用があって出かけた帰り、立ち寄ってみました。15年ほど昔、サークル活動で訪れた以来です。
越中国(富山県)と飛騨国(岐阜県)を結ぶ飛騨街漣は、普くから人々や荷物が行き交う重要な交通路でした。国境を監視する番所は早くから置かれ、江戸時代には富山藩が神通川の左岸に西猪谷開所、対岸には加賀藩が東猪谷関所を置きました。
西猪谷関所は橋本家と吉村家が代々関所番人を勤めました。両家は関所廃止まで、通行人の監視や出入りする米、壇、魚、木材などにロ役銭(税金)を課す役目を受け継ぎ、藩の財政に貢献しました。
2023.01.28 7分57秒