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DAY1160:ワシが独りで仕事したがる理由



現在の腰掛け会社の仕事に限っての話しではないんやが…


ワシがどの会社に所属しても極力独りで仕事をしたがる理由…


それは仕事量に差が出るから。


ワシの仕事に対しての考え方の基本は、会社からじゃあ4人で1現場に呼ばれてた場合、4人分の仕事を1人1人が均等に同じ量の仕事をする事に拠って初めてその意味を成す(成立する)と考えてる訳。


せやけど、実際はそうではない事が多く…


ワシが通う(勤める)会社ではワシの個人負担が1人異次元的に多くなる場合が圧倒的に多い訳や。


まぁ、自慢やないけど、ワシは周りの連中よりも仕事が出来る事が多い訳や、どの会社でも。


で、他に一緒に行った連中より仕事の能力が高い為に仕事が速く終わる訳、他の連中よりも。


そうしたら、現場の監督連中や親会社の人間から、他の連中の仕事を手伝いに行けと云われる訳。


もうその時点でワシから云わせたら勘定合わへん訳や、速く終わった者が損、仕事が出来る者がより損すると。


別にワシは他人を助ける為に仕事を憶えた訳でも、自身の仕事のスキルを上げた訳でもないし…


持ちつ持たれつ」っちゅう言葉がこの世にはあるけど、ワシの仕事に関してだけで云えば、ワシが他の連中を仕事で助ける事はあっても、その逆はない。


詰まりワシが彼等(他の連中)から仕事で助けられる事は一切ない状況やから、この言葉はワシには何の意味も成さない事に成る。


で、もっと云うたら、ワシと彼等が一緒に仕事をやる事で、彼等のワシへの仕事依存度が高く成り…


結局、複数で仕事を一緒にしても、ワシばかりが仕事してる…みたいな環境が生まれる事が多い。


やから、ワシは必然的に独りで仕事をした成るっちゅう訳。


基本、自分の仕事が終わっても他人の仕事を手伝いたないねん。


ワシ自身が手伝うて貰う事がないから。


ワシが彼等を手伝うばかりの一方的な事にそりゃニコニコして手伝い続ける程、ワシお人好しでも馬鹿でもないからな(笑)


それやったらコイツ等最初から要らんやん?って想うてまう。


じゃあ、ワシ独りで他のヤツ等の分の仕事もするから、そいつ等の給料分ワシに上載せしてくれよ、と。


仕事的にはそっちの方がワシとしてはモチヴェイションが上がる。


また、仕事を複数でやると、絶対遊ぶ人間が出て来る。


遊ぶ=剰るっちゅう意味で、皆が皆均等に仕事をせぇへん状況が生まれ易くなんねんな、複数で1つの仕事をする事で。


ワシはそれが嫌やから、1人で仕事をしたなんねん。


それに複数で一緒にやる事で他人委せに成ってまう事が出て来るのも個人的には嫌で…


皆、各々1人で最初から最期迄一通り仕事をやらせる事、与える事に依って責任感を植え付けさせたり、仕事を憶えさせたり出来るとワシは想うてる。


これは仕事出来る側の人間にしか判らん気持ちやし、そう云う体験、経験をしたヤツにしか判らん事。


先日も仕事が出来ひん職長、タニムラさんと2人でとある現場で仕事してた時の事。


その現場で別の会社の人間に話し掛けられた際、ワシに…


「お兄さん(ワシ)みたいに仕事出来る人は何でもかんでもやらされるから大変でしょ?この業界は仕事出来る人間が損するシステムやからな~」と云うて来たから…


ワシも「ワシも永い事それを経験して来てるから今更云われへんくても判ってるで?」と云うたら、その人も笑うてた(笑)


ワシの仕事での独り言の口癖が「勘定合わん、勘定合わん」はまさにそこから来てるし、その歴史の繰り返しが自然とその口癖を生んだと云うても過言ではない。


ホンマ、損。


仕事出来ひんヤツ、出来損ないが得するっちゅう、歪んだ職場環境や業界のシステムがワシの仕事へのやる気を日々削いでる。


哀しいかな、やる気がなくても仕事は出来てまうねん。


やる気満々の出来損ないよりも、やる気のあれへんワシの方が仕事は速いし、仕事が出来てまうしな。


ホンマ、日々仕事がオモんないねん。


勘定合わへん、個人負担だけの日々やから。


で、何か終わったら皆同じ様に仕事した~、疲れた~みたいな顔をする。


ワシからしたら「は?」っちゅう感じやし、お前等のそれとワシのそれを一緒にすなよ?と。


出来高と内容、クオリティーにごっつ差があるのに、同じ立ち位置に成られるこの腹立たしさと憤りは、仕事出来る側、同じ想いをしてるヤツにしか判らんと想う。


まぁ、現在の会社がどうのこうの、タニムラさんだけの問題っちゅう訳やないねんけどな。


とにかくワシは独りで仕事をしたいし、哀しいかな独りでも仕事出来てまうんよ、能力高いから(笑)


嫌なヤツに成ってまう程、普段から仕事でストレスを溜めてるワシ。


寧ろ、仕事出来ひんと他人から助けて貰う側、出来損ない側に成りたかったわ。


それでも給料は貰えるんやから。


観る人が観たら、初めましてでもワシの不遇さっぷりが判って、ワシにそう云う話しをしてくれる人も居るっちゅう、話し。


ワシもそう云うてくれる人間には漏れなく云うねん「敢えて手伝わへんと、出来ひんヤツにやらせるねん」と。


「助けたら、またヤツ等楽するやろ?」


「何時迄も仕事憶えへんし、最初から最期迄1人でやらんと仕事は憶えられへん」と。


別に現在の会社に居続けるつもりはないし、その会社の連中を育てようとは微塵も想わへんけど…


毎日一緒に仕事に行く事が多いタニムラさんは、ワシの仕事の仕方、仕事への考え方や姿勢のスパルタ教育のロックオン人物。


職長っちゅう肩書きに観合わない出来損ないっぷりやからな(笑)


愛想だけのスキルでエエのは営業職か接客業、サーヴィス業だけやで?と。



肉体労働者は実際仕事してナンボ、仕事のスキルが高くてナンボの世界。


愛想だけのスキルが高くても何の意味もない事をワシが彼の仕事を手伝わない、付き離す事に拠ってスパルタ教育中。


まぁ、この人10年続けてもワシと釣り合い取れる仕事出来る人間に成る素質はないと判ってるけど…(笑)


とにかくこの人、直ぐワシの後を付いて来たり、ワシと一緒に仕事したがんねんな、仕事の知識もないし、仕事自体出来ひん(遅い)から。


そう云うトコも独りで仕事したい派のワシには鬱陶しく感じんねん。


この肩書きとは裏腹で実力ナッシングの職長さんを仕事で独り立ちさせる為にもワシは付き離し続けます。
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