来年5月頃は第3回目の運転免許「認知機能検査」です。過去の得点は、確か1回目が80点台,2回目が93点だったと思います。
もう高齢ですので免許返納も考えられますが、今の私にとって車は必需品で、日常の買い物などには不可欠です。昨年からは普通車2台を整理し、軽自動車1台として主に街中での運転に絞っています。特に速度に注意するとともに、急ブレーキを踏まなくてもよい運転に心がけています。
「認知機能検査」にはいろいろな設問がありますが、中に「イラストの記憶」検査があります。「イラストの記憶」検査とは4枚のボードにそれぞれ4つのイラスト、計16のイラストが描かれています。このボードを順次1枚ずつ1分間見て覚えるというものです。
別の設問1つを行った後(時間経過と別のことに集中させるための設問)に、描かれていたイラストを3分間で書き出します。そして次の設問ではヒントが示されていますので、それをもとに書きます。思い出せなかったイラストをここで思い出すこともできます。
ところでこの16のイラスト、覚えるのはなかなか困難です。そんな中、以前あるブロ友さんが、「イラスト」の覚え方について書かれていました。
目から鱗の思いでした。それは、ボードの4つのイラストを物語風に覚え込むというものです。なるほどこれはとても覚えやすいと感じました。
そんなわけで、私も早速やってみることにしました。ブロ友さんの例をそのままいただいたり、少し変えたりして作ってみました。
なお検査には4つのパターンがあり、「イラストの記憶」はそのパターンごとに異なるイラストが描かれています。検査当日にどのパターンになるかはわかりませんので、その4パターンにしたがって作成します。
物語は筋道がおかしい点がありますが、覚えやすければよい、ということで綴っています。
パターンA *キーワード たい・ライ・スカ・ニワ
・大砲が鳴り響くウクライナ、ラジオから流れてくる平和を祈るオルガンの演奏に耳を傾けた。
・ライオンとテントウムシがフライパンを持ちタケノコ狩り出かけた。
・スカートの女性がオートバイでブドウ狩りにやってきて、ものさしで計り始めた。
・ニワトリさんがバラのトゲをペンチで切ってベッドに飾った。
パターンB *キーワード ステ・ウサ・レモ・かな
・ステレオから鳴り響く太鼓の音、まるで戦車の響きのようで目を見張った。
・ウサギさんがトマト畑にヤカンで水を撒いていたら枝の先にトンボが止まった。
・レモン色のコートに万年筆をさした女性が飛行機に乗り込んできた。
・カナヅチで机を修理してから、その上にペンギンの置物とユリの花を飾った。
パターンC *キーワード 電・セミ・ドレ・イス
・電子レンジでチーンしている間に、親指を巧みに使い、機関銃のように琴を弾いた。
・セミの声を聞きながらナベでトウモロコシと牛の肉を茹でて食べた。
・ドレスの符丁をはさみで切って一息ついていたら宅配トラックでメロンが届いた。
・椅子のネジをドライバーで締め直し、クジャクがいるチューリップ畑に置いた。
パターンD *キーワード てれ・ほう・ヘリ・ノコ
・テレビのお宝鑑定団で刀がとても高価、心臓がアコーディオンのようにパクパク、足も震えた。
・包丁でカボチャを切っていたらカブトムシを鞍に乗せた馬がやってきた。
・ヘリコプターに乗ってパイナップルを食べていたら、揺れてズボンの上に落とし筆で描いたように染みができた。
・ノコギリでソファの足を切っているとスズメがすぐ傍のヒマワリにとまった。
当日は、出題されたパターンのキーワードを何度も復唱をして改めて覚えます。そして回答の際にはまずキーワードを書き、あとはキーごとの文にしたがってイラスト名を書いていきます。
来年に備えて、毎日一度読むことにしました。忘れては覚えの繰り返しですが、2ヶ月余りほぼ覚えました。これからも続けていこうと思っています。
それにしてもこの対策は素晴らしい?!というか、これを毎日練習していたら、きっとボケません(笑)
仰るとおり、この試験対策と言うよりボケ防止にいいようです。そんなことからも今反復訓練をしています。そして保険会社のドライブレコーダーによる厳しい査定を受けながら運転をしています。