、作って見せたい、作って私にあげたい、
そんな感情です。
感情にも火が付き燃えれば無くなります。
それも良い事。
自分に火が付けば良いし、自分に自信もつけば良い。
そんな事を何度か繰り返し、
それまでにも、ここ2年ほど、日記のように感じた事を私へラインしてという事を続けているので、そのラインへ私の家のご飯の写真を送るようにしました。
作ってる途中の写真とかも、
一人ご飯の時の出汁巻きも、簡単なメニューだよと…。
そしたら彼女も送りたい!となったんです。
送り方を教えてと電話してきたけど、電話では説明も出来ません。
でも、ヘルパーさんにでも聞いたんでしょう、
次の日早速作った写真を送ってくるようになりました。
主婦も一人で頑張っていては心も折れます。
それが溜まると心も病みます。
そして身体が病気にもなります。
でも自分のためにもやっている事ばかり、
だから人にも家族にも愚痴になると思うと言えない。
でも、同じように頑張って繋がっている人もいるんですよね
最近のリモートでの繋がりのようにです。
それに気づくにはいろんな事が起こっているし、
起こらないと気づかない
気づいた時には心も晴れるし
感謝も湧くのよね (^^;)
この彼女によって私自身も救われてる事多いんです。
だから放っとけない大切なソウルメイトなんです (^.^)
ちなみに夕べのご飯です
生姜焼き、茄子としめじの煮物、ニラの卵とじ、ほうれん草のお浸し、オクラのお味噌汁
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