私がカメラを始めたきっかけは、「植物のスライドを作りたい」ということが動機でした。初めて自分で買ったのは確かオリンパスペンのハーフサイズだったと思います。
草原を這い回り撮っている姿を見られて、写真クラブに誘われて入会。そしてアサヒペンタックスSPを1965年頃購入。以後"カメラに填まる"こととなりました。
ここで注意していただきたいことは"撮影に填まる"ではなく、"カメラに填まった"ことです。もちろん撮影はしましたが、カメラやその周辺機器を揃えることの方が主力でした。
新しい機種が出ると乗り換え、交換レンズも広角から望遠まで、ボデーも数台揃えました。ベローズやフィルターなどもすべて整えました。
また当時はモノクロだったのでフィルムの現像や印画紙の焼き付けは自分で行いました。そのための器具も整え、押し入れに暗室も作りました。
フィルムカメラはペンタックス67とKシリーズが最後でした。67はボデーが2台と交換レンズは魚眼から望遠まですべて。Kシリーズもボデー2台と交換レンズが広角から望遠まで5本ほど。
この頃になると肝心な撮影がとても億劫になってきました。なぜなら撮影に出かけるのにあれもこれもと持ちすぎて身動きがたいへんになってきたからです。軽くすればいいのに、と思うのですが持っているが故についつい欲張ってしまうからでした。
オーディオにもかなり懲りましたが、音楽を楽しむという本来の目的から外れ、音質だけを追い求める機材中心になってしまいました。
カラー写真が普及した頃、写真撮影から手を引きました。カラーでは現像を自身で行えなくなったことも要因の一つです。
写真を再開したのは、デジタルカメラが出てからです。自分で編集できるし撮る枚数は制限なしが魅力でした。
前の体験から懲りていたのでカメラは、3つの「い」(軽い・操作し易い・安い)のコンデジとし、撮ることに中心を置きました。
これからも機器のことにあれこれ執着する(お金もないので執着しようもないが)のでなく「写真を撮る」という本来の目的を楽しむことを忘れないようにして続けていきたいと思っています。
庭の記憶
ミドリヒョウモン
今日は情報、ありがとうございました。
何しろ方向音痴なのでようやくたどり着いた、って感じでした(>_<)
いつものようにたくさん撮って・・・これから沢山削除の嵐~
いつ記事にできるかなぁ…
私は明日掲載しますのでご覧ください。